とは言え、桜の季節である4月上旬と、若葉の季節である五月上旬だけは東京も捨てたものではない。
働いている人にとって、東京でゆっくり桜をめでることが出来るのは実質ひと週末だ。この限られた時間に毎年同じ桜を見る習慣が付いてしまった。自宅周辺の桜、善福寺川沿いと神田川沿いの桜、井の頭公園、そして国立周辺の桜。
福岡には、あまり桜の名所はない。大学から東京に出てきた僕にとって、あらゆる街に桜の名所があるのはある意味新鮮だった。たまたま、その年の桜は遅く、大学通りの桜は満開で僕らを迎えてくれた。それから4年の間に愛でた桜の名所が、未だに僕にとっての東京の桜の名所だ。
何故か、満開から一週間おくれで、毎年深大寺の桜を見に行く。ここは、葉桜が美しい。なんでだろう............。
0 件のコメント:
コメントを投稿