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2005年2月26日土曜日

リレハンメルでスキー! Day1 ボブスレーを体験する

 ヨーロピアンアルプスのスキーは素晴らしい。でも、冬季シーズンはみなさん一週間単位でホテルなりシャーレなりを借りるので、数日間の滞在は難しい。Skiは好きだけど、さすがにあの寒さの中1週間はごめんである。こう思うのは、転勤で滞在した札幌でスキーを覚えたからであろう。かの地では、朝晴れてたら、「気持ちいいー、スキーでも行くか」という乗りで留寿都なりニセコなりへ向かう。または、「あー、今日は嫌な一日だったなあ。気分転換に藻岩でも行くか」って感じで、藻岩山のナイターを楽しむ。その気軽さと比較して、一週間山篭りなんてもっぱらごめんだ。その点、Norwayなら生活の一部としての気軽なSkiが楽しめるに違いないと考え、向かった。BAでNorwayまではちょうど2時間。空港に降り立って感動した。木の床は正に北欧のイメージにふさわしい。空港全体で、北欧デザインの主張が感じられ、大満足。
 空港からLillehammerまでは、電車で2時間。これが、リレハンメルの駅前。とっても素朴な駅前だった。
気温はマイナス10度くらい。ホテルのお姉さんいわく、暖かいそうである。
 リレハンメルに着いたのがお昼の2時。今日はスキーをする時間はないので、ボブスレー体験をすることにした。
オリンピックのコースで楽しめるのだ。ただし、写真の本物では、120Kの5Gまで達する。さすがに、そこまで体験しなくとも......という気分になった。
そんな腰が引けた観光客向けの”体験コース”もある。ごらんの、ゴムみたいな奴に乗って下るのだ。
しかし、これでも最高時速80KMに達する。70秒の体験コースは、スリル満点。僕は、絶対にビデオ映像に納めようとデジカメをずっと構えていたため、降りたら背筋がねじれて痛かったほど。

これ、絶対オススメ!

2005年2月14日月曜日

津波災害への寄付はもう十分!?

今日、たまたま The Times を買ってみた。日本では、「高級紙の」という枕詞と一緒に、Timesの記事は引用される。大学でも、"The Times"かぶれの教授がいたなぁ。しかし、いまとなってはこの新聞もルパートマードック傘下の落ちぶれた新聞だ。今日だって、大事なTony Blairの記事は、他紙がトップにも関わらず小さくしか取り扱っていなかった!

それは、さておき面白かった記事をひとつ。
アジアの津波事件はかなり衝撃的だった。お亡くなりになられた方の冥福をお祈りしたい。しかし、あえて言わせてもらえれば、「津波の被害者への援助バブル」は何とかならないのか。日本はどうだったか知らないが、この一ヶ月のイギリスは異常だ。Tubeに乗れば、"Tsunami Appeal"と言って、バケツを持った少年少女が寄付を募る。スーパーで野菜を買えば"Tsunamiの為に、あなたの1ポンドを寄付して欲しい”と言ってくる。
会社でも、"あなたの昨年の年収から換算した一時間分の給料の寄付”を募っていた。
そして、その結果が この記事である。「この6週間でイギリスだけで集まった700億円の寄付を使い切ることは到底不可能で、ある援助機関は募金の返還まで始めた」と言うのだ。これは単に、クリスマスで西洋から多くの人が休暇に行って犠牲になったことと、災害のビジュアル的な損害が繰り返しメディアで流されたことの効果以外の何物でもあるまい。民間だけでなく、国の援助にしてもそうだ。幾ら必要なのかという話が全くなく、”どの国がどこより多く出した。”という所に問題が集中している。世の中、”Tsunami”以外の災害や貧困で苦しんでいる人はいっぱいいるのだ。使い切れないだけの援助をする余裕があるのなら、もっと他にも苦しんでいる人へ分配できるようなシステムは出来ないのだろうか?同じ日の新聞で、"バレンタイン用の花をKenyaで摘んでいる黒人労働者は、一日に1ポンドしか給与を貰えず、4人の子供とともに貧困に苦しんでいる"という記事が出ていた。

2005年2月11日金曜日

Royal Wedding !? チャールズ&カミラ 熟年カップル ゴールインの衝撃!

 もう、今日のロンドンはこの話題で持ちきりです。ラジオもテレビも新聞も、すべてこの話題。いつかは訪れるであろうと思いつつも、直視をしたくなかったPrinceの再婚。いきなり現実を突きつけられ.........
妖精のようなダイアナより、なんでこんなオバハンの方がいいのか?理解できない。
でも、実は教養もユーモアもあり、徐々に人柄が知られれば国民から好かれるかも知れないという話も。まあー、とにかく大きなニュースが最近なかったものだから、みなさん飛びついて好き放題言ってます。

一番気になるのは、4月8日の挙式の日が祝日になるかどうかということ。
再婚だから、半日休暇だったりして。
パレードするのかな?見に行くとしても、祝福するというより怖いもの見たさだなぁ。
57歳のオバサンが純白のweddingドレスとは、想像しただけで怖い。

はてはて、どうなることやら。