2010年3月31日水曜日
2010/3 マーケットレポート
1.年初からの株式市場
早速ですが、ここまでの流れを復習してみましょう。11月までの相場は過度に悲観的になっており、外国人買い主導で反転のエネルギーがたまっているというお話をしました。それが、12月は一気に爆発したものの、1月、2月はその反動で中だるみ、材料不足の中、出遅れのバリュー株(PBRが安い銘柄群)がしつこく物色される展開となりました。業績の上方修正が見えているにも拘わらず、大型の好業績銘柄が買われないという極めて不自然な状況にあったわけですが、漸く3月から相場は反転しました。これまで、あまりにリスクファクターにセンシティブになり、業績の想定以上の回復をまったく織り込んでない状況にあったものが、日銀の追加的金融緩和、円安、米国雇用統計、ギリシャ問題の収束などをきっかけに一気に織り込みに行った状況です。セクター別では、1月、2月は昨年後半の相場回復の過程で出遅れた銘柄群が上位の中心でしたが、3月は景気感応度が高い輸出関連銘柄が大きく上昇しています。
2.ファンダメンタルズと一般常識の乖離
「100年に一度」、「二番底懸念」などメディアが騒ぎすぎたために、一般的な感覚として景気はリーマンショック前には戻らない長く暗い時代に入ったと思われているのではないでしょうか。
今の株式市場を理解する上では、「実態はそこまで悪くない。」ということをまず認識する必要があります。昨年前半までの異常な在庫調整と金融調整は短期間で終了し、世界各国で需要の正常化が進んでいます。また、新興国や資源輸出国では再び需要は急拡大しています。7割から8割の需要を前提に一年前にリストラを行ったが、需要は危機前の85%-90%まで回復。ただ、人を増やすと「二番底」が怖いから既存の人員でなんとかやりくりしているというのが多くの製造業の姿です。一方、内需関連は雇用の戻りが鈍く、賃金もカットされたままですので勢い値下げ競争となっており、「政府がデフレ宣言を行う」という、意味・目的のない事態にまで引き起こしている始末です。
今後は、一般のレベルでもこの認識ギャップが縮まっていくものと思われます。きっかけは、やはり「現ナマ」でしょうか。今年の製造業の夏のボーナスは前年比大きく上昇します。残業も増えています。加えて子供手当ての支給も始まり久々に消費が上向きだし、「あれ?景気は戻りだしたの?」という認識になるのではないでしょうか。そこから、景気の大きな拡大局面には入らないと思いますが、平時に戻ったことが強く意識されることと思います。
なお、企業業績は固定費削減を大きく進めた結果、稼動が9割を超えてくると過去最高益が意識され始めることでしょう。これは、非常に重要なことです。当面の目線は、リーマンショック前の株価で、外需系=>内需系の順にこれを回復していくと考えています。例外はどこかというのは、大切な視点です。そして、その次のステップとして外需系は株価の前回サイクル高値更新が意識し始められるでしょう。これまた、その順番はどうなるかというのが大切なポイントです。
リスクとしては、資源価格の上昇です。鉄鋼原料、石油など様々な資源価格が上昇に転じており、価格転嫁が大きな課題です。前回は好景気を皆が実感する中での上昇でしたので、ある程度の価格転嫁が可能でしたが、今回は非常に微妙なタイミングといえます。安易な安売りに走ることなく、価格対価値のバランスをコントロールしてきたかどうかが試されます。
3.日本は本当にダメなのか
私は2000年代前半の海外駐在時代に色々な国々の様々な企業のマネジメントと面談を行い、日本のマネジメントクオリティが突出して低いことに衝撃を受けました。場当たり的な行動、いい加減なプロジェクト管理、基礎的な経済知識の欠如など、劣っている点を挙げるときりがありません。しかし、当時、当の企業経営者にはそのようなリスク感覚はなく、好景気を心底謳歌している状況でした。しかし、その後、景気後退局面を経て、このマネジメントの差が大きく企業業績、そして株価に現れ、みなが強く認識するようになったと考えています。
余談ですが、私が「一般的に認識された」と捕らえる最も指標にしている雑誌が、「エコノミスト」誌です。この雑誌は、経営基盤が弱い毎日新聞が発行しているため、次の特徴があります。
・ 部数をクリアするために、特集は皆が関心を持っているテーマであること
・ 自社で記事を書くだけの人員を確保できないために、執筆は外部委託によること
・ 他の週間経済誌と記事がダブらないこと、数週間内に特集されていないこと
この結果、特集が勢い後追いになっています。そして、先週の特集が台頭する韓国、完敗する日本でした。
繰り返しになりますが、日本企業のマネジメントが劣っていることは事実。しかし、それが株安の要因となったフェーズは昨年で一旦終了したと思っています。この問題を顕在化させたのは、内外の成長率格差、為替動向、金利環境の差などでありましたが、昨年1年の株価の大きな出遅れで、日本ダメ論は一端織り込まれたと言えるでしょう。今年は、新興国の成長にインフレがキャッチアップするタイミングで、株式にとっては難しい局面です。一方、マイルドなインフレは日本経済にとっては新興国ほどネガティブではありません。年初来、日本株のパフォーマンスは良好で、現在は再評価の過程にあるといえるでしょう。外国人買いが久しぶりに復活してきましたが、主要なサーベイを見るにまだまだ保有比率が低いと思われ、引き続き再評価が続くことと予想しています。
ただし、これは短期的な揺り戻しです。規制緩和、そして雇用の流動化が大きく進まない間は、長期的な低迷は避けられないでしょう。この辺のことは、また別の機会にお話できればと思います。
4.中国雑感
2月に中国に出張する機会を得ました。沿岸部と内陸部を見て回り、改めて現状を認識することができました。中国は日本の80年代後半ではなく、所得倍増計画が推し進められた60年代の状況にあると思います。投資効果の高いプロジェクトがまだ多くあり、そこに投資を集中することで様々な所に波及効果が及んでいます。沿岸部の不動産セクターなどはバブルの様相を呈していますが、成長を牽引している内陸部のプロジェクトはそうとは言えず、多面的に捕らえる必要があるようです。かつての日本がそうであったように、公的資本形成の投資効果が高い間は、資本さえあれば、ある一定のレベルまでは高い成長率を達成できます。現在の資本主義システムは常に成長を必要とするという事も忘れてはいけません。金利、配当を支払うだけの再投資機会があることを前提に現在のシステムは出来ており、中国を初めとした新興国の成長は、格好の投資機会としてファイナンスされ続けることでしょう。さもなければ、日本のようにデフレを引き起こすことなり、金融システムに大きな悪影響を及ぼします。世界経済の規模が大きくなった結果、再投資される資金も大きくなり、このことが新興国の成長率を高め成長可能な期間を短くしていると考えています。中国は、ある程度のボラティリティはあるものの、もう3、4年は高成長が続くと考えています。
5.今後の市場見通し
以上を踏まえた、今後の株式市場の見通しは次の通りです。市場想定を上回る企業業績が見込まれており、ファンダメンタルズ面での力強い下支えになると考えています。決算発表が一巡する5月頃までは比較的安心で、循環物色されつつ相場全体が底上げされることでしょう。また、新年度については8割程度の増益が見込まれ、5割成長程度を見ている市場のコンセンサスとの乖離が非常に大きい状況といえます。期を通して、実際の企業業績が上方修正されることにより、株価の下支えとなることでしょう。
但し、選挙を控えた夏場にかけては一端、中だるみする事は十分に考えられます。不安定な政治状況は、特に海外資金が利益確定をする格好の理由となります。また、高速道路の値上げや、自動車購入減税の打ち切りなどが行われる一方、農家の所得保障、子供手当てや公共事業の一部再開/増額など、これまでの12ヶ月とは違った主体へと財政支出がシフトすることから、プラスマイナス入り混じった景況感が伝えられ、市場の混乱要因になり得ます。その後、選挙結果がどうであれ、ひとまず見通しが立つような状況になれば、中間決算で企業収益が堅調である認識が広まり、再びしっかりした相場展開へというのが今の基本的な見通しです。
5.お勧め図書
「ウェブ時代の5つの定理」 梅田望夫著
著者は、色々な雑誌などにも寄稿しており名前をご存知の方も多いと思います。この本をはじめ、シリコンバレー在住の著者の見る新しい世界観というのは大変新鮮かつ示唆に富んでおり、また勇気づけられます。幾つか著書を手にとって見られてはいかがでしょうか。
余談ですが、私はこの4月にソニーエリクソンから出たスマートフォンを使い始めましたが、その可能性の広がりにはただ驚くばかりです。全くストレスを感じることなく、必要なときにすぐネットに接続できるということが、これだけ生活を変えるとは思いませんでした。デジカメ、薄型テレビ、ブルーレイレコーダーなどなど近年の家電製品は便利で楽しくはありますが、「生活を変える」というほどの衝撃度はありません。このスマートフォンというのは、そういう意味においてイノベーションではないでしょうか。今後の展開が楽しみです。
2010年3月24日水曜日
井の頭公園の桜 2分咲きです!
