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2011年7月21日木曜日

15泊16日 オイローパライゼ Day 11 ライン川下り!

本日は、この旅のハイライトのひとつ、ライン川下りへ。思えば、2003年にロンドンからミュンヘンまでドライブし、その途中でコブレンツに泊った。確か、暗くなってから着いたと思う。朝食を食べたホテルのデッキから眺めるライン川が美しかった。しかし、まだまだ先が長く、観光もせずにそのまま車を走らせてしまった。ライン川河畔を走りつつ、「またここにゆっくり来たいなぁ」と思ったものだった。 
旅行の秘訣は、全部やりたいことをやらないことだ。「あそこまで行って、○○しなかったの?」というくらいがちょうどいい。特に、気に行った場所はそう。そのことが、旅先と自分を強く結びつけ、再訪につながる。現に、8年後にこうやって戻ってきた!
いつも、お昼を過ぎての行動だったが、今日は頑張って10:15Rudesheim発のKDラインKoln行きに乗船する。
 船内はレストラン完備で、長旅を優雅に楽しめる。
 早速両岸に古城の数々が現れる。

 水運が重要な運搬手段だったころ、写真の様な関所が多く点在していた模様。
んー、そう聞くと、税務署チックでちょっと嫌な感じの建物だ!
 例え旅先でも正午前は酒はご法度としている。今日も、12時を回って解禁!メニューにケルンビールを見つける。ケルンのビールは、小さめのグラスでわんこそばみたいにガンガン行く。これがまた最高なのだ。早速注文!
 良い気分になっていると、なんだか聞き覚えのある音楽が~。あ、ローレライかなと思い外に出ると.......果たしてLoreleyのサインを発見!
 確かに川がぐにゃぐにゃと蛇行し、水面の様子から流れが複雑な事が推察出来る。しかし、両岸までそれほど離れておらず、遭難するほどの難所か?と思ってしまう。
 船はあちこち停泊していく。St.Goarについた。ここでツアー客らしき人々が一気に下りて行って、船内はとても静かになった。

 流石はドイツ!と思ったのが、コブレンツまで全く橋がかかっていないこと。その結果、景観が大変素晴らしい。渡る必要がある人は、写真の様なはしけを使う。日本だったら、両岸はコンクリートで埋め固められ、500Mおきに橋がかかっていたに違いない.......
 屋上デッキ。今日は多少肌寒い。
 両岸とも、鉄道車両がひっきりなしに通っていた。
 二杯目いきまーす。Weiss Bierは、断れません。
 またまた、イモたっぷりのランチ。
 ライン川沿い産の白ワインも多数。選ぶのが楽しかった。
ドイツワインってバカにしていたけど、結構奥が深いなぁ。

 お、ビール工場だ!
 KDラインとすれ違う。
 さてさて、コブレンツにつきました。あれ?対岸までケーブルカーが。しかも、なんだかとっても賑わっている。いっみよう!
このにぎわいは、BUGA2011という地方博覧会であることが漸く把握出来た。
これは、ラッキー!

 ケーブルカーで上がって見ると、植物園あり、コンサートあり、ビアホールありとかなり賑やかで楽しかった。
 ライン川の方を眺めていると.....気味悪いものを見つけた。写真の真ん中、どうも原発の様だ。早速調べてみると、果たしてやはり原発だった!
拡大図
えー、原発のがれてここまで来たのに、原発があるの~っと興ざめしたが、実はドイツらしい話が背後にあった。この度ドイツでは、「脱原発」が決まったわけであるが、民度の高い住民と発電事業体・地方政府との確執は、30年近く前にも高い緊張感をもって存在していたのである。建設が決まった後に、実は活断層の上にあることが判明。この地域は、石造りの古い家が多くあり、地震の確率は相当低いと思われる。しかし、70メーターよけただけで建設したこの原発は、その許可自体を巡って住民裁判となり、稼働3年後に停止、その後廃炉決定となった様だ(経緯はもう少し調べる必要あり)。流石はドイツ!日本では、これだけの大事故が起きているのに、未だにバリバリの活断層の上にある原発への危機感は非常に低い。のほほーんと根拠もない安全を信じ、気づかないうちにはした金を受け取って取りこまれていく。全く、おめでたい国民だ。ドイツ人の民度とは雲泥の差である。
気を取り直して..... ライン川とモーゼル川が合流する場所、それがコブレンツだ。

 ケルン方面を望む。ライン川。
 コブレンツの街並み


 今日は、船と電車で移動のため、好きなだけビールが飲めた!

