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2004年9月27日月曜日

東京出張---ホテル編

ロンドンを訪れる人に良く聞かれる質問が、「ホテルはどこが良い?」というもの。これは、居住者にとっては難しい質問だ。
同様に、東京に住んでいる間は東京のホテルなど泊まったことがなかった。受験で泊まった新宿のビジネスホテルくらいである。

東京に出張するようになって、漸く東京のホテル生情報が蓄積できた。今年は既に3週間超滞在している。

数日の滞在なら、部屋+サービス+便利度の3拍子が揃う、銀座の「ホテル西洋銀座」が一番だと思う。部屋が広く、非常に落ち着いている。そして、ビジネスホテルの部屋よりも広いかと思われるバスルームも快適だ。従業員が客の名前を覚えているのも凄い。ホテルに戻った際に、「○○様、お帰りなさいませ」と来れば、「過剰サービスもここまで徹底してれば悪くねーなー」と思うものである。

Four Seasons Hotelは、私が一番好きなホテルブランドだ。ゴージャスながらもシックな雰囲気はなんともいえない。「フォーシーズンズ椿山荘」は、その中でも異色であろう。都心からちょっと離れたそのホテルは、孤高の存在。「仕事であろうが、プライベートであろうが、ホテルに滞在するときはのんびりしなさい!」と言っている様である。ここは、実は、入籍日記念に泊まった思い出のホテルである。東京の2件目のフォーシーズンズ、丸ノ内ホテルのはまだ泊まっていない。フォーシーズンズがどう再現されているのか、次回は泊まってみようかな?

一方、東京老舗御三家は、私は断固反対!である。まず、部屋がぼろい。色んなにおいが壁に染み付いている。防音も甘く、結構うるさい。確かに、サービスは悪くはないが、かなりご年配のホテルマンの人件費を負担するよりも、新しいホテルの償却費を負担したいものである。私は、「帝国ホテル」には2度と泊まることはないであろう。「帝国」が素晴らしいのは、ロビーまでである。

 最近の出張時のお気に入りは、六本木のグランドハイアットだ。今年は、既に25泊。グランドハイアットは、30代、団塊ジュニアの人にお薦めだ。都会的な空間、最新鋭の設備、しかし落ち着いた雰囲気。オヤジにこの良さは分かるまい。六本木のこのホテルは、長期滞在には打ってつけ。仕事で遅く帰ってきても、周りにラーメン屋あり、コンビニあり、本屋ありととっても便利。どこに行くにも微妙に遠いけど、色んなところに行く必要があるのなら、逆にどこにでもそれなりの時間で到達出来てしまう地の利。
そして、極めつけはこのお風呂。インターナショナルブランドのホテルに、このお風呂は葛藤があったと思う。本来なら、普通の西洋風呂を入れてよしとするところ。しかし、グランドハイアットのお風呂は、肩まで浸かれる日本風のお風呂だ。洗い場も別にちゃんとある。海外から帰ってきて、これほど嬉しいものはない!

ただし、ダウンサイドもある。それは、料理が下手。ルームサービスで頼んだ食事は、「はぁぁー?」って感じだった。それから、従業員は得てして経験不足。妙にかしこまって、ぎこちない。もうちょっと、肩の力を抜いてもらいたいところだ。しかしこれも、従業員の人件費より、設備の償却費を払ってることが実感でき、悪い気分はしない。

2004年9月26日日曜日

東京出張--- 飛行機編

10日ほど東京に出張した。今回で、ロンドン<=>東京は6回目だ。最初は、12時間のフライトは本当に長く感じたのだが、時間の使い方を次第であっという間だということが分かってきた。

コツは、やることを決めてひたすらそれに打ち込むか、何もせずにひたすら寝るかだと思う。前回の出張は、事前準備で体がボロボロだったので、お酒を飲んで食事もせずに睡眠へ。そのまま10時間、一度も起きずに爆睡し、目が覚めたら到着1時間半前だった。正に、「ワープ」した感覚。