行きつけの美容院は、土日の朝9時から10時の間子供Y1,000カットサービスをやっている。1,000円とは思えないほどていねいにやってくれて、大変満足度が高い。まあその分、親の頭はこの界隈よりも@1,500円高なんだけど.......。idleタイムを安く売って、親のカットで回収して、トータルの満足度を高く維持する。結構手の込んだマーケティングだ。
1歳の誕生日に連れて行って以来、ほぼふた月半に一度のペースで連れて行っている。僕なんか、初めて床屋に行ったのは中学1年生だったのに!
さて、9時半に散髪が終わり、せっかく早く起きたので午前中を有効に使ってみようと思った。昨晩は凄いあらしで、看板やら自転車やらそこらじゅうに倒れていて凄い状況なんだけど、空は晴れているし、気温もあたたかく気持ちいい。取り敢えず腹ごしらえに、駅前で朝マック。久しぶりにマフィン系のものを食べた。
さて、近所の公園に行ってもいいんだが、昨日も言ったので、今日は電車で遠征して井の頭公園に行くことに。公園の桜のつぼみはかなり膨らんでいるんだけど、一周したらまだ3輪しか咲いてなかった。本当に同時に咲くんだなぁと感心することしきり。ふと、足元をみると、昨晩のあらしで吹き飛ばされたつぼみが沢山!せっかくの寒い冬を乗り越えたのに、咲く直前で吹き飛ばされて不憫だ。
ということで、花瓶に挿せそうなやつを拾うことにした。息子君、率先して走り回り取ってくるため、
またたく間に両手いっぱいの収穫となった。
これを自宅の花瓶に入れておいたのだが、なんと、3/24(水)に見事に開花!いま、2分咲き程度です。拾わなかったら、今頃公園で枯れ枝だったのにね。なんだか良いことした気分です。
2010年3月19日金曜日
エクスペリア
4年ほど前にW41CAという携帯を買った。必要な機能はほぼ全部入っており、サクサクっという操作感が大変気に入っていた。その後、KDDIはコスト削減のためにプラットフォームの統一化を図り、一見成功したように見えた。しかし、動作がかなり鈍くなり、大失敗となってしまった。
新機種で、良さそうなものを触ってみるが、毎回、モッサーーとした動きにあきれ返って機種変更を躊躇してきた。その結果、旧料金を払わざるを得ず、「なんで4年も使ってるのに、割高料金なんだーー」と納得がいかなかった。しかし、とうとう最後の日が。W41CAの音声回路が壊れたのか、全く音がしなくなった。イヤホンからもしない。修理は5千円から1万円と言われ、買い替えの決心がついた。この際、話題のスマートフォンに切り替えようかとも考え、一大プロジェクトが始まった。
現在の私の通信料金は
AU携帯 3,500円/月 ドコモ定額データ 6,000/月 計1万円弱。
携帯のEZweb、PCブラウザ久方使っていない。あまりに通信料が高いからだ。ウェブはL-02A+Let's Noteでアクセスを確保している。ネックは起動に時間がかかり、すぐにアクセスできないこと。
iphone導入を含めて、コストと満足度をいろいろと考えてみた。iphoneはそのユーザー数に支えられたスフとウェアが見逃せない。一方、新しいAndoroid携帯も捨てがたい。特に気になるのがソニエレのExperia(エクスペリア)だ。
程よい大きさ、薄さで、気軽にネットアクセスが確保できる。家電量販店に行くと、これだけのものがスマートフォン割引適用で約36,000円、MNPだとさらに1万円引きだ。折りたたみ式の日本式ケータイが5万円もするので、割安感が際立っている。んー、ぜひ導入したいが、ランニングコストとして、上限までデータを使うと7,000円超えだ。定額データと合わせると、月に13,000円超は、馬鹿らしい。固定のネットだって加えて7,000円ほどかかっているし。
3/19に新宿の量販店で実機に触れてきた。特に液晶がきれいで、解像度が高く、小さな文字までかなりクリアに見られる。タッチスクリーンでストレスなくブラウジング可能。こりゃー良いわと大変気に入った。そして、大きな発見があった。なんと、PC通信用のL-02AのFOMAカードをそのままエクスペリアに差し込めば、定額データ割として利用可能とのこと!
これで、漸く整理がついた。
Experia/L-02Aはシムカード共通で月に諸々混みで7,000円のコスト。
Experiaの初期コストは、AUからのMNPということで26,000円。
一方、会話用携帯として、新規0円のAU携帯、S0002を購入した。
毎月の支出は1,500円程度であろう。
ランニングコストは、
Experia/L-02A の定額データが6,000円。
AU携帯を通話専用にして1,500円。
Experiaの2年縛り維持コストが780円。
合計8,000円ちょっと。Experiaの維持コストが増えるが、AUは新契約でシンプルコースに出来るので大幅割安に。パケットもほとんど使わなくなるだろうから、ここでもセーブ。
結果的に、ほぼ同じランニングコスト。初期費用は26,000円+AU回線解約ペナルティの10,000円の36,000円程度で、導入だ。4/1発売とのこと。久しぶりに、発売日に買いたいガジェット。即、予約しました。
1万円以内で、スマートフォンと携帯の使い分け/2台持ちができ、加えてPC通信も可能。
うん、なかなかいい感じにおさまった。
エクスペリアは4月1日発売。予約してきました。かなり使えそうで楽しみです!
こちらは、本日導入のS002.モッサリのKCP+ではなく、KCP機だ。昔のOSの方が速くてというのは皮肉だなぁ。数万円する最新機種よりも全然動きが速く、W41CAには適わないものの、イライラすることは全くない。前の機種より小さくなったし、角がないのでスーツのズボンの前ポケットに入れてもゴチゴチせずに使いやすそうだ。しかも、1円だった。
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3/26 新宿某量販店エクスペリアを事前契約してきました。これで、発売日即引き渡しOK.
あんまり早く来すぎるなとしつこく念を押される。
たかだか電話の回線契約で約1時間は大変だぁ。なるほど、契約事務手数料ってのは、このちょーっと物分かりの悪いお姉さんたちの人件費な訳ね。しかし、発売日に工業製品を買うなんて、僕らしくないなぁ。あ、でもWalkman Xも発売週に買っちゃったんだった。でも、ソニー大嫌いです。
さて、気になるお値段ですが、チェンジ割、デビュー割、購入サポートとなんだか意味不明の割引がごちゃごちゃくっついて27,342円(10%ポイント付与)でした。プラス契約手数料+3150円。
契約プランはタイプシンプルバリュー 780円のみ。
予定通り定額データ契約のFOMAカードを突っ込んで使う予定です。
まとめると
旧型携帯W41CA(プランSS+パケット2000円)+L-02A(定額データプラン)の毎月のコストが約10,000円。これが、変更後はS002(プランSS)+L-02A+Experiaで毎月8,600円以下に収まりそうだ。
ということは、2年使用を前提に考えると、初期投資 Experia+AU旧携帯解約料金+新携帯契約手数料(2回線)=40,883円(ポイント考慮)を24か月で、24*1,400円=33,600円回収できるため、
実質、7,000円程度で、携帯が新しくなり、Experiaも手に入ったことに。
いや~、正直当初20万円/2年程度の支出を覚悟していたので、かなり満足度の高いディールだ。
発売日が楽しみです。
それまでは、これ眺めてます。なかなか内容が濃く楽しめました。
2010年3月4日木曜日
中国出張記 Day 5
今日は、香港支店を午前中尋ね、昔の上司とランチをとり、昼過ぎの飛行機で帰るのみ。かなり気が楽だ。んー、ここも空気が悪くて、スモッグで何も見えない。
香港オフィスは、やはり活気があった。世界の成長の中心だもの。税金も安くてうらやましい。香港並みに所得税を下げてれば、今のようにはなってなかったのに。その金で、要らぬ空港や「私の仕事館」を建ててしまった........。四国には橋を3本も.......、でも首都圏の環状道路はいまだに完成せず。これだけ金もポテンシャルもあったのに、これだけ無駄にするというのもすごい話だ。
短い旅であったが(短くなきゃ行けなかったけど)、得るものは大きかった。やっぱり、現地を訪れると、あらゆることがVividに感性に働きかけてきて楽しい。初めて香港を訪れて19年、上海、広州を訪れて18年。この間の中国の発展と日本の体たらくは衝撃的だ。これしかやりようがなかったのだろうか。
イギリス人の同行者がマンダリンを話していてショックを受けた。「英語さえできれば大丈夫。中国語は漢字見れば何とかなりそうだし。」というのでは、通じなさそうだ。もう、脳が退化し始めているが、やはり中国語は習ってた方がいいなぁ。思わぬところで、役に立ちそうだ。と思った。
香港のオフィスから、空港まで30分。成田空港から家まで 2時間30分。
帰宅は23時過ぎ。ぐったりと疲れが............。
2010年3月3日水曜日
中国出張記 Day4 広東
プライベートジェットを駐機する場所がなく、今日はマカオへ。明日は隣町の珠海を訪問予定。
夜遅く着いたが、もう15年ほど前に香港から高速艇で来たマカオとは大違い。埋め立てでまず3倍くらいに大きくなったのでは?空港も立派だった。なんと、現在、マカオと香港をつなぐ橋を建設中。
出来れば、深川、香港からマカオ、珠海、仏山などなどデルタ地域をぐるっと囲む回路ができる。
こんな経済効果抜群の投資案件がまだまだあるのが中国だ。
キラキラ光るネオンをカーテン越しに感じつつ、眠りに就いた。
広東省は07年夏に仕事で来て以来。前回は10年以上ぶりだったので、変化にたまげたが、今回もまたビルの数が増えていてびっくりした。
ここも、スモッグがひどい。
内陸部で仕事があるため、春節終了後大量の人が帰ってきていないらしい。最低賃金は2割以上上がる予定。前倒しで上げたところも。人材獲得競争は厳しい。
労働集約的産業は早晩成り立たなくなるでしょう。その前に、行動を!
