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2009年12月3日木曜日

アメリカ出張記 DAY2



今日も盛りだくさんの一日だ。出張の中身はBlogに書けない。残念だなぁ。
アメリカはあまり住みたくはないなぁと思うけど、若し住まなければならなくなったら、「腹いせ」にやりたいことがある。それは、日本では売ってない米国仕様の日本車に乗ること。
このAcuraなんかアメリカっぽくていいなぁ!InfinitiのFXシリーズなんてのもかなり痺れる。


それから、最近、日本車メーカー中では最も元気なスバルもスバラーとしては気になる。
何せ、各社が大減産してる中、フル生産なもんですから。
やっぱ、アメリカで乗るならOUTBACKかな。展示車の中でもっともValue for Money で今よく売れる訳はよくわかりました。

              
しかし、こんな日本車もどきの韓国車に負けずに頑張って!!

Los Angelesの感想も書いておこう。
初めてこの街を面として経験したが、なんとも中心地がなくだらだら広がっていて
掴みどころがなく、あんまり居心地はよくなかった。
それから、現地の英語(というか、米語)だらしなさが非常に気にかかった。
語彙が少ないし、だらだらと平易な言葉を話す連中というイメージ。あまり頭よさそうな感じがしない。英語を勉強したい留学生は絶対にLAに行っては行けないと思う。

そんなこんなで、目いっぱいのLAを後のして、LAXからSan Joseに飛んだ。
1時間弱のフライトで、シリコンバレー中心地へ。

降り立って、なぜシリコンバレーなのかよく分かった。
ここで、レンタカーを借り、二日間のベイエリア滞在だ。
 
借りた車は、こちらでございます。アメリカ来たらやはりフルサイズでしょう!!
Infiniti QX56。いやー、巨大な鯨ですね。もう、後ろに何があるかとかよく分かりません。
ちょっと通るからどいてちょーーーって感じで進むしかない!

2009年12月2日水曜日

アメリカ出張記 Day1



以前は楽しみだった出張も、最近は億劫になってしまった。前後で仕事繰りがきつくなったり、家族旅行に行けなくなったりと、生活のリズムが狂ってしまうのが嫌なのだ。
しかし、暫く行ってなかったため、今回の米国出張は行かざるを得ない。2年以上振りのアメリカ、決まった後は段々と楽しみになってきた。




まずは、Los Angelesへ。2005年にLondon =>LA=>Honoluluと飛んだときにトランジットで立ち寄ったが、LA市内に降り立つのは1992年振りだ。
飛行時間9時間というのがどうも中途半端で気にかかる。
水曜日の14時まで仕事をして、成田空港へ。17:05発のNH006便へ。これが、9時間40分後の同日09:45amにLAに着く。そして、そのまままた一日仕事だ。長い!
朝、日本を出て夜現地着、一眠りして翌朝働くというのがビジネストリップとしてはベストなのだが、発着枠、同日乗り換えの利便性などを考えると、こうなっちゃうのかな?



ということで、飛行機に乗ると同時に酒をドンドン飲んだ。普段は飲まないカリフォルニアワインだが、目的地がカリフォルニアの時くらいは飲んでみようと思って飲んだこのワイン。果たしてとってもフルーティな上品な味が気に入った。途中で、やはりフレンチと切り替えたものの、まだ熟してない2007年のPinot Noirだったため、申し訳なくも下げていただき、結局このシャルドネで通した次第。
2時間ほど飲み食いをし、気合を入れて就寝。ANAのビジネスクラスは5年ほど前は画期的な気がしていたが、微妙にフラットでないこの角度は、フラットに慣れてしまうと戴けない。気がつくとずり落ちている。2010年からのフルフラット展開に期待したい。





ふと起きると、到着1時間半前。「よっし!6時間睡眠確保!」つまり、普段4時間半睡眠の私としては、それ以上眠った訳だ。これで、水曜日ダブルヘッダーはこなせそうだ。
LAの空港は、familliarなので惑わず行動できた。まずはTaxiに乗って本日の宿であるCentury City Hyattへ。10時半にチェックアウトし、午後の行動に備える。

今日は、午後に日本の某企業を訪問した後、LA Autoshowへ。

ひと際賑わっている電気自動車の展示。こんなCoolな電気自動車がもう買えちゃうんですね。
なんだかんだ言って、アメリカのinnovationの力って......と思いました。






一番ショックを受けたのは韓国車の展示だった。クライスラー、GMの破綻の最大のベネフィシャリーは、日本車メーカーではなく、韓国勢だったとは.......。米国市場は教科書どおりのマーケティングが効いてしまう面白いというか恐ろしい市場なのですが、それを体現してくれています。
金融資産が多いために簡単に値下げできない日本勢を尻目にk、Value for Moneyな選択としてすっかり市民権を得ている様です。

ということで、長い長い1日目はおしまい!いやはや、盛りだくさんのいちにちでした。

2009年11月30日月曜日

2009/11 マーケットレポート


皆様こんにちは。11月号をお届けします。


1.11月相場のレビュー

先月のレポートでは、「企業業績や景気回復の持続性には自信を持っており、またバリュエーションが低位であること、多くの海外投資家があきらめて日本株を売ってしまったことなどを踏まえると、今の株価については下値リスク以上にアップサイドが高い。但し、価値の顕在化を手助けする外人投資家の不在などの需給要因が時間軸を非常に読みにくいものとしており、また年末にかけてはファンダメンタルズ以外の思惑が市場を左右することも十分に想定出来るため、当面は先月お話ししたような『ボラティリティは高いも、底割れはしない』相場展開をイメージ。」とお話しました。実際に株価は一時上昇したものの、その後は下降トレンドで推移し前月末比-6.12%の続落で終了しました。この間、決算での好材料への反応は限定的でした。一方、為替が円高方向へ動き始めたこと、大幅希薄化を伴う増資発表が続いたこと、政府・日銀のデフレ宣言、ドバイ政府関連企業の債務不履行懸念の台頭などを受けて、市場は短期的なリスク要因に振り回されたと言えます。業種別では電力、陸運、通信などのディフェンシブセクターがアウトパフォームし、景気感応度の高いセクターが下落する典型的な弱気相場でした。