今回は、かなりやり残しの仕事があったので、2時間寝ただけでずーっとお仕事に打ち込んだ。
航空会社の人に言わせると、ロンドン東京と東京ニューヨークは、誰もが乗務したい憧れの花形路線とのこと。そういわれてみると、確かに機長はいつも英語が上手く(日本人の場合)、着陸は芸術的に静かだ。
機内は、ファーストクラス、ビジネスクラスともいつも満員に近い。機内設備もかなり投資がしてあることがうかがえる。
この路線で最もお薦めはBritish Airwaysだと思う。ビジネスクラスでありながら、シートは完全にフラットになり、深い眠りを得ることができる。シートは、前向きと後向きが交互になっていて、お隣さんが存在しないのもいい。干渉を嫌うイギリス人らしい発想だ。外人ビジネスマンが多く、ちょっと引き締まったキャビンの雰囲気も悪くない。ただし、ダウンサイドは食事。これまたイギリスらしく、本当にマズイ。



その点、JALのシートは微妙である。恐らく175度位か。あと一息なのに、何故フラットにできないの?
JALは日本人ビジネスマン御用達。なんかリラックスできて、雰囲気は悪くない。特に、ロンドンからの便は、一仕事終えた日本人ビジネスマンが、一足先に我が家を味わっているという感じで、開放感がある。食事も美味しい。ただし、超ベテランのキャビンアテンダントのおばちゃんは、作り笑顔が正直言って怖い!



我社は、プリファードエアラインという契約を各航空会社と結んでいて、LDN-NRTは今年はANAだった。よって、格段の理由がなければ、最も安いANAを使うことになる。ANAも、競争の激しいこの路線には「ほぼ」フラットシートを導入している。しかし、これが曲者。恐らく、170度くらいの角度だと思う。体を支えるものがなくて、眠っていると徐々に体がずり落ちてくる。時々目を覚まして、ポジション調整を強いられる。あと、10度なんだし、頑張って欲しい!
ANAのCクラスキャビンの雰囲気はBAやJALとは明らかに異なる。ビジネス客5割、観光客2割、そして明らかにマイル使ってupgradeした人が3割。独立したマイルプログラムを持つJALと、スターアライアンスメンバーのANAの違いが出る所だ。自分自身、マイルでCに乗ることはあるし、それ自体に文句はないけれど、やはり有償客という立場で見ると、なんとなく落ち着かない雰囲気は残念である。

2004年9月20日月曜日

旧東独とチェコの旅 4日目

あっという間の4日間だった。さて、チェコビールの感想は?確かに、ピルスナー発祥の地ということで、種類も豊富で美味かった。でも、本場モノはちょっと重たく、4日目は一杯しか飲まなかった。やはり、ドイツ系の方が、爽やかで、何杯も飲めて良いかなあというのが、私の結論。
いや、単に最初の3日で飲みすぎただけか?

2004年9月19日日曜日

旧東独とチェコの旅 3日目

 プラハの旧市街は、古い建物が多く、とても趣があった。そんな風景の中を路面電車がゴトゴトと走っていく。
 高台のテレビ塔から見下ろした町並み。屋根の色も、建物の高さも統一されていて、実に綺麗だ。
夜景も格別だった。やはり、最高なのがカレル橋とお城を望むこのアングル。昼間はまだ暑かったが、夜は心地よい風が吹いて、最高に気分が良かった。

2004年9月18日土曜日

旧東独とチェコの旅 2日目

 ドレスデンからプラハへは、電車で移動した。約2時間半の旅である。川沿いをゆっくりしたスピードで抜けていく。深い森を抜けると、いきなり平原になった。途中、パスポートの提示を求められたがスタンプなどはなし。そう、チェコは今年からEUに加盟したのである。
 プラハに着いた。旧東独よりも、栄えている印象。兎に角、旅行者が多い。イギリス人とドイツ人で街は溢れ返っていた。彼らの態度は、日本人が近隣諸国で羽目を外すそれと同様。見ていて、余りいい気はしない。
 何故彼らが羽目を外すかと言うと、物価が格段に違うからである。例えば、このうまそーなビール。これが、一杯30CZK 120円ほどである。おつまみのソーセージも一本30円。これじゃ、飲んで馬鹿騒ぎしても仕方ない?
かつての社会主義時代の面影を所々に見ることができた。そのひとつが、この「トラバント」。キープコンセプトどころか、ひたすらモデルチェンジもせずに作り続けられたこの車。社会主義を全身を持って否定しているように見えるのは、我々のエゴだろうか?