最後のフライトは、広州から香港。20分程度のフライト。何がびっくりしたかって、香港空港のプライベートジェットの駐機数。優に20機は超えていた。これだけ都心に近い空港に乗り入れられたらさそがし便利だろう。最近、自分の業界のアジア拠点がドンドン香港にシフトしている。こういう状況をみると、起こるべくして起きているといえる。
調布飛行場や、厚木飛行場をPrivate Jetにも開放すれば良いのに。
着陸後、都心まで40分で行ける。
初めて訪れたアジアの国が、香港だった。当時まだ、イギリス領。活気があり、しかし人々の服装などは何となくあか抜けしなかった。
顔が似ているのに、全然違う言語、食事、生活...........これは面白い!とその後のアジア制覇へ向けた第一歩となった。実際、ここを拠点にすると安いチケットも手に入り、非常に動きやすかった。
当時はこういった旅行知識は全て本だったなぁ。ネットが無い時代......。
ホテルは、99年の家族旅行以来の宿泊となったConrad。お気に入りのホテルだったが、さすがに経年劣化していた。トラムに乗りCauseway Bayまで出て、現地在住、サークルの先輩 S氏と飲んだ。海外で知り合いに会うというのはこれまた面白い。
2010年3月2日火曜日
中国出張記 Day 3 重慶
重慶は、InterContinentalに泊まった。部屋は広くて、きれいだった。さすがに内陸部は物価が安く、9000円程度であった。
上海に続き、重慶もスモッグ。中国は本当にひどい。皮肉なことに、これらの大気は全て風に乗って東へ流れる。九州の雨は、汚れていてひどいものだ。
このままドンドン中国が発展すると、日本の公害問題は大問題になるだろう。中国が世界の工場なら、日本はその排気口あたりに位置しているのだ。この点の危機意識、あまりに低くないか?
メディアはどうしてこういった問題をきちんと取り上げないんだろう。
内陸部は、まだまだ開発余地が多くあり、また不動産価格も割高感がない。国策で人を沿岸部から移しているため、仕事も豊富。多くのIT系の組み立てプロセスは、日本から、台湾やASEANへ、台湾、ASEANから中国沿岸部へと移動してきた。、そして今、沿岸部から内陸部へとシフトしている。
中国は、広い。単純に、バブルか否かでは片づけられないほど懐が深いということを実感した。
昼飯に食べた料理は、ピリリと香辛料が利いていて、僕好みでうまかった。
フルに働いて、夜に重慶からマカオへ移動。
2010年3月1日月曜日
中国出張記 Day 2
あー、ルームサービスのコーヒー、なかなかうまかった。学生時代は、かばんに味の素のインスタントコーヒーを入れてたなぁ。ろくなコーヒーに出会えないので、宿のポットで入れるインスタントコーヒーが格別な味がした。あんな経験、もう2度とできないだろうなぁ。行ってて良かったよ。
今日は、朝から仕事だ。
やっぱ、沿岸地域はバブルで、バブルが加速している以外には成長の要素はないんだと実感。
でも、内陸部がすごいんだ。んー、来てみると本当にその構造がよくわかる。
今回、ひそかに楽しみにしていたのがこれ。プライベートジェットです。
日本では、新興企業の社長が成功したといってアイドル歌手を誘って南の島に行ってみたり、古くはバブッた不動産屋の社長が銀行の役員を接待したりと何となくいやらしいイメージが付きまとっている。一体、どんなもんか一度経験してみたかった。
今回は、上海・浦東空港から。プライベートジェット専用のターミナルがある。一応、一通りのセキュリティチェックを受けた。他にも数機とまっていた。
中は、こんな感じです。12人+クルー3名が搭乗可能。日本人は僕一人だけ。みなさん、別に普通にふるまっている。聞いてみると、自分の会社では3機持ってるとか、そういう話がゴロゴロしていて.....。皆さん一様に、時間がセーブできるし、使わないときは貸し出せるので高くないと数字を持って説明してくれた。確かに、一人当たり10万円程度で数時間のフライトができる計算になる。
日本だって、空港が98もあるくせに、しかも航空機リースは凄く節税メリットがあったりするくせに、なんでこう、特殊な乗り物という位置づけ何だろうか。製造業の社長が「現場主義」とか言って、作業服来ているうちは、プライベートジェットももてないんだろうなぁ。
僕は、作業服を常に着ている経営者が大嫌いだ。現場第一なんて、そりゃあ、当たり前のことだろう。それにプラスして、会社をmanage出来て初めて経営者と呼べる。日本には、偽経営者が多い。現場主義を貫くとか言って、マネジメントすることから逃げている。経営と現場の境をあいまいにしてしまうのが、あの作業服だ。
食事も、肉と魚が選べ、ちゃんと出てきました。
今日は、上海から重慶まで2時間半の旅。なかなか、快適。重慶ではタラップを降りるとホテルからのバスが来ていて、そのままチェックイン。0時過ぎての到着だったので、これは有難かった。
成る程、プライベートジェットってこんなものなんだね。一回目の感動はあったけど、今後は特にもうワクワクすることもないと思う。飯でもシートでも、やはり大きな飛行機の上級クラスがよっぽど良い。プライベートジェットは、「贅沢品」ではなく、「時間を買うための道具」であることを実感した。
飛行中も操縦室は開けっ放し。気軽に会話もできる。たぶん、ピースサインして大臣が苦言を呈すこともないだろう。
*Day1のクイズの答え。 なんと、ウランバートル。ルイビトンのスカーフが「ワイロ」や「マネロン」に使われているそうだ。つまり、通貨ですね。スカーフが高いわけが、そしてドンドン値上がりしている訳がよくわかりました。Louis Vuittonの値段は、後進国のインフレと、汚職度合いの関数だったなんて!! それでも、欲しいですか??
2010年2月28日日曜日
中国出張記 Day 1
ということで、観念し出かけてた中国出張記です。上海IN,香港OUT。
行きは、羽田から虹橋だ。これは、楽だ。ターミナルは混んでるし、ぼろいが、行くまでの面倒さが全然違う。ギリギリ、ビジネスクラスOKの距離だったが、3時間ちょっとのフライトでビジネスはちょっと勿体ない。次からは、早割エコノミーで行きたい。欧州内の3時間圏だと当然みんなエコノミーだよ。
着きました、上海。虹橋から浦東のホテルまでほぼ30分。高速が町中を突き抜けていて、最後はトンネルで浦東へ。「へーーーー、こんなにスムースに移動できるんだ!!」僕の知ってる上海は激込みで、下道しかなく、遅々として前に進めないという感じだったのですが、すっかり変わってました。なんつったって、初めて上海に来た時は写真左側のテレビ塔が建設中であとは何にもなかった。上海が発展した大きな理由の一つは、手付かずだった広大なデルタ地域があったことは間違いないだろう。GoogleMapを眺めると、改めてそう思わされる。
直前まで忙しく、宿泊先がどこか全く頭に入っていなかった。送迎の車に連れてこられたのがこの左側のビルに入っているホテル。森ビルが建てていて、日本でもよく話題に上り、ここだけは泊まりたくないなぁと思っていた場所だ。500m以上の高さがある。こんな地盤の緩い場所に500m超なんて狂気の沙汰。絶対に倒れる。絶対泊まるまいと思っていたのに...........。かなりブルーな気分だ。
Park Hyatt Shanghaiにチェックイン。笑顔で迎えられ、「変わったなぁ」とつくづく。昔は、部屋があっても断られたことが多かったのに。部屋は94階。といっても、雲の上で何にも見えません。夜になると、目線に月が見えました。きれいで、かっこいい部屋なのだがやはりなんだか落ち着かずすぐに街に出た。今日は、ディナーミーティングまで6時間ほど自由だ。
南京東路。90年代のここは、真ん中2車線をトロリーバスが行き交い、その両側を自転車が、そしてさらに外側を人が歩いていた。もう、限界というまで人がいて、騒然としていた。02年に訪れた時はすでに歩行者天国に。今回、そぞろ歩きをするも、服装がとてもこぎれいだ。
あらゆるものが変わってるのだが、昔良く泊まった「南京飯店」は健在で嬉しかった。当時の中国は、外国人の泊まるホテルが指定されていて、その中では便利で安かった。2000円くらいで泊まったのではないだろうか。
ホテル前の屋台や、食堂も昔のままだ。懐かしい!