但し、株価が日経平均で9,000円レベルを割らなかったことは特筆すべきだと考えています。これまでバリュエーション面から「下値リスクが限定的」とお話してきましたが、この水準を割るということは昨年の後半から今年の年初に見られたような「バリュエーションが効かない需給相場、リスク回避相場」へと市場の本質が変化しているということだからです。



2.世界の中の日本

再びこのテーマについてお話させてください。筆者は、10月の欧州に引き続き、12月は米国の企業、顧客の訪問や、現地運用拠点での同僚とのミーティングを行っています。

一貫して聞かれた日本への認識は、

・国債の大量発行による消化懸念

・民主党の経済政策に対する不安

・人口減少による長期的な経済停滞

・輸出製品の競争力低下

など、もう全ての人が認識している内容でした。

一方で、一年が終わりつつあり、このまま日本株だけが下落し続けるのか不安視しており、短期的には日本株のアンダーウェイトを買い戻すような資金流入が始まっても良いタイミングかと感じました。

一方、約2週間かけて西海岸、東海岸の主要都市に滞在してきましたが、改めて日本と米国のGDP規模のアンバランスさが気になりました。Y90/$で考えると、日本のGDPは米国の約4割となり、ほぼ人口比に見合った水準(=一人当たりGDPが同額)ということになります。しかし、街を走る車の数、住宅の大きさ、お店での購買行動などを見ていると、明らかに米国の方がより大きい印象を受けます。背景には、まず為替水準が一時的に円高に振れすぎている事があげられるでしょう。また、日本が税収の2倍の財政支出を行うなどして、バブル崩壊後もGDPレベルを維持し続けてきたことも指摘できます。物価水準の違いにより、購買力平価ではやはり米国の方が大きいことも事実です。一方、米国のGDPも過剰な個人消費により、インフレートされた状況にあり、維持が難しい状況にあります。この様な歪みは短期的には維持が可能ですが、長期的には様々なプレッシャーを伴い、維持可能な方向に動くものと考えられます。まず、二国間経済の不均衡は為替によって調整されると考えますので、何れは為替が円安方向に戻ると考えています。その傍ら、米国の個人消費がさらに縮小することも考えておくべきでしょう。また、米国経済自体はデフレプレッシャーが強く、インフレ率の差による調整というイメージはなかなか描きづらいように思いました。



3.米国の消費動向について

筆者は、高校生時代の留学生としての1年間の滞在に始まって何度も米国を訪れていますが、今回は暫く間が空いて2年半ぶりの訪問となりました。この度の訪米では、小売店の安売り合戦の過熱が大変印象に残りました。12月は年間でも最も消費が盛り上がる時期ですが、クリスマス前から3割引、4割引は当たり前となっています。統計的には、前年よりも在庫レベルが低く、これだけのディスカウントをすれば売り切れるのでしょうが、計画通りのマージンを確保出来るのは難しいのではないかという印象を強く受けました。また、最終製品を米国に輸出している企業についても、価格圧力が強く、マージンの確保は苦戦すると見たほうが良いでしょう。また、今の状況は消費者の購買行動を変える可能性を持っており長期的にも懸念材料です。日本車のシェアが横ばいに留まる中、韓国車のシェアが急増している点などに、その片鱗が見て取れます。物質的にはある程度満たされており、かなりアグレッシブに価格訴求を行わないと需要が維持できない状況は日本でこの15年間ずっと経験してきていることです。また、途上国市場の堅調が続けば、投入コストは上昇圧力がかかるため、この方面からも企業マージンへのプレッシャーが懸念されます。



4.買ってはいけないこんな株

10月以降、株式市場では大型の時価発行増資が続いています。銀行セクターなど、規制変更の際に上手く立ち回れなかった結果、増資を已む無くされた金融業などは、まだ理解は出来ますが、極端に低い株価で必要性のない増資を大幅な希薄化を伴う形で行っている企業が増えており、理解に苦しみます。持ち合い解消の中、機関投資家や個人投資家に積極的にIRを行い、株主還元を歌ってきた企業の豹変には開いた口がふさがりません。一義的にはマネジメントのレベルの低さが要因ですが、証券会社の責任も問われるべきだと考えています。過去の様な儲け口がなくなった証券会社は、安易に増資を行うことにより簡単に多額の手数料収入を得ようとしています。

過去は幹事証券会社同士が強調して、市場へのインパクトが過大にならないように調整を行ったものですが、現在はその様なこともなされていません。長期的には、決してプラスにならないディールを無理やりやるということは、自分の庭に汚水をまいているようなものです。この様な無理なファイナンスを全うな機関投資家が引き受けるわけがなく、結果的にショートしたヘッジファンドの買戻しと個人投資家への「はめ込み」によって「消化」されています。ヘッジファンドが、希薄化による既存株主価値低下を顕在化させる役割を果たしているというのは、大変残念なことです。個人投資家へ引き受けさせるために証券会社は利益が乗っている金鉱株ファンドや新興国ファンドなどを売却させていることが、ファンドのフローなどを見ていると分かります。この様な身勝手な行動につき合わされないようにきちんと現状を認識すべきではないでしょうか。