2004年9月17日金曜日

旧東独とチェコの旅 Day1

 盲腸で延期になった東欧の旅へ出かけた。ロンドンからライプツィヒに飛び、ドレスデンに一泊。翌日、鉄道でプラハに入り二泊、合計3泊4日のショートトリップである。

Ryanairで、ライプツィヒ郊外の空港へ。ご覧の通りの格安航空会社専用のど田舎空港だ。そこからドレスデンまではレンタカーで移動する。Europacarのカウンターで、予約した旨伝えるも、全く英語が通じない。ドイツではかなり英語が通じるので、正直ビックリした。恐らくアルバイトの20代半ばくらいのフロイラインは、”電話”とか”アドレス”という単語さえ知らない。恐らく、東独では英語教育はなされていなかったのではないだろうか。ドイツ統一が15年前だから、彼女の学生時代はまだ混乱期だったのかもしれない。それとも、単に英語の授業で寝ていただけ?
 ドレスデンの街は、中国の街を彷彿とさせた。なぜなら、町中が工事中だったからである。中央駅もご覧のようなあり様。また、数年後に訪れて、変化を見てみたいものである。
街の体育館の様な施設の壁一面のタイル画。共産主義のプロパガンダである。このように、あらゆるところに東独時代の面影が残されており、感慨深かった。

 元々、ドレスデンはザクセン公国の首都として栄えた街である。写真は、その時代に立てられたオペラハウス。この様な重厚な作りの建築物が旧市街には多くあり、それらを見るだけでも訪れた甲斐があった。
そして、これこれ。今回の旅の目的の半分は、美味いPilsnerを飲むことである。日本で普段飲んでいるビールは、Pilsnerで、これはチェコが発祥の地。チェコに近いドレスデンでもホップがピシッときいた最高のピルスナーを味わうことが出来た。うーん、満足!

2004年9月11日土曜日

コッツウォルズ Bibury で鱒を釣る

 ロンドンは汚く、うるさく、臭い。でも、1時間も走れば美しい田舎にいける。これが、東京にはないロンドンの魅力である。今日は、珍しく天気が良かったので午後に思い立ちコッツウォルズ地方のBiburyまで車を走らせた。
 天気が本当に分からないのが英国である。途中でお決まりのように大雨になった。しかし、目的地Biburyに着いたときには、ご覧のような雨上がりの美しい景色を楽しむことが出来た。
 Biburyには虹鱒の養殖所があり、気軽にいけすで釣りが出来るとガイドブックで読んだ。以来、一度来て見たいと思っていた。写真がそのトラウトファーム。何故か、先客3組はみんなアメリカ人だった。アメリカ人って、やっぱりワイルドな遊びが好きなのかな?それとも、アメリカ人コミュニティでは有名なアトラクションなんだろうか?餌と釣竿を借りて、我々も早速釣りを始める。
 最初はなかなか食べてくれなかったが、思いっきり撒き餌をして、すかさず糸を垂らすのがコツだとわかった。ご覧のような鱒を2匹釣って、目的達成。一匹500gほどあり、なかなかの手ごたえだった。今日は、初めて魚を自分でさばいた。思ったより簡単でビックリ。妻は一部始終を怯えた目で見ていた。特に、釣って間もない暴れる魚の頭を棒で叩くシーンはショックのようだった。
3時間後の我が家の食卓。自分で釣って、(叩いて)、捌いた鱒は、また格別の味。ちょっと可愛そうな気もしたが、そんなこと忘れるくらい美味だった。

2004年8月30日月曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 11日目 Aufwiedersehen

 ドイツで、ベンツを借りて、これをやらずには帰れまい。そう、アウトバーンぶっ飛ばしだ。

昨日Tonykから、飛ばすならミュンヘンからガーミッシュに向かう95号線に限ると教えてもらった。意気揚々と出かける。
借りたSLKは、2リッターのターボ。私は加速が良い車が好きだ。これまでに乗った車の中で最高だったのは、赴任前に日本で乗っていたレガシィ。あれは、楽しい車だった。それに比べると、SLKの加速は物足りない。しかし、いざ200キロを越えるスピードを出すと、さすがはベンツ。車内は静かだし、車は安定しているし。絶対的な信頼感があった。写真のメーターは227キロをさしている。今回は235キロまで出せた。あそこまで、ひとつの物事に集中したのは久しぶり。全身集中という感じ。したがって、超高速走行はかなり疲れた。人間が普通にコントロールできるスピードは150キロまでだと思う。ドイツの車も、一応リミッターはついてるが、250キロにセットされている。さすが!