おなかがすいたため、上海名物の小龍包に、酸辣湯。そして、サントリービール。これで、25元だった。おいしい。
地下鉄は、90年代には全く走ってなかった。何がびっくりしたって、みなさんそこそこマナーが良い。
一応、並んでいる。昔は、バス停にバスが来ると、席を確保する為に人を引っ張りおろしていたのに。
上海駅。立派な建物に変わっている。昔は、駅前にボロを着た人がたむろしていたのだが、あまり見かけない。警備が非常に厳しい。あーーー、このまま軟臥の券かって広州くらいまで汽車に乗りたいなぁ。
再び中心街に戻る。あちこちで、開店近かのブランドショップが。
後になってわかったのだが、建設ブームで、取り敢えず見栄えが良いようにこれらのブランドは賃料タダで頼んで入ってもらっているらしい。完成と同時にビルを転売。売れなければブランドも即撤退。日本や香港の方が3割以上安いため、小金を持った人々は買出しに行くそう。客は田舎から観光に来た人だとか。小売は競争が厳しく、かなり淘汰が激しいらしい。
そもそも中国は、海外資本が世界中から集まり、また民族資本も多くあるため消費関連は世界一の激戦区だ。単位売上高広告比率は世界最高。しかも、宣伝を止めたら即、売り上げが落ちるらしい。Brandingしても、Equityにならないなんて.......厳しい市場である。
*ちなみに、今、ルイビトンで一番売り上げの大きいお店はどこでしょう??
答えは、Day 2の一番最後。
こんな感じで、あちこち歩いてたらあっという間に6時間過ぎてしまった。いやー、旅行魂がくすぐられる。もっとあちこち行ってみたい。地下鉄で郊外に行くとどうなってるんだろう?蘇州にも足を伸ばしたいなぁ。 etcetc.
涙をのんで、ホテルに戻り、シャワーを浴びてディナーミーティングへ。
2010年2月27日土曜日
中国出張記 Day マイナス1
90年代は、中国は僕の中で一大ブームだった。
天安門事件は89年。当時アメリカで生活していた僕は、ABCテレビで再三流される映像に大ショックを受けた。その翌年にはベルリンの壁崩壊。溶解する社会主義体制の中で、中国だけが取り残されているという感覚が一般的にはあった。海外からの投資はタイ、マレーシア、インドネシア、韓国には向かっていたが、中国はまだまだだった。しかし、「改革開放」路線は明確に踏襲されている。間違いなく21世紀は中国が再勃興する世紀だとの確信があり、その前段階を見ておきたかった。
92年春 香港 10日ほど
92年夏 アメリカ
92年冬 韓国 3日
93年春 香港、シンガポール、マレーシア 半月ほど
93年夏 香港、広州、上海、杭州、無錫 ひと月ほど
93年冬 台湾 4日
94年春 タイ、シンガポール、インドネシア 半月ほど
94年夏 北京、大同、大連、長春、瀋陽、ハルピン ひと月ほど
94年冬 イギリス、アメリカ
95年春 タイ、ミャンマー、ベトナム、カンボジア 3週間ほど
学生時代の旅行を思い出してみた。たぶん、こんな感じだったと思う。
アジアに入り浸っていたなぁ。安宿巡りで、楽しかったなぁ。
その後中国は
95年夏 上海、蘇州 5日ほど
00年夏 上海、南通 一週間ほど出張
02年夏 上海、自費で弾丸旅行 2泊
07年夏 広州3泊 出張
という感じだったかな。毎回、中国は旅行中はちっとも楽しくなかった。
でも、戻るととっても懐かしくなる不思議な国だった。
あの頃のインサイトをもとに中国を極めてたら、今頃どうなってただろうか。
公害に悩みながら、上海あたりに駐在してたかも??
間にアジア危機を挟んで、アジア各国は財政的にも格段に強くなり.......というのは既知のとおり。
そんな中国、アジアをしり目に、僕はロンドン駐在となり、今更ながらの英国、欧州文化に感激し、どっぷりと浸ってしまった........。一方、中国は、行くと疲れる。結構危険。もう、子供もいることだし....と可能な限り接触を避けてしまった。
しかし、年貢の納め時が。
ここ最近、全く出張してない。中国は全然行ってない。経済環境も戻ってきたし、必要な出張はドンドン行くべしという雰囲気に.....。10月は半月欧州、12月は10日間アメリカ、そして今回は4泊5日の中国弾丸ツアーへ出かけることとなった。
2010年2月21日日曜日
ホワイトアスパラガス
春を知る食べ物と言えば、もうこれしかないって感じ。一度食べたら忘れられない。本当にこの時期の1,2ヵ月しか味わえない貴重な食材。それがホワイトアスパラガスだ!
今日、近所のスーパーで「香川産」として売っていた。4本で580円。んー、家族で8本で1,160円か。僕の先週木曜日のランチは「カップめん+自宅から持ってきたおにぎり」で158円だったんですけど。と、一応戸惑ってみるものの、この味を知った者、この初物を買わずには居られなかった。イギリスから帰国後は、なかなかお目にかかれなかったのだが、昨年くらいからやや市民権を得つつあるようだ。大きいのにひかれるが、やや細身のほうが繊維質があまりなくおいしい。茹でて、”ディジョンマスタード+マヨネーズ"で前菜として食べました。
こちらは、2005年6月にフランスで食べたホワイトアスパラガス。いっぱいのってるなぁ~。
今度はこんな風に食べてみようっと。
2010年2月20日土曜日
「トヨタストラテジー」 佐藤正明著
以前、買ったのに結局やまなかったこの本。Amazonのマーケットプレイスに出品したままになっていたのだが、昨今のトヨタ騒動で注文が入る。
そうなると、読まなかったまま売るのももったいない気がして走り読みをした。
トヨタの代々の経営者の職務経歴、考え方、功罪の功の部分について良く分かる本だった。また、70年代の合従連合や、90年代後半の提携の流れなど、業界の歴史についての記述は、自動車関連のノンフィクションを多数書いている新聞記者出身の著者ならではで、改めて勉強になった。
しかし、これだけ大騒動になっているにもかかわらず、トヨタ自動車への報道はまっすぐでない。
それは、日本最大の広告主だし、トヨタからの取材拒否に会うと記者生命にも関わるかもしれない。しかし、こういうときにきちんとした報道をしないと、自己否定しているに等しい。それに、NHK。広告貰ってないくせに、先日のAtoZは学者などのインタビューを主にした構成で、オブラートに包んだイメージ報道だった。こんな事だから、受信料聴取率が低いのだ。今回のことは、海外での品質問題ということになっている。そんなわけないだろう!と当然の感覚として思うのだが。
結局、真の問題点は外国メディアにお任せか?
私は、現社長に交替した前後の人事などを見ていて、こいつは不味いなと思った。この本の著者を始め、メディア界にもそう思った人は多数いたはずだ。何に、あの異様な人事や、個人名を挙げた取材禁止令など、普通の感覚ではあり得ない様なことに対して誰も警鐘を鳴らさなかった。昨年12月に米国出張した際にも、トヨタに対する敵対的な新聞報道に私はかなり驚いた。こんなことになっているのに、日本では取り扱いが格段に小さい。もしかして、トップまできちんと伝わってないのではないかと。
ん?読書記からはちょっとずれてしまった。
2010年2月15日月曜日
お気に入りCD
昨年12月、シリコンバレーでベンチャーキャピタリスト数名にあった。
その中の一人が、会うや否や「これ、wifeのCDだから良かったら聞いてね」といってくれたのがこれ。
いかにも、Geekな感じの彼と、日本人のJazzピアニストのカップルというのが不思議な感じ。
お子さんが二人いるそうで、ご本人は目下子育てに専念されているるらしい。
帰国してさっそく聞いてみた。あのシリコンバレーの明るい感じを思い出させる軽やかで楽しいピアノ演奏は、一度聞いただけで僕のお気に入りとなった。
すかさず、もう一枚注文!
全然、曲の意図とは関係ないんだが、かなり衝撃的だった西海岸のライフスタイルと、「個」として人々が力強く生きている世界を思い出させる、僕の理想のライフスタイルへの応援歌のようなCDとなった。
今年、もっとも聞いているCDです。
と、書きながら、もう一枚注文してしまいました。楽しみ楽しみ。
2010年2月12日金曜日
2010年2月11日木曜日
赤ちゃん退院
2/6(土)の朝に生まれた赤ちゃんは、今日(2/11)が退院。まだ、名前がありません。
週末に生まれ、祝日に退院とは、気の利く子である。
おっぱいもようやく飲むようになって、体重もやっと増え始めました。
それにしても、長男そっくりの顔。笑ったり、泣いたり、顔をしかめたりしたときの表情の細かなところまでそっくりで不思議な気分。
そういえば、日曜日の夜に母方のなくなった祖父を始めとして生きている人、亡くなった人みんな出てきて大宴会をやっている夢を見た。なんだか不思議な夢だったが、みなさん、興味があって見に来てくれたのでしょうか?