5.市場見通し

以上を踏まえまして、今後の市場見通しについては次のように考えています。12月は例年年末にかけて出来高が細って行く為、需給に大きく振らされる展開となることが多く、今年も例外ではないと考えています。あまりアノマリーを信じていないファンドマネジャーでさえ、12月は一筋縄に行かないと考えている人が多く存在します。

例年は、月中までに形成されたトレンドが月末にかけて加速し、年明けに大きな揺り戻しが来ることが多いのですが、果たして今年の場合はどうなるでしょうか。12月初旬は、市場は大きく買い戻されたためこのまま行き過ぎた日本株売りが修正されて、年初来プラスゾーンで終わるかもしれないと期待させましたが、このところストレッチト経済圏の国債のダウングレードなどマイナス材料が出始めており、そう容易には進まない可能性も出てきました。私自身は、休むも相場という格言に習って、今年前半全く取れなかった休暇を消化すべく、あと1週間ほど働いて半月ほどお休みをする予定です。ポートフォリオについては、突出したリスクを落として来年に備えようと考えています。

大局観としては、先月に引き続き日本株はマイナス材料のみを織り込んだ状況にあり、そうなった理由については十分な正当性があるものの、ここから先はダウンサイドよりアップサイドの方が大きいと考えています。但し、日本株のパフォーマンスを決めるのは外部要因、特に新興国の経済と株式市場の過熱度であると引き続き考えており、敵失を待つ状況と言えるでしょう。



6.お勧め図書

「トレーダーの心理学」アリ・キエフ著

本書は主に短期的に市場から絶対利益を得る「トレーダー」向けに書かれたものですが、株式市場に拘わるあらゆる人にインプリケーションがあり、直訳調の文章につき合わされるのが苦痛ではあるものの、ぜひお勧めしたい一冊です。精神科医が、ケーススタディを通じて市場に携わるものがどれだけ「邪念」によってパフォーマンスを失っているか、自分自身の知力を極大化するためにはどのような事に注力すべきかを説いていきます。

ところで、皆様はどの様にして本を買われているでしょうか?私は、無料即日配達をしてくれるアマゾンで殆ど書籍は買っています。また、急がないものや、絶版になった本については、アマゾンのマーケットプレイスを利用しています。マーケットプレイスは、読み終えた本で保有する価値のないものを売る際にも非常に便利です。このシステムは、Amazon-出品者-購入者がWin-Winの関係になっていることが良く分かります。一方、既存の出版社の利益がプレッシャーを受けることになる訳ですが、その改善策として電子書籍化を勧めており、この企業のしたたかさや企業における長期ストラテジーの重要さ等々学ぶことが多いと感じています。



それでは、また来月。




2009年10月30日金曜日

2009/10 マーケットレポート


こんにちは。10月号をお届けします。

1.10月相場のレビュー

先月のレポートでは、「リーマンショック後の財政支出拡大により一息ついた世界経済ですが、7ヶ月連続の上昇を見せた後は短期的には下方リスクに対してセンシティブな状況。ただし、底割れするというイメージはなく、ボラティリティが高いものの、底値ではきちんとリバウンドするレンジ相場のイメージ。日本株についても基本観は同様ですが、政治が色々とノイズを立てることでしょう。従って、よりボラティリティが高くなると見ています。どんな銘柄でも上がったという局面から、銘柄の精査がより重要なフェーズに入ったともいえる。」というお話をしました。実際、米国市場はダウ平均で100ドルを超える上昇、下落が7日も起きました。また、主な新興国市場の月次リターンは久方ぶりにマイナスとなっています。日本でも、あわや日経平均が一時9,500円割れという展開もあり、まさに「下落リスクに対して非常にセンシティブな市場」だったといえるでしょう。ただし下落は長続きせず、きちんとリバウンドしてきたことも、先月の見通しどおりだったと考えています。株価が不安定な要因の一つには、暦年のリターンが意識されている事もあるでしょう。日本を除く先進国市場では、今年は2割前後のリターンとなっており、底値からは更に上昇しています。税金、年金の資産配分など様々な理由で期限までに売らなければならない資金があることが、地合いを悪化させています。

その様な中、企業の決算発表がピークを迎えています。特に輸出関連の製造業を中心に市場想定を上回る好決算が続いています。その結果、月次のセクター別リターンを見てみますと、鉄鋼、自動車、精密機器、ガラス、商社等がプラスとなっています。一方、内需セクターは、収益レベルこそ底堅いものの、期待値以下のものが多いというのが印象です。8月末頃から一旦内需株シフトが起きたものの、そのトレンドを継続させるほどの内容ではなかったということでしょうか。保険、石油、陸運、電力ガス、情報通信、紙パなど5%以上下落したセクターの大半が内需株でした。