アウトバーン映像1

アウトバーン映像2

と言うことで、10泊11日のヨーロピアンアルプスの旅が終わった。目標のビール一日2リットルは、恐らく達成したと思う。アウトバーンも走れたし、大自然も満喫できたし、大満足!

何故か、私はドイツのバイエルン地方が大好きである。フランスはなんか気取っていて、人々も気難しい。イタリアは、美味いが騒がしい。スペインはあっけらかーーんとしすぎ。どこもとってもいいところなんだけど、やはり住みたいとは思わない。その点、バイエルンなら絶対に住める。大陸的なスケールの大きさ。人々もフレンドリーで楽しいが、それで居て几帳面。ちょっと走れば山や湖がいっぱい。そして、最高に美味いビール!!あー、なんて良いところなんだ。

今夏の走行距離は、1,739キロ。幸いにも、ウィンカーのキズも、お咎めなしだった。ドイツでは、ポルシェなんかも簡単に借りられる。次は、週末旅行でこれを試そうかな?

なお、お薦めの会社はここ。
www.sixt.com
www.avis.de
ロンドンについて、唖然とした。そう、今日は家の周りでNottinghillカーニバルが行われていて、街は無法地帯になっていた。町中が酔っ払いと、空き缶と食べ残しのゴミであふれかえっていた。
真面目に、ドイツに移民しようかと思った瞬間であった。


2004年8月29日日曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 10日目 Mayerhofen

Tirol 最終日はマイヤーホッフェン。スキーリゾートとして有名なこの町も夏の間は静かである。
何を隠そう私は登山愛好家である。今回は登山は考えてなかったが、綺麗な山を見ているうちに、少し歩きたくなった。マイヤーホッフェンは、スキー用のゴンドラやリフトを夏場も動かしているので、気軽に山に上がれる。3時間ほど山を歩いたが、景色もよく空気も美味しく最高だった。出来れば、登山目的だけに来て数日間山小屋を泊まり歩いてみたいものだ。そうこうしているうちに雲行きが怪しくなり、慌てて山をおりる。
今日の夜は、DeutchelandのBad Tolzに泊まる。
ここで、ドイツ人の友人Tonyに会う。奴と飲むビールは最高に美味い!とは言え、Tonyと会うのはこれが3回目である。最初にあったのは、95年のサイゴンだ。卒業間近の最後の足掻きとばかりに、ベトナムとカンボジアを旅したとき、安宿外のカフェで意気投合したのだった。きっかけは良く忘れたが、当時の私はドイツ語がそれなりに出来た。それで、ドイツ語を聞いて話しかけたんではなかったか?それから、数日、彼とその他カフェであった日本人、アメリカ人などとつるんで昼は観光をし、夜はビールを飲みと最高の1週間を過ごしたのだった。2回目は、昨年夏ミュンヘンに旅行したとき、そして今回が3度目。相変わらず、時間がたつのを忘れ、しゃべりまくり、飲みまくった。そんな我々を見て、妻は「まるで、幼馴染同士のよう。何で、3回あっただけでアレだけ意気投合するんだ?」と面白がっていた。また、飲もう、Tony!