4人家族の生活が本格始動です!
2010年2月6日土曜日
赤ん坊がやってきました!
本日、第二子が誕生した。仕事が忙しく、3時間睡眠が続いていた。今日は、朝の4時まで仕事をして、そろそろ寝ようと思っていた。そのタイミングで破水=>即、病院へ。5時に病院について、部屋に入る。もう、眠気が最高潮に。陣痛が時折来る家内を尻目にうたた寝をする。7時ごろ、分娩室へ。あれーー、なんか想定より展開が速い!助産婦さんいわく、もうそろそろ産まれます.....。幸い長男は、昨晩23時までテレビで「ぽにょ」を見ていたため、暴睡中。起きている間だと、立ち合わせるべきかどうか悩んでいたが、杞憂に。隣の分娩室で、赤ちゃんが産まれた声が聞こえる。うちもそろそろ出て来るんだなぁ。
性別はあえて聞いてないも、「女の子」ではないかと思っていた。何より、おなかの中での行動がぜんぜん違う。長男の場合は、えい!!えい!!という感じで、おなかが飛び出るほどキックしていた。今回は、動いてはいるんだけど、ヤンチャさが全く伝わってこない。予定日の2/3になっても何も音沙汰なし。なんとも、マイペースだ。
段々と陣痛が激しくなる。頭が出てきたと。長男のときは、ここでひっかかって最後は吸引となった。しかし、小ぶりなのか、そのごスルスルと出てきて、8時20分に誕生。
やっぱり、女の子だ!
昨年、札幌でフレンチレストランに入った。隣の席が、男子中学生二人の4人家族。
お父さん「美味いだろう、ここの店」
子供1「うん。美味い」
子供2「うん」
って感じで、会話が全然ない。思春期の男子はこんな感じだよな。
男の子二人のほうが、なんだか一族安泰の感じがして言いなぁと思っていたが、この様子を見た時に初めて、女の子がいたほうが家の中が明るくて楽しいかもと思った。
赤ん坊は、泣き声も何だかか細い。長男の第一印象は「でけーー」だった。手足が大変大きく、分厚い。長女の場合は、手が女性のほっそりした手で、なんともはかない印象。
家内はかなり出血をした模様で、医師が慌しく動いている。
血を見て、血の気が引いた......。あー、耐えられない。眠たい。
9時に長男が起床。朝方、ちょっと入ったので覚えていたのか分娩室までやってきた。
ちゃんと、上靴まで履いてる。「大きくなったなぁ、3歳8ヶ月」
「かわいいねー」と普通に起きていることを理解している様子である。
ちょっと耐えられないので仮眠をと、部屋に戻り1時間半ほど眠った。その間、長男は何度となく起こしにかかったが、僕は眠り続けた。バックの中のアメを監視がないことをいいことに食べ始めたようだ。しかも、「お父さんと一緒に食べた」という事にするために、寝ている僕の口の中に、大量のあめ玉を押し込んだ。いやー、目が覚めて口の中の違和感に驚愕。
女の子は心配事がおおいなぁと思う。変な男にだまされませんように。
女の子が結婚したいと連れて来る男が、男親への通信簿らしい。
駄目男であった父親には、駄目男の婚約者を連れて来るそうだ。
いやー、責任重大。男の子は、そういう気遣いがいらず楽だと思ってたのだが、大変だなぁ。
夕方には、妹一家も尋ねてきた。
こちらは、産まれて直後の長男。いや、ほんとに似てるわ。
今日は、病院近くの焼き鳥屋に夕食に出かけて、男同士の食事をした。
いつでも病院に行かれるように臨戦態勢で、酒絶ちをしていたので、久しぶりにビールが飲みたい。大ジョッキで、カーッと行く。うまい!
締めは、隣のラーメン屋さん。長男は、「お父さん、このラーメン屋さん本当においしいねー。また、来ようねー。」とラーメン屋のオヤジが泣いて喜ぶコメントを叫んでいた。なぜか、どのラーメン屋でも言うせりふなのだが。その後、「お父さん、次はどこに行く?」と完全に梯子モード。
でも、病院に連れ戻した。
赤ちゃんは、全然泣かない。今日は、2回オムツを替えた。
夜9時半、一端家に戻り、長い一日を終える。
2010年2月5日金曜日
日本に生息する謎の鳥
日本には謎の鳥がいる。正体はよく分からない。
中国から見れば「カモ」に見える。
米国から見れば「チキン」に見える。
欧州から見れば「アホウドリ」に見える。
日本の有権者には「サギ」だと思われている。
オザワから見れば「オウム」のような存在。
本人は、「オシドリ」夫婦が理想。
でも、奥さんからみれば「ツバメ」。
そして、鳥自身は「ハト」だと言い張っている。
私はあの鳥は日本の「ガン」だと思う。
2010年2月1日月曜日
キヤノン Powershot S90
Powershot S90が売れているらしい。
僕もこれ、昨年11月末に買ってしまった。
10月に久々に欧州に出張して、これまた久しぶりにIXY Digitalを駆使した。
デジタル一眼レフ(SLR)に慣れてしまったため、発売後1年半のIXY Digitalであったが不満たらたら。仕事とは言え、やはり人生の大事な時間を使って出かけたのだ。見たもの、感動したものは、プライベートと同様にきちんと記録したい。とはいえ、出張にSLRをもって行くのも顰蹙ものだ。画質を追求したコンデジといえば、Ricohが有名だが、昔使っていたリコーのフィルムカメラは泣かされたため、絶対にRicohは買いたくなかった。ブランドが嫌いだ。
で、昨年秋に登場したのがこのS90。Canonはこの数年EOSとIXYにリソースを割いて、Powershotシリーズは手を抜いていたと思う。きちんとしたものを出して欲しいなぁと待ち続けていたので、本当にうれしかった。機能を犠牲にしない範囲でコンパクトさを追求していて、バランスがとっても良い。
ギリギリスーツのポケットに入れて持ち歩ける(いつも入れるにはごつ過ぎるが)。表現力がとても豊かで、シーンによってはSLRの画像と見間違うほどだ。撮った写真を見て、にんまり自己満足に浸ることもしばしば。当初は出張時しか使わないだろうと思っていたが、今では子供との散歩などのカジュアル用途にもフル当番している。SLRもって出るほどでもないかというシチュエーションでは記録は残らなかったのが、S90のおかげできれいに記録される事となった。
ところで、このカメラなんか親しみあるデザインだと思っていたら理由が判明した。僕が小学生の頃、我が家のカメラは、キヤノンデミだった。ネット情報によると、ハーフサイズのファミリーカメラとして一世風靡したらしい。サラリーマンの初任給が5万円とかの時代の1万円だから、当時は結構な値段だったのだろう。父も大切にしていた。ドライブ先でボンネットに置いたまま発車してしまい一度はなくなったのだが、新聞の「落し物欄」を通じて戻ってきたつわものだった。一度裏ブタを空けてしまい、僕の七五三の写真がなくなったこともある。えらく怒られたなぁ........。いや、話がそれました。そのベストヒット商品をデザインのモチーフにしたのではないか?僕のように、深層心理に訴えられて目がとまった人も多いと思う。デザイン、ブランドの価値を思い起こさせる話である。
なお、アメリカ出張記の写真は、全てS90にて撮影しました。
市場価格33,000円、amazonが最安値でビックリ。
ポイント割引で「実質○○円」ではなく、男の一本値勝負。
あっぱれ!