 ローカル線でRudesheimまで戻る。右岸線と左岸線があり、こちら側はひっきりなしに貨物列車が走っていた。その間で、1時間に一本程度旅客鉄道が走っている。
 川下りと同じ景色を今度は電車から眺める。船で4時間のコースは、電車では1時間弱であった。
リューデスハイムに戻り、夕食へ。こちらは、小さな観光の街。かわいらしいドイツの小さな街並みだ。観光客も多いため、飲食店が多く、ドイツ民謡なんかを演奏していて賑やかだ。
僕のドイツで一番好きなビールは、コイツです!
今日は、一日たっぷり楽しめました。

2011年7月20日水曜日

15泊16日 オイローパライゼ Day 10 イギリスからドイツへ


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今日で、イギリスも終わり。14時過ぎのルフトハンザでフランクフルトへ飛ぶ。当初、ドイツへ行くことは全く考えていなかった。しかし、英国単純往復のチケットが一家で70万円だった一方、帰国便をFRA=>NRTにすることで50万円になることが判明。子連れを考えると、帰国便は直行便でないと嫌だったので、ドイツ経由とした次第。当初、全く考えていなかったドイツ旅行のおまけだが、実際にプランを立て出すと、かなり乗り気になり、5泊することにした。

ヒースローには12時につけばいいのだが、子連れは何が起こるか分からない。かなり十分に余裕をもって、10時にBiburyを出発した。道中、ただでさえサスペンションがガタガタのSKODAでこれまたボコボコのM4を走る。今まで一度も車酔いをしたことのない息子が車酔い。しかし、途中に休憩するほどの時間的余裕もなく、なだめながらヒースローへ。すると、車を降りた瞬間、かるーくゲロっていた。んー、ごめんよー。こりゃー気持ち悪かったよなぁ。
ヒースローは、勝手知ったる空港なので楽勝だ。まず、車寄せで荷物を下ろし、ショートタームPにレンタカーを止め、チェックインをすます。欧米圏はどこもそうだが、子連れには無茶苦茶優しい。ベビーカーを押していると、特権階級にでもなったようだ。チェックインの長蛇の列もフリーパス。すぐに手続きで来た。身軽になってレンタカーを返却へ。

今回の経験で「社会みんなで子育てを」という標語の元、思いっきり金をばら撒いた現政権の政策に本当に疑問を持つ様になった。国があらゆる層を買収した結果が、この体たらくだ。TVのインタビューなんかでも、平気で普通の母親が「まあ、貰えるものは本当に有難いので、助かってます。」って答えている。おいおい、それって乞食の発想だぞ!日本人は本当にどうしようもなく頽廃してしまった。社会全体で子供を育てるって、こういう風にみんなが子育て世代に手を貸すことだ。国全体の借金増やして、金を渡すことではない。
 フランクフルトまでは、1.5時間程。東京から九州に飛ぶ感じ。飛行機は、満席。12時間のロングフライトを経験した後では、子連れといえどもあっという間に着いた!っていう感じ。
 ドイツで旅行は、絶対にレンタカーをお勧めする。日本ではあり得ないドイツ高級車を格安で借りることが出来る。以前、「ドイツ人の友達にレンタカーするなら、絶対Sixtだよ!」と勧められて以来、毎回ここを使っている。この会社では、ベンツ、Audi、BMWを普通の値段で借りることが出来る。レンタカーでありがちな廉価版グレードではなく、結構プレミアムなグレードを借りられることも魅力。要は、安売り出来ないOEMが一旦フリートに出し1年程度で再び引き取ってアプルーブドカーで売ってるわけだ。面白いことに、英語サイトとドイツ語サイトで値段が違った!6日間でドイツ語サイトでは5万円程度だったが、英語サイトでは9万円ほど。ブランド価値を高く売れる外人向けにはもっと儲けてやろうってこと?第二外国語で取ったドイツ語が初めて経済的に役に立ちました!!
 今回は、プレミアムツーリング指定だった。5erのツーリングだったらなぁと思ったのだが、全部出てしまっているとのことで、Audi A6 3L TDI Quatrroとなった。ベンツじゃなくてよかったー!と前向き思考。「BMWが良ければ、1日1500円の追加でX5もあるよ。」と言われかなり心が動いたが、ワゴン車大好き人間としては、Audi Avantは試さざるを得ない。車の感想は、また別に報告します!

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本日は、移動はミニマムに抑えるべく、Rudesheim泊。1時間程度のドライブ。
 ホテルにチェックインして、早速一杯。クリスタルWeizenいきまーす!!
 僕は、やっぱりシュバイネハクセ!ごっつい!
 息子はソーセージ。これまた、凄い量。
家内はシュニッツェル。これまた、でか!
んー、しかしドイチェランドは明るく楽しいなぁ!来てよかったよ!