2004年8月28日土曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 9日目 Plansee

 ここでお薦めしたい本をひとつ。
http://uk.dk.com/static/cs/uk/11/travel/intro.html
イギリスのDK社のガイドブックは素晴らしい!"Eyewitness travel guides"と銘打っているだけあり、絵と写真が豊富。小さな町も網羅されていて、行き先を探すのにとても便利である。名所旧跡の解説も詳しい。

このガイドブックにPlanseeは出ていた。「チロル地方の山に囲まれた静謐な湖」との言葉に惹かれやってきた。果たして素晴らしかった。池の周りにハイキングコースが設置されていて、3時間ぐらいで歩ける。
ちょうど半分くらい歩いたところに、小さなレストランがあった。んー、仕方ない。一杯いくか~。

写真は、Franziskner weiss。またしても、バイエルンのバイツェンビールである。
このビールは味は最高だが、なんかデザインが野暮ったい。したがって、格付けは10-。
奥に小さく見えるのは妻のグラス。こうして、2番目に飲みたいビールを妻が飲み、私はその多くを拝借するのである。

2004年8月27日金曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 8日目 オーストリアへ戻る

 本当に、素晴らしいところだった。しかし、我々は旅人だ。ここに留まることは出来ない。それに、この素晴らしさは旅人であるからこそ味わえるのであろう。などと、考つつ最後のピザ一枚をほお張り北上開始。
今回は、ブレナー峠を越えた。ここは、最も低い高度で南北欧州をつなぐ大動脈である。大きなトラックがたくさん通っていた。

今晩の宿はRuetteという素朴な街。ドイツ国境に近く、15キロ先は昨年行ったノインシュバンシュタイン城がある。
今日泊まった宿はここ。15世紀に建てられた古くて、しかし立派な建物だ。

ちなみに、ドイツ語圏は概して宿泊費が安い。ここも、一泊二人で54ユーロだった。

2004年8月26日木曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 7日目 Gardasee

 ガルダ湖も3日目である。なんと、のーんびりして良いところなんだろう。英語が全く聞こえてこないのもいい。旅先で、バリバリの気取ったイングリッシュを聞いてしまうと、旅の開放感が半減する。日本でも、「日本人が少なくて良かったです」というが、同じ感覚で、イギリス人が居なくて最高だった。そういえば、この街に居た4日間、全く東洋人を見かけなかった。小さな町だったので、僕も妻もかなりに目立っていたことだろう。
イタめしは美味かった。ピザ、パスタ、ハムなどなど、どれも単純な食事だ。だからこ、素材がまずいと美味しくは出来ない。
僕の大ヒットは生ハムメロン。これと、ビールさえあれば満足だ。

2004年8月25日水曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 6日目 Gardasee

宿に置いてあったパンフの中に、素晴らしいモノを見つけた。Thermal Parc Del Garda"と言うその場所は、巨大な温泉湖だ。一日3000リットルの温泉が湧くとある。水温39度の温泉に水着を着て入るそうだ。あー、これは行きたい。しかし、妻はこういう場所は苦手である。かといって、東洋人の男が一人で入るのは、いかにもヘンだ。恋人を探しに来た、モーホーと思われるリスクさえある。しかし、今回は妻も珍しく行きたがってくれたので、早速出かけた。果たして、イメージしたとおりのところだった。ところどころ、足元からじわ~っとお湯が沸いているのが分かる。いやーーー、気持ち良い。