2010年1月31日日曜日
2010年1月29日金曜日
2010/1 マーケットレポート
皆さんこんばんは。1月号をお届けします。
1.1月の株式市場
先月の当レポートでは、「足元の株価の上昇はリスクシナリオのみがハイライトされて下落した11月までの相場の揺り戻し。第3四半期の決算が始まる月末までは、特に業績面でのサプライズなどもない事から、現状の水準訂正が続くと考えている。感情的に売り込まれ、PBR1.0x以下に売り込まれた銘柄などに分がありそう。但し、日経平均で11,000円を超えて株価が更に上昇するとは思えず、深追いは禁物」というようなお話をしました。ほぼ、見通し通りの相場展開となったと思っています。特に、日経平均は10,982円ともう少しで11,000円台というところまで
行きましたが跳ね返され、この水準は簡単には超えないだろうということを改めて認識した次第です。高値を付けた1/15を境に相場は大きく変化しました。例年、1月のパフォーマンスは「リターンリバーサル相場(=これまでのトレンドの真逆相場)」となります。これは、1年の初めであることから、リスクバジェットが大きく、昨年の出遅れ株に投資してみようという思惑が働くからだと思っています。今年も例年通りの展開となり、昨年芳しくなかったセクターや、単純にPBRが割安な銘柄などが大きく買い戻されました。その後、米国の金融規制強化と、中国の引締めニュースを受けて、市場は下落に転じました。月次のセクター別パフォーマンスでも、リターンリバーサルの傾向が確認できます。海運、その他金融、銀行、通信、電力ガスなどのセクターが上昇した一方で、自動車、精密など昨年の好パフォーマンスセクターが売られました。
2.外国人買いは続くのか
当レポート11月号で、そろそろ外国人買いが復活しそうだというお話をしました。実際、12月、1月は久方ぶりに1兆円を大きく上回る買い越しとなっています。日本株のパフォーマンスを決めるのは外部要因というお話をしてきておりますが、今の買い戻しは主に、世界各国での超大幅金融緩和の終焉リスクを市場参加者が意識し始めたことに由来しています。その結果、ドルベースでのTOPIXが年初来2.5%上昇する中、中国、ブラジル、香港などの新興国市場が8%以上下落、欧米市場も5%前後の下落となっています。過去も、日本株は米国の最初の利上げでアウトパフォームが始まり、最後の利上げ以降アンダーパフォームしています。これを踏まえると、日本だけ上昇している構図には違和感はありません。しかし、ここ2週間ほどは日本株を保有せずに負けたファンドが仕方なくリスクを下げる目的で買っている様で、短期的にはモメンタムのピークだと感じています。外国人投資家が買い越しするということは、銘柄選択においても重要なインプリケーションがあります。彼らはファンダメンタルズとバリュエーションを精査して買いに来ますので、業績が上方修正トレンドにあり、割安な銘柄がよりアウトパフォームすることになります。安くて成長している銘柄がアウトパフォームするのは当然に思えますが、この2年は色々な投資主体が売り越し基調にあり、なかなかファンダメンタルズやバリュエーションでは説明できない株価の動きが多かったといえます。こういった面でも、市場の正常化が起きています。
3.今後の相場見通し
先週から第3四半期決算が始まりました。中間決算までは、あまりに悲観的な会社予想が大きく上方修正されてきました。しかし、ここにきて企業、業種で違いが出てきたように思います。そして、計画並み、コンセンサス並みの業績に対する市場の反応がかなりシビアな事が気になります。決算が一通り出揃う2月半ばには、「内需苦戦、外需は腰折れにこそなっていないもの、まちまちの決算だった」という認識になるでしょう。
大きな業績の上方修正なしにはY11,000円の壁は容易に割れないと思います。一方、先月のレポートでお話ししたリスク要因等により株価が一瞬弱含む局面も想定されますが、Y10,000を割るようなレベルではむしろ買いを考えた方が良いでしょう。また、引き続き、米国、中国、新興国での金融引き締めニュースには非常にセンシティブな状況が続くでしょう。
4.金融規制について
伝統的に民主党が強かったマサチューセッツ州で共和党が勝つや否や、オバマ政権は金融規制強化案について口及し、ウォールストリートを新たな標的に据えています。「大混乱を引き起こした結果、多額の税金を投入した。しかし、その反省もなく、金融機関は再び荒稼ぎをして失業率が10%を超える中、多額のボーナスをもらいけしからん。」というのが、民意であり、それを汲んだポピュリスト的政策だといえます。一方、政策として重要なのは、金融仲介機能とそこから創造された信用を維持拡大することです。新政策は、明らかにこれに反しており、実際にインプリメントされれば、大きなデフレプレッシャーとなることでしょう。株価が急落したのはこのような理由からです。
インベストメントバンクの報酬が高いのは、ビジネスが儲かっているからです。これに対する批判をかわすために、必要以上にレバレッジ規制等をかけるということは、結果的に経済に大きなマイナスインパクトを与えることでしょう。私であれば、寧ろ「インベストメントバンクのプロフェッショナルは2つ以上の職務を行ってはならない。電話取り、コピー取り、コーヒー買い出し係、机拭きがかり、接待アレンジ係etcと一人につき100人の下請けを雇うこと」という法律でも通します。ボーナスは減り、金融機能は維持でき、雇用も拡大することでしょう。アメリカの中間選挙、日本の参院選を控えていますが、この様に大衆迎合型政策が景気を冷やすリスクについても注意が必要だと感じた次第です。
5.お勧め図書
「異形の将軍」津本陽著
作者は12月の日経新聞の「私の履歴書」にも出ていました。この本は「田中角栄」の生涯を記した本で、彼の光と影が良くわかります。小沢一郎氏の事件?が騒がれる昨今、より面白くお読みいただけることでしょう。
ところで、日経新聞と言えば最近めっきり「二番底」という言葉を使わなくなってしまいました。あれだけ危機をあおっていたにも関わらず、見通しが外れるとこっそりと矛先を鎮めるというのは日経新聞の常套手段ではありますが、本当に迷惑な話です。株式投資では情報は非常に重要ですが、メディアのフィルターを通さず、統計などの一次情報を咀嚼する力がこそ大切だと言えるでしょう。
それではまた、来月まで。
2010年1月23日土曜日
「希望を捨てる勇気」 池田信夫著
ホリエモンのウェブサイトでみつけ、購入してみた。
筆者の池田 信夫氏主催のアゴラは大変面白い試みで時々見に行っている。
権力の監視というメディアの使命が日本は果たされていないどころか、逆転しているため(i.e.権力の擁護)近時、このようなサイトがどんどんできつつあるのは非常に重要な変化だ。
ただし、この本はくどすぎること、原稿の量稼ぎ的な記述も多いこと、タイトルと内容に違いが大きいことなど、残念な点が多かった。
労働市場のこう着性があらゆる問題の根源であることは、私も常日頃考えている。この点において、もっと社会を啓蒙できないのだろうか。私にしてみれば、同じ企業に20年、30年と努めることなど狂気の沙汰である。
作者がメディア出身だからかもしれないが、細かな指摘、主張が多く辟易とした。
また、名指しの批判が多い割には、多いだけでカウンターアーギュメントを行ってないのもずるかろう。このような論争を書籍上で行うのはやめてほしい。
経済とあまりかかわりのない学生、主婦、公務員向けか。
プロには現実との差が大きすぎて、あまり相手にできないと感じました。
「1分間の日記で夢はかならずかなう」 今村暁著
友人が書いた本。偶然にも出会いました。
願い事をかなえるには、まず願うこと。そして、実現までのプロセスを何度もイメージすること。そうすると、本当にかなう。 これは、僕が16歳ごろに発見した法則で、受験や仕事などなどいろんな難関をこの手法で何とか乗り切っている。
今村氏が同じような指摘をしていて、僕の「妄信」にはロジックがあることが分りうれしかった。
自分が本当に願っていることを知ること、そしてそれを願い続けることのために「日記」を活用するというアイディアには感心した。3年前に半年続けて立ち消えになっている日記を早速ふたたびつけ始めた次第である。
読書時間1時間半
2010年1月15日金曜日
「邪魔(上)、(下)」
この年末年始.......と言っても既に完全に普通の生活モードだが......なぜ奥田英朗にはまっている。
初めて読んだ「無理」を読み終える前に、「邪魔」をamazonで買っていた。