2.二番底懸念

最近、日経新聞で「二番底」という文字がやたらと目に付くように思います。振り返れば、2008年初頭は景気が悪くなっていたにも拘わらず、良い話だけを取り上げ景気はまだまだ良いというキャンペーンを張っていました。個人消費を景気の主導役として焚き付けたい特集も多く目にしたと思います。その後リーマンブラザーズの破綻を契機に流石に大転換、「100年に一度の一大事」と騒ぎ立てたものの、株価は回復、夏場からは製造業も増産と「梯子をはずされ??」て「二番底キャンペーン」という流れです。これだけ見ると、どこかの新興宗教のようです。実際は、ファイナンス要因から仕入れゼロというような急激な在庫圧縮が起こったこと、消費者への金融も大幅にタイト化されたことなどが、生産活動が大きくマイナスとなった背景であり、その後金融市場の正常化と共にこの状況は解消されているというのは、これまで何度もご指摘してきた通りです。つまり、最終需要の回復がなくとも反動的に戻る部分が存在する訳です。メディア的には「エコポイントや自動車の環境減税は需要の先食いであり、反動減が必ずある」となるわけですが、経済全体から見た中でのこれらの政策効果は、その反動を恐れるほどそもそも大きくありません。また、この状況を受けて企業セクターでは度を越したコスト削減が行われています。ある自動車部品会社では、需要回復に確信を持てない為にパートタイムを含めて如何なる採用も禁止しています。しかし、生産自体は底から倍近くになっており、ピーク比2/3(66.6%)程度の人員構成にしたところ、85%程度の生産まで回復したため完全な人手不足となっています。その結果、経理担当社員の半数が応援生産に借り出されているという嘘の様な事が起きています。他にも、新人研修の一環として一ヶ月の予定で生産ラインに入った大卒文系社員が、そのまま半年間、ラインに置かれているという話も聞きました。政府補助の終了をリスクとして捕らえるのであれば、この様な度を越したコスト削減の正常化をアップサイドとして認識する必要があるでしょう。そして、後者のほうがGDPに対するインパクトとしては、より大きいことは言うまでもありません。確かに急落からの急回復のために回復率が非常に高く、回復モメンタムはいずれ緩やかになりますが、これは「リスク」というよりも「所与」であります。しかし、絶対額での生産のレベルはかなり低位にあり、生産の絶対レベルが再び年初のレベルを目指して底を見に行く確率はかなり低いと考えてよいでしょう。5階建てビルから落ちる心配をしているのですが、実際はまだ2階までしか登っていないというのが現状です。通常ありえないような底値を起点に、上がったものは必ず下がるというような議論を行うのは無理があります。



3.世界の中の日本

金融市場の回復に伴って久方ぶりに不要不急の海外出張も解禁となり、欧州に3週間ほど行って来ました。同僚のファンドマネジャーや顧客、社内のマーケティング担当者、かつての同僚、かつての担当セールスマン等色々な人と話をしましたが、「日本」という国自体が沈没してしまったかの様な関心の低さには改めて唖然としてしまいまい、先月と同じテーマですがもう一度取り上げようと思った次第です。既に年初来世界の中で突出した株価の低迷となっており、関心の低さは改めてネガティブな材料というよりは、事実確認でしかないのですが、やはり日本株の運用を生業としている身としては、存在価値が非常に低くなってしまった事実を突きつけられ、寂しい思いをしました。現実問題として日本株だけを運用していてあと何年家族を養えるのかという問題を突きつけられました。

しかし、このことは株式が真っ先に織り込むために私が先行して感じているだけであり、ものの数年後に企業の最先端で働いている人々が同様の気持ちを持つであろう事に間違いはありません。おかしな「ものづくり大国」キャンペーンに毒され、または「目の前の危機」から目をそらしている間に、製造業の中でも比較優位性を失ったもの、保てなくなりつつある企業が数多くあります。普通に企業に就職しても、もはや一流の仕事はできない、世界トップの仕事は出来ないという事実は、日本人の生き方にどのような影響を与えるのでしょうか?

個人の問題はさておき今回の出張を通して一つ痛感したのは、日本の株式市場の復活も没落もグローバル市場の中では外部要因でしか決まらないであろうということです。過去(と言ってもほんの数年前までは)は、G7とその他の国ではバリュエーション上のリスクプレミアムに明確に格差がありました。しかし、特にこの数年で新たな投資先をエマージング市場に求めた結果、リスクプレミアムの対価を成長に求めるという形でこれが収斂しつつあります。中国市場は既にそうなりつつありますが、この流れは、新興国市場が明らかに割高になるまで続くのではないでしょうか。ごく短期的にはあまりにネガティブな日本株への見方は、そのパフォーマンス格差からゆり戻しが起きてもおかしくない状況ではありますが、中長期では新興国のバリュエーションがバブルになるまでは日本株がトレンドを持って他国に先駆けてアウトパフォームすることはないように思います。



4.政権交代

民主党政権が本格始動しましたが、市場ではその政策の不透明感や予算規模、国債発行見込み額からリスクサイドがより大きくハイライトされた形と待っています。残念ながら、現政権はIRに完全に失敗しています。財源が限られている中、株式市場が政策不透明感を抱くということは、ただでさえ難しいファンディングをより厳しいものとするだけです。「コンクリートから人へ」のGDPと国家財政への具体的なインプリケーションを、政府はしっかりコミュニケートすべきでしょう。さもなければ、莫大な国債発行高による更なる財政悪化など、メディアや投機家に絶好の付け入る隙を与えてしまうことでしょう。