温泉は、日本だけかと思いきや、ドイツ、イタリア、そしてハンガリーなど、温泉名所は結構あるのである。水に浮いて一日過ごし、超リラックスできました。

2004年8月24日火曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 5日目 Gardasee

 イタリア人の運転には閉口した。無理な追越しが多い。狭くて、普通なら譲り合うような場所でも、平気で突っ込んでくる。車線を書いてないところが多くあり、方側1車線のはずが、いつの間にか隣に並行して走る車が居たりする。あー、ただでさえ左ハンドルはなれないのに!と思っていたら、いきなり突っ込んできた車をよけた瞬間、ドアミラーをこすってしまった..............。がーーーーん!このベンツ、ドアミラーにウインカーはついていて、そこにちょっとしたヒビ割れが!
 ちょっとイライラしつつ走っていてたどり着いたのが、ガルダ湖。目の前がパーっと明るく開けて、一気に開放的な気分に。オーストリアは長袖だったが、ここは短パンにTシャツでOK.湖畔では泳いでいる人、日焼けしている人などなどでとても賑やか!一気に夏が来た感じである。
 適当に湖畔を走っていると、なかなか綺麗なホテルが見つかったので、そこに決める。窓からの眺めも最高。本当は、ここから更に走ってイタリアンリビエラまで抜ける積りだった。しかし、ちょっと疲れてきたし、イタリアドライブは爽快とはいえなかったので、ここに落ち着くことに。結局3泊。
ガルダ湖では、走っている車の6割がドイツナンバーだった。ここは、泳げる海のない彼らにとって最も近い夏のリゾートのようだ。レストランに座っても、まわりはドイツ語だらけ。メニューもドイツ語とイタリア語だ。ドイツ人が多いと言うのは、僕にとっては最高に嬉しい。「ドイツ人の集まるところに、美味いビールあり」だからだ。実際、バイエルン地方の銘柄は一通り、しかもその多くは生で飲むことが出来た。写真は、そのひとつである Maisels Weiss という銘柄。僕の最も好きなビールのひとつである。格付けは10++!これを含め、Weissbierというのは、小麦で作られており「キメが細かく、フルーティ。喉越しも爽やかで、正に夏にピッタリ」という感じ。

2004年8月23日月曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 4日目 Grossglocknerを越える

 今日は、今回のハイライトのひとつGrossglockner峠越えである。南北ヨーロッパを結ぶ峠はいくつもあるが、この峠の美しさはトップクラス。かなり標高の高いところを越えるので、真夏でも雪景色、氷河なども楽しめる。
 これが、Grossglockner氷河。スイスのユングフラフでは、山の上に載っている氷塊を見たが、実際に流れになっているのは初めて。迫力のある眺めであった。
 ランチでまたビールを飲む。Stieglという銘柄。やはり、Salzburg州のビールだ。ドイツのバイエルンで飲むHBビールに似たちょっと「重ためで、蜂蜜系の甘さが入ったビール」。評価は4点。
 とうとう、峠を越えてイタリアへ。いきなり道が狭く、粗くなった。オーストリアは切り立った山の形だったが、イタリアのそれは、ごつごつとした、異形だ。ドロミテ地方を走りつつ、今日の宿を探す。最後の休みに出てきたイタリア人で街は賑わっていて、なかなか宿が無かった。そして、今回最悪の宿にたどり着いたのである。もう、街の場所も忘れてしまったが、ベットは20年は使ってそうなもので、ギシギシ言っている。翌朝、ホテルのおばさんが「ステイはエンジョイできたか?」と笑顔で聞いてくる。一瞬からかってるのかと思ったが、その笑顔に悪気はなさそう。正直な僕は、「ベットは少なくとも30年に一度は入れ替えたほうが良い」と答えた。
今日の夜は、FORSTというビール。イタリアはビールは期待していなかった。5月に行ったシシリア島でも、昨年10月に行ったローマでも、銘柄は2種類しかなく正直美味しいとはいえなかったからだ。しかし、北イタリアはどうも違うらしい。ドイツ圏からの影響なのか、美味いビールが結構ある。このFORSTもそのひとつ。喉越しがすっきりした、「爽やかな新緑の森」の様なビールであった。ビール格付け 7 。

2004年8月22日日曜日

ヨーロピアンアルプス夏休み 3日目 St.Wolfgangsee

 ヴォルフガング湖に着いたときは、大雨だった。その日は、夕食を食べて、おとなしく寝た。しかし、翌朝起きてみると、これが凄い晴天走っていて良さそうな街だったのでたまたま泊まったのだが、実はここは登山SLで有名な観光地だった。このSLの写真、そういえばどこかで見たことがあるなぁ。40分くらいかけて山に登ると、360度山と湖がおりなす
絶景を見ると、自然と体がビールを欲す。今回の旅のテーマその2は、「一日2リットル!」。勿論、ビールの消費量のことだ。なんといっても、ドイツ語圏はビールが美味い。オーストリアも例外ではない。オーストリアビールは余り輸出されておらず、珍しかった。特に、Ziperという銘柄は、欧州のビールには珍しい、切れ味が良いタイプ。アサヒスーパードライにた感じて、気に入った!ビール格付け 8

