皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします!!
正月は、二日に高校の同窓会。うちの学年は何かと世話を焼いてくれる方々のおかげで、かなり盛んにこういうのをやっている。全く、有難い話だ。今回は、本当に卒業式ぶりの人もいて懐かしかった。これだけ時間が経っていても、会えば「バリバリ久しぶりやねー、なんしよったとー?」で普通に会話が始まる。高校の同窓生ってのは本当に貴重だなぁ。
今考えても、あれだけ濃密な3年.....というか4年(ハイ、留年して高校も4年行きました)はなかったなぁ。思えば、この高校は毎回試験の順番を掲示板に張り出すのだが、最初の実力テストで444番を取ったのが、僕の人生の分かれ目であったと思う。自分で頭いいと思っていたのだが、世の中には僕より頭のいいやつというのが、少なくとも443人いることが分かったのだ。これは、正攻法で攻めるだけじゃ駄目だ。何か、もうひとつ特技がなければと思ったのが休学してアメリカに交換留学した最大の動機であったのだ。
この日は結局7次会の長浜ラーメンまでみっちり参加となった。
翌々日は、新年一発目の嬉野温泉へ家族旅行。
嬉野茶。子供が、おいしい、おいしいと飲んでた。
肝心の宿だが.....いや、嬉野なのでお湯はいいのだが、食事は全く味がせず。
年末から風邪をこじらせ、咳に加えて味覚喪失。
何を食っても、飲んでも全く味がない。匂いもない。
味覚がこんなにQuality of Lifeにつながるとは思わなかった。
何をしても楽しくない。
今回のミッションは、鍋を買うこと!
我が家の鍋は、大学時代に友人の家に大型鍋を忘れてきて以来、1人鍋用の小型鍋を使っている。これは、とっても効率が悪いのだが、スーパーで売ってる鍋では納得できない。なぜなら、冬は週2で鍋だからである。安物鍋では、代替できない!
それで見つけたのがこの左側のお鍋。有田焼っぽくて、なかなかよい。
あちこち見て回ってようやく見つけた。掘り出し物コーナーで3,800円だったのだが、どう見てもそんな安物には見えない。店員さんも、これをお願いすると、「あー、こちらで大丈夫ですかぁ?あちらにもお鍋がありますが、ご覧になられましたぁ?」とおかしな応対。ミスプライスに気が付いたのであろうと信じている。いやー、憧れの大きくてかっこいいファミリー鍋!!
これから末永いお付き合い、よろしくお願いします。
似たようなデザインの鍋専用の器も買いました。
それぞれ絵柄が違っていて面白い。
ここまで着たからには、佐世保も行かないと!四カ町です。佐世保は土地がないので、大型モールなどがなく、こういった中心街の商店街がいまだににぎわっている稀有な街だ。幼少の頃と人口もさして変わっておらず、かつての賑わいそのまま。僕がこの街で過ごしたのは、今の息子と歳の頃。あの頃の自分を通じて、息子を観察するのも面白い。佐世保は田舎町にしては、米軍と自衛隊の佐世保基地のお陰もあり、そこそこ人の出入りがあるためか、垢抜けた感じの街だ。
僕の幼稚園の向いには、米軍の高級将校向け住宅があった。フェンス向けに見える緑の芝生とそこで遊ぶ子供たちこそが僕の中の「海外」の原体験である。佐世保に住む子供にとって、海外は海の向こうではなく、フェンスを一枚隔てたそこに日常としてあったのだ。このことが、僕にとって海外というものをより身近にしたことは間違いなく、444番取ったからアメリカに行こう!という思考回路の元となっていたと思われる。
昔住んでいた家から見た風景。眼下には、佐世保重工のドックに加え、自衛隊、米軍の戦艦も見える。思っていたよりも港が近かったことを改めて実感した。
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