いやもしかしたら、もう既に問題を解決するには、症状は末期的で手の打ちようがないのかも知れません。が、今は敢えてこの話には目をつぶりたいと思います。



5.市場見通し

以上をまとめますと、私は企業業績や景気回復の持続性には自信を持っており、またバリュエーションが低位であること、多くの海外投資家があきらめて日本株を売ってしまったことなどを踏まえると、今の株価については下値リスク以上にアップサイドが高いと感じています。但し、価値の顕在化を手助けする外人投資家の不在は価値が顕在化されるまでの時間軸を非常に読みにくいものとしていると考えていますし、年末にかけてはファンダメンタルズ以外の思惑が市場を左右することも十分に想定出来、当面は先月お話ししたような「ボラティリティは高いも、底割れはしない」相場展開をイメージしています。その中で、米国をはじめとした先進国の年末商戦は注目です。もともと前年比マイナスの予想の中、ぎりぎりの在庫で乗り切ろうというのが、各リテーラーの戦略です。このような中、仮に前年比並の売り上げが確保できた場合には一気に在庫不足を招き、通常季節的に弱い四半期である1-3月の生産も力強さが維持されるでしょう。その過程では「二番底懸念」が払しょくされ、バリュエーションは2011年3月期をみるようになるため、株価はボックス圏を上放れする展開となるでしょう。



6.追記

今月のおすすめ図書は、「20世紀から何を学ぶか(上・下) 寺島実郎著

政権交代で外交戦略もリセットされつつありますが、日本と諸外国の関係が、今の日本にどのように影響したのか非常によくわかる読み物です。ぜひ、ご一読を。



それではまた、来月まで。

  


2009年10月8日木曜日

欧州出張記 Day2



今日はお仕事。午前中はコンファレンスに出て、午後はオフィスに向かう。
スコットランド人は本当にいい人が多い。デスクに座ってると、紅茶入れてこようか?とか声がかかる。
夜は、同僚と食事に出かけた。品の良いスコティッシュレストランで、3人でワインを2本空け、ハギスやラムを食べた。
職住近接で、みなさん車で10分とかの場所に住んでいる。19時半から食事をしたが、彼らは一度帰って、子供たちを習い事や観劇に送り迎えをしてきたそうだ。
こんな環境で、世界を相手にした仕事ができるとはうらやましい限りだ。
日本でも、札幌や那須など金融基地にできる地方都市は多いのだが、みなさんそういう発想にはなれず、東京じゃないと駄目だと信じ切ってしまっている。

2009年10月7日水曜日

久しぶりの欧州出張記


06年春に帰国して以来、欧州には一度しか行っていない。
3年半もの間、まさに生活の場だった場所からこんなに遠ざかってしまうというのは、不思議な感覚である。子供が生れて、あまり家をあけたくなかったというのが建前かな。しかし、それ以上に中途半端に訪ねてしまったら、それこそ郷愁に押されて自分の精神が持たないかもしれないという怖さがあったのも事実。それだけ、欧州を満喫出来たということは素晴らしいことであった。
そういう、理解されない理由で遠ざけていた出張であるが、どうにもこうにも行かざるをえなくなってきた。ということで、本日より半月強のヨーロッパ出張である。







通常NHかBAで飛んでいたこの路線。ほんの数年前までは、VirgnのUpper Classは高くて乗れなかった。しかし、このところの不況のおかげ??で、なんとロンドン往復が55万円らしい。以前の半額だ。有無を言わさず、VSでのフライトとなった。
ラウンジからして、Modern British指向でなかなか楽しい。でも、当の英国が今の惨状では、VSまでカラ元気に見えてしまう。
完全フルフラットシートは隣席とも完全に仕切られていて、BAのついたて1枚と比べると格段にいい!食事はまあ、こんなもんだろ。ワインも、フレンチはそこそこのものしかなくて、ちょっと失望。
ちなみに、2割くらいしか埋まってなくて、さびしいキャビンであった。

今日は、ロンドン経由でエジンバラまで飛び、そのまま就寝なので気が楽だ。
機内Barで酒を飲みながら、今となっては思い出せない雑談をしたりして、意外と楽しめた。

そうこうしているうちに懐かしのイギリス上空。懐かしさで、涙が出そうだ!
















12時間のフライトだったが、あっという間だった。もう、何度となく往復したこのルート。
快適に過ごすすべを心得てるので、飲んで、食って、仕事して、寝て、という時間配分が
完璧にできた。
ヒースローに降り立ち、T3からT1へ移動。その後、ターミナル内のパブへ直行しビールを2パイント飲んだ。いやーーーーーーーーーーー!!!いいっす!!!!
思わず、ロンドンベースの同僚に、感激の電話をしてしまった。



2時間強待って、エジンバラへのフライトに乗り換える。エジンバラは、確か2005年ぶり。あのときは、GNERで行ったんだったなぁ。
空港からのTaxiでは、運転手のおじちゃんが、金融危機でいかに大変だったかを語ってくれた。以前は、RBSの社員を空港からオフィスまでピストン輸送していれば食っていけたんだと。
つい最近まで、彼らはTaxi禁止だったらしいが、今月から再解禁。しかし、出張者が少ないねぇとのこと。

ホテルにチェックインして、徒歩3分のパブへ。やはりエジンバラはパブメシがうまい!!ロンドンとはここが大きな違いだ!豚バラの煮込みとマッシュポテトをたべつつ、懐かしのTebebt'sで久しぶりの訪英を祝う。