今日の宿泊地は60キロほど走った、Zell am Seeという街。

2004年8月21日土曜日

ヨーロピアンアルプス 夏休み 2日目 Salzburg

今日は、残念ながら雨。でも、ザルブブルグの街は意外と雨が似合う街であった。
街を見下ろす場所に、城塞がある。なんだか、エジンバラのそれとよく似ている。上から見下ろすと、とこんな感じ。タイムトリップしたような街だった。もう一泊しようと思ったけど、今回の目的は自然に親しむこと。ということで、夕方には移動をした。
St.Wolfgangseeという湖畔の町まで70キロ移動。

2004年8月20日金曜日

夏休み ヨーロピアンアルプスの旅 1日目

 今日から、やっとこさ夏休み。盲腸で、東欧旅行がお流れになってしまい、今回は仕切りなおしである。どうも、東欧は縁起が悪い気がして、行き先をヨーロピアンアルプスに変更。
ロンドンからミュンヘンは、今回はBritish Airwaysで飛ぶ。格安航空会社だとチケットは安いのだが、どうも「旅」の雰囲気が盛り上がらない。郊外の空港まで運転していくのも、ちと面倒。その点、BAなら近所のPaddington駅から15分で、国際空港そのものの雰囲気。シートピッチも広いし、軽食と飲み物も無料サービスだし、結構嬉しい。ミュンヘンの空港は、とっても綺麗だった。ボロボロのヒースローとは雲泥の差。荷物が出てくるターンテーブルにセンサーがついていて、荷物がぶつかり合わない様になっていたのはさすが工業国。
今回の旅の目的のひとつは、オープンカーで爽やかな夏を満喫すること。BMWのZ4を予約していたのに、残念ながらベンツのSLKになってしまった。カウンターのFrauleinに、「まだドイツでしか売ってない新車だから、お得よ」と説得され、しぶしぶ納得する。あー、そうは言ってもバイエルン=BMWだろう。とは、言ってみたものの乗ってみると意外と良かった。ちなみに、お値段は12日間借りて600ユーロ(約8万円)。VWを借りても450ユーロはするので、やはりお得である。今日は、オーストリアのザルツブルグへ。走行距離115キロなり。

2004年7月12日月曜日

両親とベルギー小旅行の巻 3日目

 2日目は、ブルージュに泊まった。ここは、ヨーロッパの中でも是非一度は訪れたい街である。中世の城郭都市の様子がそのまま残されている。元々は、貿易都市として栄えた。しかし、町中に張り巡らされた運河に土砂が溜まり、物品の運搬に適さなくなってしまい、街の役目は終わった。北海との水運が閉ざされた結果、歴史の流れからも取り残されたことは、その栄華を偲ために訪れる我々にとっては幸いなことである。
 私は、何故か人と同じ料理を頼むのが嫌いだ。例え食べたくとも、連れの誰かがそれを頼むと、違うものを頼んでしまう。オリジナリティが無いのが嫌なのか、それとも色んな種類を楽しみたいのか、その深層心理は自分でも不明だ。

ベルギー料理は美味しい。その中でも、最高に美味しそうだったのが、父の頼んだこの子羊の料理。ウェイターも一押ししたこの料理を私も頼みたかった。しかし、父が「これ、おいしそうやねー」と注文を決めた瞬間、私の深層心理が「違うものを頼め!」と指令したのである。その結果頼んだ鴨料理は、とても美味しかったが、やはり羊の方が数段美味であった。一切れ貰っただけだけど......。
ということで、ベルギーのショートトリップは終わった。両親も大満足で、嬉しかった。

ただ、ひとつ心残りのことがある。フランスのカルフールでフレンチの食材を色々買い込もうとした。しかし、その日に限ってレジが大混雑で、15分待ってもまだ行列。気が付くと、船が出るまでにもう時間がない。私は、母と妻に「さりげなく車に戻るように」と指示を出した。その1分後、自分も買い忘れたものを探すようなそぶりで、一杯に積んだカートを離れた。そして、車に戻り、一目散フェリー乗り場へ向かったのである。あー、あそこに積んだ物を、片付ける羽目になった店員は、怒っただろうなあ。
しかし、我々はアレを本心から買いたかったのだ。悪いのは、レジで30分待たせるカルフールのほうである。と、弁解しておきたい。