東京で平凡なサラリーマン生活を送っている私にとって、まったく知らない世界を「実体験」させてくれる。それが、「奥田英朗」だ。不安さ、後味の悪さ、やるせなさ、必死さなどなどまるで自分がその世界の中に入り込んでしまった気分だ。こんな体験、絶対にしたくないんだけど、そういう立場にある人々がどの様な感情を持つのかが疑似体験できる。
「邪魔」もその期待を全く裏切らなかった。作家の経歴を私は良く知らないが、警察組織とや〇ざの関係は恐らくここに描かれているようなものなのであろう。一線を越えてしまっている人も多いのでは。ただ、法的手続きに乗っ取られた瞬間に「裁量」の余地は極端に限られる。あー、法治国家に生きてて良かった!夫婦でこの様な形で疑心難儀になるというのはつらいだろうなぁとも思った。この奥様は不憫だ。昭和時代のお見合いカップルというのは大なり小なりこんな関係だったんだろうか。本心で理解できない夫婦ではあったが社会全体の婚姻率は高い社会と、お互いをよく理解し、信頼している夫婦と、そういう関係までたどり着ける人が居なかったばかりに未婚を通している個人が存在し、結果として婚姻率が低い社会(今の日本)はどちらが正しいのか??深い命題だ。これって、簡単に考えていたけど「個人」として生きるのか、「種」として生かされているのかという選択のような気がしてきた。能動的に生きると、婚姻率は下がるのかもしれない。
いやいや、筆者の意図とはかなり離れていると思うのですが、大変楽しめた本でした。
読書時間 上巻5時間、下巻5時間 計10時間。
初めて読んだ「無理」を読み終える前に、「邪魔」をamazonで買っていた。
東京で平凡なサラリーマン生活を送っている私にとって、まったく知らない世界を「実体験」させてくれる。それが、「奥田英朗」だ。不安さ、後味の悪さ、やるせなさ、必死さなどなどまるで自分がその世界の中に入り込んでしまった気分だ。こんな体験、絶対にしたくないんだけど、そういう立場にある人々がどの様な感情を持つのかが疑似体験できる。
「邪魔」もその期待を全く裏切らなかった。作家の経歴を私は良く知らないが、警察組織とや〇ざの関係は恐らくここに描かれているようなものなのであろう。一線を越えてしまっている人も多いのでは。ただ、法的手続きに乗っ取られた瞬間に「裁量」の余地は極端に限られる。あー、法治国家に生きてて良かった!夫婦でこの様な形で疑心難儀になるというのはつらいだろうなぁとも思った。この奥様は不憫だ。昭和時代のお見合いカップルというのは大なり小なりこんな関係だったんだろうか。本心で理解できない夫婦ではあったが社会全体の婚姻率は高い社会と、お互いをよく理解し、信頼している夫婦と、そういう関係までたどり着ける人が居なかったばかりに未婚を通している個人が存在し、結果として婚姻率が低い社会(今の日本)はどちらが正しいのか??深い命題だ。これって、簡単に考えていたけど「個人」として生きるのか、「種」として生かされているのかという選択のような気がしてきた。能動的に生きると、婚姻率は下がるのかもしれない。
いやいや、筆者の意図とはかなり離れていると思うのですが、大変楽しめた本でした。
読書時間 上巻5時間、下巻5時間 計10時間。
2010年1月12日火曜日
「無理」 奥田英朗著
誰かのブログにコメントされていたのを見て衝動アマゾン買い。
最近のアマゾンは11時頃までに注文すれば当日中に届く。
なんて、便利なんだろう。
豊かな地方都市の生活に僕は憧れを抱いているわけだけど、札幌とか福岡じゃなくてもっともっと小さな地方都市の現実的な問題を突き付けるインパクトのある本だった。
読後感として最も強く残ったのは、「東京の生活の方がマシかもしれない」ということと、「えもいわれぬ閉塞感」だった。この「閉塞感」は何も、この本に出てくる街に限らず、路頭に迷ってしまっている日本全体のそれに近い感情だった。
・議員・高校生・県庁職員・専業主婦・訪問販売員・やくざ者・警官・引きこもりなどなどそれぞれの目線から見た生活、価値観、人生観などがvividに伝わってくる。みんな見えない何かに縛られまくり、閉塞感の中でもがき苦しむも、出口などあるわけがない.....(いや、本当にそうなのかな?).....案外、そういう日常は一寸先は闇というほど暗くはない。一方、変化を求めると見通しは全くない。後者のリスクを避けるばかりに現状を受け入れている人も多いのではないだろうか。
ストーリーの構成が興味深かった。最近、この様に章ごとに登場人物が入れ替わる構成をよく見るが、流行りなのかな?なんだか、テレビドラマのカットを見てる感じだ。テレビっぽくって受け入れられやすいのだろうか。そして、そのバラバラのストーリーが最後に......。これも、画像でやっちゃうとアメリカ映画っぽくてシラケものだろうけど、徐々に読み進める本だからこそやれる面白い結末だった。
うん。長編だけど結構引き込まれて一気に読めます。なかなかのエンターテイメントだった。
読書時間8時間。
最近のアマゾンは11時頃までに注文すれば当日中に届く。
なんて、便利なんだろう。
豊かな地方都市の生活に僕は憧れを抱いているわけだけど、札幌とか福岡じゃなくてもっともっと小さな地方都市の現実的な問題を突き付けるインパクトのある本だった。
読後感として最も強く残ったのは、「東京の生活の方がマシかもしれない」ということと、「えもいわれぬ閉塞感」だった。この「閉塞感」は何も、この本に出てくる街に限らず、路頭に迷ってしまっている日本全体のそれに近い感情だった。
・議員・高校生・県庁職員・専業主婦・訪問販売員・やくざ者・警官・引きこもりなどなどそれぞれの目線から見た生活、価値観、人生観などがvividに伝わってくる。みんな見えない何かに縛られまくり、閉塞感の中でもがき苦しむも、出口などあるわけがない.....(いや、本当にそうなのかな?).....案外、そういう日常は一寸先は闇というほど暗くはない。一方、変化を求めると見通しは全くない。後者のリスクを避けるばかりに現状を受け入れている人も多いのではないだろうか。
ストーリーの構成が興味深かった。最近、この様に章ごとに登場人物が入れ替わる構成をよく見るが、流行りなのかな?なんだか、テレビドラマのカットを見てる感じだ。テレビっぽくって受け入れられやすいのだろうか。そして、そのバラバラのストーリーが最後に......。これも、画像でやっちゃうとアメリカ映画っぽくてシラケものだろうけど、徐々に読み進める本だからこそやれる面白い結末だった。
うん。長編だけど結構引き込まれて一気に読めます。なかなかのエンターテイメントだった。
読書時間8時間。
2010年1月10日日曜日
「横道世之介」
知人に紹介され、amazonで検索する。なるほど、なかなか面白そうだ。
今日はちょうど金曜日。一気に週末に読みたいと思い、久方ぶりにリアル店舗(日本橋丸善)で書籍を買い求める。銀座線にのり読み始める。井の頭線に乗り換え明大前を過ぎた頃には、周りの景色が大学時代のそれに見えてきた。
80年代後半の時代の空気がすばらしく上手に書かれている。みんなが将来を楽観し、楽しく、しかし一生懸命生きていたんだなぁ。明日は今日よりもきっと楽しいとあの頃は信じて疑っていなかった気がする。その時代を幸運にも学生として過ごした人にとっては、大変懐かしく当時の”空気”を思い出すことが出来るのではないだろうか。私は、不幸にもこの頃は中学生?
学生さんにとっては、この時代の「出会い」ということの重要さを認識させられる読み物かも。学生時代の人との出会いは一生を変える可能性を秘めている。社会人十数年目の出会いは..........私はひとつの出会いによって変えられるほど柔軟でなくなり、かつ変えてもらえる時間も確実に減ってしまっている。
金曜日の深夜までかかって、一気に読みました。とても懐かしく、暖かい気分になりました。
学生時代に過ごした街に暮らしているわけですが、周囲が当時とダブって見えた次第。
僕よりずっと年上の人は、そんなことより新大久保の事件と重ね合わせるんだろうなぁ。
詠む人の年齢によって、印象が全然変わる本とも言えよう。
読書時間:5時間
今日はちょうど金曜日。一気に週末に読みたいと思い、久方ぶりにリアル店舗(日本橋丸善)で書籍を買い求める。銀座線にのり読み始める。井の頭線に乗り換え明大前を過ぎた頃には、周りの景色が大学時代のそれに見えてきた。
80年代後半の時代の空気がすばらしく上手に書かれている。みんなが将来を楽観し、楽しく、しかし一生懸命生きていたんだなぁ。明日は今日よりもきっと楽しいとあの頃は信じて疑っていなかった気がする。その時代を幸運にも学生として過ごした人にとっては、大変懐かしく当時の”空気”を思い出すことが出来るのではないだろうか。私は、不幸にもこの頃は中学生?