2009年1月16日金曜日


2005年2月26日土曜日

リレハンメルでスキー! Day1 ボブスレーを体験する

 ヨーロピアンアルプスのスキーは素晴らしい。でも、冬季シーズンはみなさん一週間単位でホテルなりシャーレなりを借りるので、数日間の滞在は難しい。Skiは好きだけど、さすがにあの寒さの中1週間はごめんである。こう思うのは、転勤で滞在した札幌でスキーを覚えたからであろう。かの地では、朝晴れてたら、「気持ちいいー、スキーでも行くか」という乗りで留寿都なりニセコなりへ向かう。または、「あー、今日は嫌な一日だったなあ。気分転換に藻岩でも行くか」って感じで、藻岩山のナイターを楽しむ。その気軽さと比較して、一週間山篭りなんてもっぱらごめんだ。その点、Norwayなら生活の一部としての気軽なSkiが楽しめるに違いないと考え、向かった。BAでNorwayまではちょうど2時間。空港に降り立って感動した。木の床は正に北欧のイメージにふさわしい。空港全体で、北欧デザインの主張が感じられ、大満足。
 空港からLillehammerまでは、電車で2時間。これが、リレハンメルの駅前。とっても素朴な駅前だった。
気温はマイナス10度くらい。ホテルのお姉さんいわく、暖かいそうである。
 リレハンメルに着いたのがお昼の2時。今日はスキーをする時間はないので、ボブスレー体験をすることにした。
オリンピックのコースで楽しめるのだ。ただし、写真の本物では、120Kの5Gまで達する。さすがに、そこまで体験しなくとも......という気分になった。
そんな腰が引けた観光客向けの”体験コース”もある。ごらんの、ゴムみたいな奴に乗って下るのだ。
しかし、これでも最高時速80KMに達する。70秒の体験コースは、スリル満点。僕は、絶対にビデオ映像に納めようとデジカメをずっと構えていたため、降りたら背筋がねじれて痛かったほど。

これ、絶対オススメ!

2005年2月14日月曜日

津波災害への寄付はもう十分!?

今日、たまたま The Times を買ってみた。日本では、「高級紙の」という枕詞と一緒に、Timesの記事は引用される。大学でも、"The Times"かぶれの教授がいたなぁ。しかし、いまとなってはこの新聞もルパートマードック傘下の落ちぶれた新聞だ。今日だって、大事なTony Blairの記事は、他紙がトップにも関わらず小さくしか取り扱っていなかった!

それは、さておき面白かった記事をひとつ。
アジアの津波事件はかなり衝撃的だった。お亡くなりになられた方の冥福をお祈りしたい。しかし、あえて言わせてもらえれば、「津波の被害者への援助バブル」は何とかならないのか。日本はどうだったか知らないが、この一ヶ月のイギリスは異常だ。Tubeに乗れば、"Tsunami Appeal"と言って、バケツを持った少年少女が寄付を募る。スーパーで野菜を買えば"Tsunamiの為に、あなたの1ポンドを寄付して欲しい”と言ってくる。
会社でも、"あなたの昨年の年収から換算した一時間分の給料の寄付”を募っていた。
そして、その結果が この記事である。「この6週間でイギリスだけで集まった700億円の寄付を使い切ることは到底不可能で、ある援助機関は募金の返還まで始めた」と言うのだ。これは単に、クリスマスで西洋から多くの人が休暇に行って犠牲になったことと、災害のビジュアル的な損害が繰り返しメディアで流されたことの効果以外の何物でもあるまい。民間だけでなく、国の援助にしてもそうだ。幾ら必要なのかという話が全くなく、”どの国がどこより多く出した。”という所に問題が集中している。世の中、”Tsunami”以外の災害や貧困で苦しんでいる人はいっぱいいるのだ。使い切れないだけの援助をする余裕があるのなら、もっと他にも苦しんでいる人へ分配できるようなシステムは出来ないのだろうか?同じ日の新聞で、"バレンタイン用の花をKenyaで摘んでいる黒人労働者は、一日に1ポンドしか給与を貰えず、4人の子供とともに貧困に苦しんでいる"という記事が出ていた。

2005年2月11日金曜日

Royal Wedding !? チャールズ&カミラ 熟年カップル ゴールインの衝撃!

 もう、今日のロンドンはこの話題で持ちきりです。ラジオもテレビも新聞も、すべてこの話題。いつかは訪れるであろうと思いつつも、直視をしたくなかったPrinceの再婚。いきなり現実を突きつけられ.........
妖精のようなダイアナより、なんでこんなオバハンの方がいいのか?理解できない。
でも、実は教養もユーモアもあり、徐々に人柄が知られれば国民から好かれるかも知れないという話も。まあー、とにかく大きなニュースが最近なかったものだから、みなさん飛びついて好き放題言ってます。

一番気になるのは、4月8日の挙式の日が祝日になるかどうかということ。
再婚だから、半日休暇だったりして。
パレードするのかな?見に行くとしても、祝福するというより怖いもの見たさだなぁ。
57歳のオバサンが純白のweddingドレスとは、想像しただけで怖い。

はてはて、どうなることやら。

2005年1月31日月曜日

週末ブリュッセル旅行3日目 世界3大ガッカリ!

 世界3大ガッカリ制覇も今回の旅のテーマである。
それらは、
・シンガポールのマーライオン
・コペンハーゲンの人魚姫
そして、
・ブリュッセルの小便小僧らしい。

この写真をごらん下され。これぞ、ガッカリ中のガッカリではなかろうか。"ガッカリ”の中でも一番小さかった。おそらく40cmほど?
おみやげは、やはりチョコレート。
ゴディバも本場だけあって、とっても安かった。

2005年1月30日日曜日

ブリュッセル週末旅行 2日目

 ブリュッセルの有名な"グランプラス”広場。確かに、初めてベルギーに来た人なら感動するかも。でも、我々はちょっと失望。だって、ゲントやブリュージュなら、街中が"グランプラス"状態だから。とはいえ、この中世さながらの町並みは、ベルギーならでは。感動的だ。
 この建物をみた瞬間、中学校の社会科の教科書を思い出した。そう、”EC本部”と言うやつだ。いまでは、"EU委員会本部”と言う名で出ているのであろう。そう、ベルギーはEUの首都である。再選後初めてのBushの外交先も、Brusselsであった。
ベルギーの石畳の上を行く路面電車。いかにもヨーロッパとうい感じ。さらに都心では、この路面電車が地下鉄となる。

2005年1月29日土曜日

週末 ブリュッセル旅行

 週末、2泊3日でベルギー、いや欧州の首都、Brusselsに行った。ユーロスターで、2時間半の旅だ。ユーロスターでの旅行はちょうど一年ぶり。
今回は、1等車両に乗ってみた。11時ごろの電車だったので、ブランチが出た。パンやコーヒーの他に、ホットミールやシャンパンも出て、かなり満足。

ベルギーといえば、ビール。3日でどれだけ飲めるかな?種類豊富なベルギービール、のめるだけ飲むぞ!

