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2004年4月30日金曜日

シチリア島の旅 2日目 Taormina

 2日目、シチリア島東端の街タオルミナへ移動した。同僚のお薦めの街である。電車で所要時間約4時間。途中、色々な街が観察できて面白かった。ローマ以北のイタリアと比べて、全体的に貧しいのにはビックリする。日本は、実は所得の再配分に最も成功した国だと言うことを実感した
 タオルミナは、イタリア人が新婚旅行で一番行きたい街だそうである。映画「グランブルー」の舞台になった街と言えば、ピンとくるだろう。タオルミナの駅は海岸沿いにあるが、街は駅からずっと上のほうにある。バスまで時間があったので、タクシーを拾おうとすると20ユーロという。おいおい、その値段で、パレルモまで飛んできたのに!そこに、たまたまいたアメリカ人夫婦に声をかけ、4人でシェアすることにした。ヨーロッパでは、アメリカ人観光客を見ることは余りない。ただし、イタリアは例外である。何故だろう?
今回のホテルは、このサイトを参照した。実際に旅した人の感想が多く出ていて、とても参考になる。

泊まったホテルは、評判どおり最高だった。部屋には大きなテラスがあり、写真はそこからの眺めである。2泊したあと、どこかに移動する予定だったが、この景色を見た瞬間、残りの4泊は全てここに泊まることにした。

2004年4月29日木曜日

シチリア島の旅 Day1 パレルモ

 ゴールデンウィークにシチリア島を旅した。勿論、イギリスにGWはない。だが、ロンドンに居つつ、日本市場の仕事のしている私にとって、マザーマーケットが休みというのは格好の休む理由となる。
今回は、http:///で、パレルモまでとんだ。3時間ほどの飛行だったが、往復一人12000円だった。
 1泊目は、飛行機が着いたパレルモ。ここは、ホテルの予約に本当に苦労した。どこも満杯。よほどの観光地なんであろう.......と思ったが、全くの逆であった。街は、非常にうるさく、貧しく、そして汚かった。数泊の予定を、急遽1泊にしたほどだ。90年代初頭頃の東南アジアの国々のほうが、よほど富んでいた。実際、質の悪い中国製品を売る衣料品店や雑貨屋が多くある。車は、10年以上経ったような中古車が主流で、排ガスがすごかった。ホテルが取れないのは、単にここに滞在する人が少ないからだったのだ。
街を散歩すると、港町らしく魚屋が多くあった。中でもビックリしたのはこのマグロの解体現場。なんと、大トロも、中トロも、中落ちも、赤みも全て1キロ10ユーロだ。

年に一度、ロンドン三越でマグロの解体即売ショーをやる。そのときの価格は、トロ系が100gで確か7ポンド、赤身も5ポンドした。このちょっと貧しそうな魚屋のおっちゃんは、冷凍トラックを買って、ロンドンに運ぶだけで10倍の値段で売れるのだ。その途中で、ローマ、ミラノ、チューリッヒ、デュッセルドルフ、パリなど、日本人が多く住む地域を行商していけば、マグロ数体の需要はあるであろう。だれか、これをイタリア語に翻訳して、教えて上げてください!

2004年4月12日月曜日

イースターホリデー ベルギー&オランダ旅行 最終日

 デンハーグ(ハーグ)に泊まった。アムスとは打って変って、綺麗な街だった。
 40ユーロで泊まってしまったこのホテルは大満足。なんといっても、ジャグジー風呂が最高!ジャグジーに入って、窓を開けて、「デンハーグ温泉」気分を満喫した。
ハーグと言えば、公民の授業で習う国際司法裁判所。なかなか立派な建物である。

さて、オランダの感想。正直、あんまり感激はなかった。食事も大して美味しくない。ただ、旧植民地であったインドネシア料理が食べられるのは嬉しかったけど。ヨーロッパを夢見てくるなら、オランダは余りお薦めできない。

2004年4月11日日曜日

イースターホリデー ベルギー&オランダ旅行 3日目



今日は、ハーグに移動。途中で、キューケンホフガーデンというところに行く。
ここは、チューリップで有名なところ。ものすごい人出で、数キロ先から渋滞になっていた。
それでも、色とりどりのチューリップを見ることが出来て大満足。キュウーケンホフ=キュウーケン村。キュウケン=球根? 何か響きが似てるなぁ。球根の語源って、そうなんかしらん?

2004年4月10日土曜日

イースターホリデー ベルギー&オランダ旅行 Day2

 今日は、ハーグに移動。途中で、キューケンホフガーデンというところに行く。ここは、チューリップで有名なところ。ものすごい人出で、数キロ先から渋滞になっていた。
アムスでは、オークラホテルに泊まった。久々に、日本の雰囲気が味わいたかったのである。中には、山里という日本食レストランがあった。ご覧のような懐石弁当が出た。美味かった~。日本庭園を眺めることも出来、なかなかよかった。

2004年4月9日金曜日

イースターホリデー ベルギー&オランダ旅行 DAY1

 イースター休暇は、ベルギーとオランダ3泊4日旅に出かけた。オランダのチューリップがメインだったものの、最近美味しいものを食べていないことに気づき、道中「美食の国」 ベルギーにも立ち寄ることにした次第。一泊目はゲントに泊まった。ブリュージュと1時間も離れていない距離にあるが、こちらは未だに現役の商都である。
 ベルギーで食事をはずしたことは、一度もない。今日のレストランも、最高の味と雰囲気だった。旬の白アスパラガスをふんだんに使ったコースに、味覚オンチの国 イギリスからやってきた我々夫婦は大感激!調子に乗って、アルコール度数の高いベルギービールをあれやこれやと飲み比べし、ふらふらになりながらホテルに戻った。
ゲントの街は、とても趣があった。実は赴任前、私はロンドンにもこういうヨーロッパのイメージを持っていた。石畳にオープンカフェ。ひっそり落ち着いた雰囲気 etc.....実際のロンドンは、似ても似つかない。ハッキリ言ってロンドンの雰囲気は、ゲントよりも香港に近い。それを悟ったときのショックは大きかった。ヨーロッパ大陸に頻繁に通いたくなるのは、そのためである。