学生さんにとっては、この時代の「出会い」ということの重要さを認識させられる読み物かも。学生時代の人との出会いは一生を変える可能性を秘めている。社会人十数年目の出会いは..........私はひとつの出会いによって変えられるほど柔軟でなくなり、かつ変えてもらえる時間も確実に減ってしまっている。
金曜日の深夜までかかって、一気に読みました。とても懐かしく、暖かい気分になりました。
学生時代に過ごした街に暮らしているわけですが、周囲が当時とダブって見えた次第。
僕よりずっと年上の人は、そんなことより新大久保の事件と重ね合わせるんだろうなぁ。
詠む人の年齢によって、印象が全然変わる本とも言えよう。
読書時間:5時間
2009年12月30日水曜日
2009/12 マーケットレポート
皆様、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
といいつつ、会号としては12月号となります。お届けが遅くなり申し訳ありませんでした。当レポートは毎回執筆に4時間程度かけております。日本はメディアの経済リテラシーが著しく低く、普通の生活をして日経新聞を読む程度では偏った情報に洗脳されかねません。こういった問題意識の元、読者の皆様の投資判断、経済の現状判断の核として頂けるような内容にしたいと心がけており、毎回熟考の上執筆しております。今後ともよろしくお願いします。
1.12月の株式市場
さて、まずは12月の相場から振り返りましょう。先月のレポートでは、「日本株はマイナス材料のみを織り込んだ状況にあり、そうなった理由については十分な正当性があるものの、ここから先はダウンサイドよりアップサイドの方が大きい。価値の顕在化を助ける外国人投資家の不在がその時間軸を読みにくいものとしているが、欧米の投資家についても、この一年大きくアンダーパフォームした日本株がこのまま下落し続けるのか不安視しており、短期的には日本株のアンダーウェイトを買い戻すような資金流入が始まっても良いタイミング」とお話しました。実際、12月の株式市場は久しぶりに外国人投資家が大きく買い戻しており、その結果TOPIXで8%、日経平均ではそれ以上の年初来高値に肉薄する上昇となりました。
2.2009年を振り返って
2009年の市場をもう一度振り返ってみますと、年初から3月中旬までは株式の保有を減らす解約売りに押され、バリュエーション、ファンダメンタルズと無関係に売られる異常な相場展開となりました。しかし、また、各国の金融当局が金融の大幅緩和を行い、また政府も過去稀に見る財政支出を行ったため、次第に市場の関心は経済の安定化へと向かい、売られる過ぎ銘柄の大幅な水準訂正が起きました。これらの政策は、ドル安を招いた一方、金融ショックの影響の小さい新興国は金融緩和のメリットを大きく受ける形となりました。また資源高を後押ししました。その結果、中国、ブラジルを初めとした新興国はいち早く成長軌道に回帰しました。グローバルに見ると、これら新興国のポジションをファンディングする格好の市場が「輸出依存度が高く、金融機関の資本が薄く、人口減による潜在成長率も低く、ファンダメンタルズの魅力がない」日本株でした。
セクター別で見てみますと、市場全体は+6%でしたが、自動車は+53%、商社は+40%、電気機器は+36%というように輸出産業や資源関連のパフォーマンスが飛びぬけてよかったことが分かります。一方、銀行は-22%、電力-20%など内需株は10%以上のマイナスとなっています。つまり、表面上は日本株市場はグローバル市場を大きくアンダーパフォームしたということになるのですが、実際には「途上国の急成長のメリットを十分受けた製造業、輸出産業の株価は他国市場に引けをとらない上昇だった一方、内需関連株が全く良いところはなく、大きく足を引っ張った。」という事になります。この点は2010年の日本株のリターンを考える上で非常に重要なポイントといえるでしょう。
3.2010年の展望
では、2010年はどういう市場になるでしょうか。足元の株価の上昇はリスクシナリオのみがハイライトされて下落した11月までの相場の揺り戻しです。第3四半期の決算が始まる月末までは、特に業績面でのサプライズなどもない事から、現状の水準訂正が続くと考えています。日経新聞が大好きな「景気の二番底懸念」で感情的に売り込まれ、PBR1.0x以下に売り込まれた銘柄などに分がありそうです。但し、日経平均で11,000円を超えて株価が更に上昇するとは思えません。この水準であれば、株式を売却しても益が確保出来る金融期間を中心に売り圧力は大きく、また経済基盤の弱い新興国のデフォルトなどのニュースが突発的リスクで下落することも考えられます。年度末までの3ヶ月弱は9,500円-11,500円程度のレンジをイメージしており短期的には上限に近づきつつあります。2009年度は外需と内需で大きなパフォーマンス差が生じましたが、これがどうなるかというのは2010年の大きなポイントです。Y90-Y95円/$の為替で推移すれば、輸出産業の業績回復は上方修正トレンドで推移すると考えます。最高益のEPS(一株あたり利益)を意識しながら、P/E10x台後半での評価となるでしょう。現在の株価はBPS(一株あたり純資産)ベースで形成されており、ピーク利益ベースでのPERを見ると大きな差があります。これが、銘柄間パフォーマンス格差の最大の要因となることでしょう。内需株は不確定要素が非常に多いといえます。こちらは、P/Eで10xから15xのバリュエーションで取引されており、割安感があります。したがって、向こう12ヶ月ではどこかのタイミングで水準訂正があることでしょう。しかし、年間を通じて輸出株を上回るかどうかという意味では、為替の水準と政局の行方が大きな不確定要素で、現時点で明確に答えることは難しいといえます。これに加えて、メディア的には当然と捕らえられている新興諸国の持続的な成長もリスク要因です。このまま世界経済が順調に回復を続けると、資源価格の上昇、投資資金流入によるインフレに対抗する形で金利を引き上げなどが、成長にショックを与える可能性があります。日本の石油ショックに似たイベントといえるでしょう。実際にブラジルなどでそのリスクの芽が出始めています。この場合、一時的にはリスク回避行動が大きくなり、先進国市場も巻き込んだ調整となることでしょう。しかし、新興国の調整以上に、先進国の経済は大きいことから、結果的には短期的にな調整になるだろうというのが私のメインシナリオです。
これらを踏まえて、目先は日経平均Y11,500を上限にY11,500からY9,500のレンジ取引。年央高でベストケースでは参院選前後の夏場に13,500円程度まではありうるが、年末にかけて下落し、年を通してみれば15%前後(Y11,500-Y12,500)のそこそこの上昇というのが今年の全体感です。大きなショック的なイベントがなければ底値はY9,000からY9,500程度ではないでしょうか。昨年ほどの大きな水準訂正はなく、15%以上短期的に上昇した場合は追随は禁物でしょう。
4.日本株復活はあるのか?
2010年、もしくは2010年代のサプライズとして日本株の復活を挙げる海外メディア、ストラテジストが現れてきました。その最大の要因は、従来私が指摘している「期待値が全く株価に織り込まれていない」という事になります。実際にその通りになるかどうかという意味では政局が大きな要因になるのではないでしょうか。夏の参院選で、民主党が敗北した場合は3年間のねじれ国会となり、政策運営が不安視されるため日本株のパフォーマンスの重石となることでしょう。一方、民主党の勝利となった場合、政策運営が一気に変化する可能性があります。現在の民主党は、この選挙に勝つことが唯一最大の目的ですから八方美人にならざるを得ません。しかし、政策に優劣をつけ、日本の問題とされている国の過剰債務、過少税収過大支出、財政のミスアロケーションなどに
メスが入れば、「いよいよ死んだ20年間から日本が復活する」という期待へと変わることでしょう。
5.お勧め図書
年末年始はお堅い本は休憩しており、今年のベストセラーを読み漁っておりました。その中で、以下の2冊は特に良かったと思います。ベストセラーですので、既にお読みになった方もあるかもしれません。作家の意図から離れているかもしれませんが、世の中を見る切り口としても楽しめます。
「無理」 奥田英朗著
私は、地方都市出身(福岡市)ですが、帰省のたびに街が廃れていくのを目にし非常に悲しい気分になります。地価の水準は25年前のレベルです。東京での生活しか経験のない方は、地方の惨状が伝わってくるのではないかと思います。今後急速に高齢化が進む東京圏もこれに近い状況となることでしょう。因みに「ゆめタウン」のモデルになっていると思われる大手スーパーチェーンは、私は如何なる株価でも投資しないと決めています。経営陣の無能さもさることながら、例え成功したとしても、それが日本全体の発展に資さないことが明確だからです。
「横道世之介」吉田修一著
こちらもまた色々な側面から楽しめますが、20年前の世界観みたいなのも伝わってきて、「無理」の時代との比較が非常に示唆に富んでいると思いました。
それでは、また来月。
2009年12月10日木曜日
アメリカ出張記 Day9
突如降ってわいたような出張で、特に西海岸の予定は10日前に決まったものであったが、きちんとスムースにこなせて、大満足。今年一番密度の濃いい1週間だった。いろんなことを学んだし、多くの人にあったし、うまいもの沢山食べたし、いろんなもの見て感じたし.....。
子供が生まれて以来、何となく家をあけて海外に行くのが嫌だった。
しかし、やっぱり時々出かけるべきだね!いろいろなこと考えるし、感じるし、そしてリフレッシュするし。来年はもっと積極的に海外に出てみようと思う。
2009年12月9日水曜日
アメリカ出張記 Day8
10時の飛行機に乗るために8:45に空港に着くと、10時はキャンセルになるかも知れないから9:00に乗れと言われる。国土交通省の役人が聞いたら激怒するだけじゃ許されない様な間引き運行がアメリカでは状態化している。最終便が間引かれて帰られなかったという話もよく聞く。「まずいなぁ~」と思いつつも、空港で待ち合わせしているので僕だけ先に乗るわけにはいかない。結局やり過ごしたら、案の定10時は"荒天により"キャンセルになり、11時の便まで待つ羽目に。
余裕のあるスケジュールなので大丈夫なのだが、腑に落ちない。
お仕事を終えて街歩きだ。建物の配置が計画的で面白い。
中学の教科書で出てきたなぁ、DC.と思いだした。
一通りぶらぶらと歩いて、空港へ向かう。
これで、全ての仕事終了。さすがに、とっても開放的な気分となり、打ち上げに繰り出す。
今日は、グリニッジタウンにあるPEARLというシーフードレストラン。
ここは、最高においしかった!!カウンターに座ると、ウェイトレスの女性がキビキビと動いていて、
すごかった。一人3役でドンドンこなしていく。「お勧めは?」と聞くと、「jouohgoeihoieho lgeojoihe」と一気に羅列され、ちんぷんかんぷん。今回の旅で初めて、「will you please speak more slowly?」と言ってしまった程。
しかし、NYCは美味い!ということがわかったのも、今回大きな収穫だった。
勢いあまって、Blue Noteも行きました。明日は、空港に着いたらあとは飛行機で寝るだけ!
深夜を回っても、地下鉄は怖くなかった。20年前は危ないからいかなる場合も使っちゃダメと言われたのにね。意思があれば、何でも変えられるんだなぁ。
2009年12月8日火曜日
アメリカ出張記 Day7
今日は朝6時にお迎えが来て、20時にホテルに戻るまでみっちり仕事でした。
さすがに、くったくたに疲れました。
明日も朝早いので、今夜はホテルの近くの「めんちゃんこ亭」。
こういう日は、日本食が有難いです。
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