2005年1月15日土曜日

Michiganは第二のふるさと

出張の最後の週末、高校時代に1年間ホームステイをしていた家族に会いに行った。もう、17年前の話だが、それ以降も頻繁に行き来している。今回は、3年半前に僕の結婚式に東京に招待して以来。実は、この17年間の間でもっとも長いインターバルであった。

ホストファミリー、おじいちゃん、おばあちゃん、親戚と集まって大歓迎してくれた。毎回会うごとに、結婚、出産などなどで家族がでかくなり、とうとうこれだけの人数に。にぎやかで、とても楽しかった。

アメリカの文化や言葉については、いろいろと馬鹿にすることも多いけど、なんだかんだ言って好きだなぁ。やはり、交換留学生としてコミュニティに同化できたからこそ得られた色々な経験。何年駐在しても、あれだけコミュニティに溶け込むことはないであろう。貴重な経験だ。

今回一番楽しかったのは、当時7歳だったホストブラザーと、ホットタブに浸かりながら延々と話したこと。この夏には大学を卒業して、いよいよ社会人。警察官になるのだ。立派になったのは、体つきだけでなく、考え方もしっかりしていて、うれしい限り。でも、話すとやはり年の離れた兄弟という感じで、2年後に結婚する彼女にどうプロポーズしたかとか、詳しく話してくれた。楽しかったな。次は、彼の結婚式での再会となろう。

2005年1月11日火曜日

デトロイトオートショーを見る トヨタ&レクサス

 今回、改めて感じたのがトヨタの強さ。

昔は、トヨタに乗るようなつまらない大人になりたくないと思ってたけど、いつの間にかいい車作るようになったなぁと思う。元々、70点の車作りといわれていたけど、90点あげていい車がドンドン出てきた。このLexus SC430なんて、100点だよなあ。うちのフラットにも一台停まってるけど、まず塗装の仕上がりが素晴らしい。周囲のドイツ車にも勝っている。雰囲気も、品があっていい。いつの日か、トヨタ車に乗る日が来てしまうのではないかと危惧するしだいである。
一番目を引いていたのが、ハイブリッド。"Lexus h"とブランディングして、多くの車種の最上級のパワートレインとして売り出すらしい。実際、加速時にはエンジンとモーターの二つの動力を使うわけだから、かなりの加速らしい。んー、味わってみたい。

今年は、日本にもLexus上陸。昔みたいに輸入車はすべて高級というイメージはなくなってきたと思う。意外と、成功するかも。

2005年1月10日月曜日

デトロイトオートショーを見る Subaruの新車 B9衝撃のデビュー

 私はSUBARUファンである。これまで、インプレッサ、レガシィと乗り継いできた。そのスバルの待望のミニバンサイズの新型車 B9TRIBECCAがこのオートショーで発表されることになっている。もしかしたら、将来買うかもしれない車のデビュー、これは期待が高まる!米国法人の社長スピーチが終わり、後ろの白い幕が下り、さーーーB9デビューだ!
 ガーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!
また、やってくれた。これが、正直、最初の感想である。もう、4年ほど前、ウーパールーパーみたいな丸目のインプレッサの発表会場にも私はいた。あの時の、みんなのあっけに取られた表情。俺のインプレッサを、良くもこんなにカッコ悪くしてくれたーー!という怒り。あの時と似たような雰囲気が、その会場を包んでいた。スバルは、ザパティナスというイタリア人デザイナーを登用。R1、R2に続き、このB9。デザインに統一性を持たせるのは、ブランドアイデンティティ上の効用を認めるが、なにもこんなカッコ悪いデザインで統一しなくても......。この調子じゃ、レガシィもこんな顔になるんだろうか?そんなの、嫌だ!それをやられれば、私はしばらくスバルとお別れせざるを得ないだろう。
 後ろから見たデザインはなかなかだし、インテリアはスバルらしくなくとてもよい感じだった。ただ、あの正面のデザインだけは、絶対にいただけない!
 これ、僕がロンドンに来る直前の愛車、レガシィ。いい車だったなぁ。
スバルのエンジンは、水平対抗エンジンのため、スタートさせた瞬間に一瞬ブルブルッと身震いをする。あれに、走りへの誘いを感じるんだよなぁ。どこまでも走って行きたいと思わせる、最高のドライビングマシーンだった。快晴のドライブは勿論のこと、抜群の安定感で、大雨や吹雪のドライブも楽しませてくれる、そんな車だった。
この前日本に帰ったときに、見たレガシィB4 Blitzen 2005モデル。
かっちょえー。大きなグリルが、存在感を誇示していていいなぁ。
現行レガシィのBlitzenバージョンはこれが最初。確か、先代レガシィはワゴン版のBlitzenも出ていた。来年あたりには、Wagonも出るかな?日本に帰ったら、愛車はこれで決まりだ。

2005年1月9日日曜日

デトロイト オートショーを見る -アメ車は草履サイズのステーキだ!

