今回は、http:///で、パレルモまでとんだ。3時間ほどの飛行だったが、往復一人12000円だった。 1泊目は、飛行機が着いたパレルモ。ここは、ホテルの予約に本当に苦労した。どこも満杯。よほどの観光地なんであろう.......と思ったが、全くの逆であった。街は、非常にうるさく、貧しく、そして汚かった。数泊の予定を、急遽1泊にしたほどだ。90年代初頭頃の東南アジアの国々のほうが、よほど富んでいた。実際、質の悪い中国製品を売る衣料品店や雑貨屋が多くある。車は、10年以上経ったような中古車が主流で、排ガスがすごかった。ホテルが取れないのは、単にここに滞在する人が少ないからだったのだ。
街を散歩すると、港町らしく魚屋が多くあった。中でもビックリしたのはこのマグロの解体現場。なんと、大トロも、中トロも、中落ちも、赤みも全て1キロ10ユーロだ。
年に一度、ロンドン三越でマグロの解体即売ショーをやる。そのときの価格は、トロ系が100gで確か7ポンド、赤身も5ポンドした。このちょっと貧しそうな魚屋のおっちゃんは、冷凍トラックを買って、ロンドンに運ぶだけで10倍の値段で売れるのだ。その途中で、ローマ、ミラノ、チューリッヒ、デュッセルドルフ、パリなど、日本人が多く住む地域を行商していけば、マグロ数体の需要はあるであろう。だれか、これをイタリア語に翻訳して、教えて上げてください!
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