2011年7月19日火曜日

15泊16日 オイローパライゼ Day 9 Biburyへの旅

London滞在だけでもよかったのだが、長らくご無沙汰のコッツウォルズにも足を伸ばしたく、一泊することにした。イギリスのレンタカーは全くいい目にあわない。売れない大衆車をかなり高い値段(今回は、1泊2日で約4万円......)で借りることになるからだ。大概が、FordかVauxhall(欧州GM=日本ではOPEL)だ。今回は荷物も多かったので、大き目のワゴン車を予約した。そうしたら、なんとSKODA(シュコダ)のオクタビアであった。いやー、びっくり。というか、残念。ん、しかし、SKODAなんて、めったに乗ることないからいい経験かな?
 チェコのメーカーであるSKODAは、91年からVWグループに入っており、イギリスでは「廉価版VWではあるが、信頼性もそこそこ高く、実用的で、悪くない選択」くらいの位置づけになっている。
 実際、思った以上にブート(イギリス英語では、トランクのことをBootと言います)は広く、後日借りるAudi A6よりも積めてしまった。まさに、Practical! 
エンジンは、VWの1.9L TDI。リッター15キロくらいを余裕でたたき出す。
それより何より、このインテリア。そして、乗り心地。まさに、ふた世代前のVW Golfそっくり。恐らく、同じプラットフォームなのであろう。あの、Golfは実はロンドンで2年ほど乗ったことがある。そして、あまりに楽しくなくて、BMW525iに乗り換えたのだった。んー、久しぶりの乗り心地ではあるが、全くうれしくないぜ。失礼。車のことになると、毎回熱くなるわたくしでした。

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 さて、コッツウォルズのたび。先ずは、思い出の地マーローにでも立ち寄ろうと思い、早々にM40を降りる。イギリスの道は、実にわかりやすく番号を振ってあるため、普通に地図が読める人は迷うのは難しい。難点は、ラウンドアバウトぐらいであろうか。これも、慣れればどーってことないが。Marlowは、駐車場を決めかねているとそのまま通り過ぎてしまった。しかし、コッツウォルズのテムズ川流域には魅力的な街が点在している。気を取り直して、Henley-on-Thaemesへと向かう。レガッタで有名な街だ。 
どうでもいいんですが....イタリア車のツーショット@Henley-on-Thaemes。結構、Fiat=アルファロメオを見かけるようになった。 
 かわいらしい町並み。
 実は、Londonのフラットに食べ切れなかった食材が多くあった。僕が車をとりに行っている間に、家内がランチボックスを作って置いてくれた。ポジティブサプライズ!このきれいな風景を見ながら、お弁当を食べました。

 テムズ川クルーズなんかもやっていて、ぜひ乗ってみたかったのだが、目的地へ向かうこととする。
 I Love beautiful English country side.....!


 ということでやってきました、BiburyのSwan Hotel。ここは、地球の歩き方などに「英国随一の美しい村」と紹介されているため、日本人御用達の宿だ。それでも、何度も行きたくなってしまうほどのいい村です。前回は、駐在中のわれわれを訪問してきた両親を連れて2005年に訪れた。上の子がおなかにいたかいないかの頃だ。懐かしいなぁ。
 ちょっと恥ずかしくなるような、ラブリーなお部屋。カップルには最高です。うちは、このベットに4人で寝ました.....。
 Barも、レストランも併設していて、使い勝手が最高。とりあえず乾杯!
 夜、8時ごろの風景。んー、きれいだ。
 ホテルの様子。実は、この奥に「鱒」養殖場がある。駐在中は、ここに鱒を釣りに来て、持ち帰り、自分でさばいて焼いて食べたのでした。鱒は結構大きく、渡された木の棒で頭をガンガン叩いて弱らせます。あれは、ワイルドだった......。
 ホテルのレストランでもよかったんだけど、この村随一のパブ、Catherine Wheelでのディナーとする。
 調理の趣向が随分違っていた。以前は、ワイルドで量も多い料理だったが、おしゃれなモダンブリティッシュ風に。
 イギリスで旅行しても、なかなか地のものには出会わないのだが.....、ここではちゃんとトラウトにありつけました。
 22時ごろにホテルに戻る。んー、いい一日。やっぱり、思い切ってコッツウォルズに来てよかった!
イギリスのきちんとした場所に食事に行くと、Bar=>Restaurant=>Drawing Roomと場所を変えつつ楽しみます。まず、Barで軽く一杯やったあと(ここではビールが多い。または、シャンパン)、Restaurantで食事を頂き(主にワイン)、最後はDrawing Roomでデザート、エスプレッソやデザートワイン(ポルトとかソルテーヌ)を楽しみながら、葉巻をやる感じです。この時間の流れが最高で、僕も駐在時代は葉巻くらいはやろうかと努力したのですが......、酔いが1000xくらい早く回ってしまうため断念した次第。写真はSwan HotelのDrawing Roomです。