 今回の出張の目的は、自動車がらみ。初日はデトロイトオートショーを見学した。とはいっても、私の仕事は生産とはまったく関係ない。しかし、これだけ裾野が大きな産業。何をやっていても、自動車産業と関わらずに過ごすことは無理である。であれば、とことん勉強してやろうと思った次第。

年間1700万台の新車市場があるUSマーケットは言わずと知れたメインマーケット。ここで、各社の商品を見比べるのは非常に面白かった。ビックスリーの車は、「アメ車」と若干蔑視を込めて呼ばれているが、改めてそれを目にすると、その品のなさ、大味さに閉口してしまう。草履サイズのステーキ=クォーターパウンドバーガー=アメリカンイングリッシュ=大型スクリーン式TV=アメ車。そう、すべて大味で品がないという共通項。
 これ、えらく売れているクライスラーの300C。こんな、フライングカーペットみたいな車が、アメリカ車復権の象徴らしい。なんたって、5.4LのV8。世の中、CO2削減とか、ハイブリッドとか言ってるのに、米国ではOKらしい。京都議定書、早くサインせぇー。
 大雑把なのは、内装も同じ。300cのATシフト。今はなきOldsmobileと雰囲気が一緒だ!
そう言っても美的感覚なんてあくまで相対的なもの。ご近所さんもみんな下品な車に乗ってれば、あんまり気にならないかな?

北米にまた数年住むことになれば、こういうクーペトラックに乗ってみたい。下品な中のエレガンスというのは、相反する二つを無理やり両立させようとするアメリカっぽくて良い。クーペトラック=ビックマックにダイエットコーク=減税と強いドル政策=財政再建と景気拡大=イスラム圏の民主化=平和のための戦争= なり。

2005年1月8日土曜日

アメリカ出張

 ロンドンに戻った60時間後、今度はアメリカへ向かうことに。本来なら、round the world チケットにすれば良かったのだが、日本帰国のチケットは早々と取ってしまい、米国出張が決まったのは12月半ばだから仕方ない。それにしても、時差がまったく違う横の移動は大変である。
今回はBAのClub Worldだ。完全フラットになるビジネスクラスはBAのみ。これは本当に良い。JALやANAの170度と、たったの10度の違いなのだが、この10度で体の休まり方がまったく違うのだ。

それにしても、英米間の行き来が盛んなのに改めて驚いた。ビジネスは満席。BAとは会社契約があるはずだが、繁忙ということで通常料金、往復5800ポンド(115万円)なり。ちなみに、ロンドン東京間は1900ポンド(38万円)。

デトロイトまで7時間でとんだ。これは、中途半端な時間だ。飯を食い終わったら残り4時間。着陸1時間前には起こされるので実質3時間しか眠れない。東京までの12時間の方が、余程楽に思えたフライトであった。

2005年1月5日水曜日

JAL J-Class初体験 & ロンドンへ戻る

 ロンドンを出てから約3週間のお休み。完全に頭がボケてしまった。社会復帰可能なのだろうか?もう、英語が出来なくなってたりして!?

福岡東京間は、JクラスというのにY1,000で乗れると知った。1,000円ってグリーン車に乗るより安いなあと思い、それにしてもらう。
乗ってみて驚き。767だったが、近距離国際線にも飛んでいる機材のようで、シートはビジネスクラスのそれであった。ゆったり出来て、これはうれしい。この価値が1000円追加というのは、今の日本の状況を如実に表していて面白い。ケチな私でも、これなら2,500円は払うなあ。ものを売るのに一番難しいのは、需要の価格弾性値を読むことである。1,000円というのは、ちょっと下げすぎで、その根拠を知りたいものである。今回の帰国で思ったのが、経済合理性に欠ける価格政策があちこちに見られること。みなさん、安売りに慣れすぎて、ちょっとやそっとでは需要が喚起できないのかなぁ。
成田で乗り換えてロンドンへ。帰りは、747だ。やはり、ジャンボのほうが機内が広々としていていいなぁ。ビジネスクラスは、年末日本に帰っていたロンドン駐在者でいっぱいだった。あちこちで、「いやー、○○さんも一緒ですかー。さっき、ラウンジで○○にも会いましたよー」なんて調子で挨拶が交わされている。

妻はもう少し日本に残るので、帰りは私一人。右側窓側の席に座って、ずっと読書をした。右側の窓側には理由がある。ロンドンに旅行する際はぜひともお勧めしたい。通常ヒースローに着陸するには、テムズ川上空を飛んで、都心を右に見つつ進入する。ドックランズ、シティ、ロンドンアイ、ビックベン、バッキンガム宮殿、ハイドパークとこの街のランドマークを次々と見下ろすことが出来て、楽しい。写真はドックランズ上空を通過中。右下にミレニアムドームが見える。

2005年1月4日火曜日

太宰府天満宮へ初詣

明けましておめでとうございます。本年も宜しくお願いします。

初詣は、必ず大宰府天満宮と決めている。人生初めての受験であった高校受験。絶対落ちたと思っていたのに、受かっていた。あれは、太宰府天満宮のお守りのご利益に違いない!その後、主要な試験は必ずお守り持参。大学受験もお陰でことごとく受かった。もう、受験はないんだが、今の私の仕事も日々勉強で、毎日成績表が点けられている様なものだし。

昨年は、「末吉」でがっかりだったが、今年は夫婦そろって「中吉」。でも、「同じ中吉?」というほど、妻と私の中身の文言は違っていた。