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2010年6月25日金曜日

とうたんラーメン


学生時代に一人暮らしを始めた。社会人でも数年は寮がなかった。よって、自炊はお手の物だ。
今でも、週末は結構料理をする。料理というのは、達成感がすぐに得られ、顧客(=ここでは家族)からのフィードバックもすぐ得られるため、実に精神衛生上好ましいお仕事だと思う。

さて、この週末は「鶏ガラスープのあっさりとうたんラーメン」を作った。ラーメンほど、自作とインスタント、または外食との差がある料理もないだろう。自分でラーメンを作ると、以下に既成のものは「塩」を大量に使っているか思い知らされる。普通に知っているラーメンの味にするには、驚くほどの塩の投入が必要なのだ。

折角、時間かけてスープを取るのだから、スープを全部飲んでほしい。しかし、大量に塩分を取るのは良くない。そうすると、如何に素材にこだわったうまいスープを出すかが勝負だ。

と言っても、そんなに難しいことではないです。
レシピ
*銘柄鳥の鶏ガラ -- ブロイラーじゃ駄目です。包丁とハサミを駆使しバラバラにします。
*ネギの特に青い部分 -- 残り物でOK
*玉葱
*生姜
*にんにくスライス
*ローレル
*塩を少々
以上をまず圧力釜で軽く煮て、「アク」が出てきたらとります。アクが一通り取れたら、思いっきり圧力かけます。10分ほど圧力をかけた後は、弱火で煮込みます。最後に、塩分は最小限に味を調えます。
スープが出来たら、麺をゆで、具を載せて出来上がり。麺が延びないようにこの工程は細心の注意を払って、段取りを。出来たら、「こんなに時間がかかったのにー。すぐに食べ終わるー」なんていう発想は厳禁。パパパッと食してください。

子供も、「とうたんラーメンはおいしい!」と喜んでくれました。

2010年6月23日水曜日

iPhone4 vs エクスペリア

友人がiPhone4を手に入れた。早速、触ってみる。
スリムになって、洗練された印象。解像度も上がって、ブラウザの使い勝手も格段に進歩している.........。Appleが、最先端。それを思い知らされる出来上がりだ。

あれ?あれれれれ?ブラウザはきれいなんだけど、行きたいサイトに行けない。トロい。このトロさはなんなんだ。まるで、ダイアルアップじゃないか。銅線でネットを見ていた95年ごろの懐かしい感覚だ。これは、あり得ない。

銅線感覚を懐かしいーと割り切れて、アプリで遊びたい人はiPhone。気軽にネットアクセスが確保できればそれで満足。Andoroidアプリがそこそこ使えれば面白いな。という人はエクスペリア(というよりは、ドコモ回線)だと思った。

なお、Appleは各国でマルチキャリアストラテジーを謳ってます。来年の今頃には、ソフトバンクOnlyじゃないんだろうな。

2010年6月19日土曜日

Soros Lecture  「ソロスの講義録」

書店でこの本を目にした。



George Sorosという人は、時折自らの見方を披露する。大変ロジカルで感心するが、それが彼の目的でもある。いわゆるポジショントークというやつだ。いや、彼のことは大変尊敬している。巷に多々あるポジショントークというのは、所詮戯言に過ぎず、ポジショントークとはかくあるべきと思って彼の話は聞いている。

前置きは置いておいて、思わず買うところだったが、最近、月に数万円が本代に消えておりちょっと躊躇した。「もしや、Webに出てるかも??」家で検索してみると.......、案の定、なんとFTのサイトに、この本の元となった講義のビデオとそのトランススクリプトが出ているではないか

これは、有難い。面白いです。オススメ。

なお、5回シリーズでこういう展開です。(本文から)
So here it goes. Today I shall explain the concepts of fallibility and reflexivity in general terms. Tomorrow I shall apply them to the financial markets and after that, to politics. That will also bring in the concept of open society. In the fourth lecture I shall explore the difference between market values and moral values, and in the fifth I shall offer some predictions and prescriptions for the present moment in history.

2010年6月15日火曜日

Financial Times

我が家は日経新聞と読売新聞を購読している。日経は僕が出勤時に持っていく用で、読売は家内用。読売は、政治記事は日経より優れているし、広告もたくさん入るので実は楽しみにしている。

日経新聞は日本では「高級紙」とされているが、眉唾ものだ。確かに名物記者は居るものの、大半はローテーションで色々な部署を回っているらしく、専門性が高くなれば高くなるほど中身が薄い。経済紙のくせして財務分析に至っては最悪で、「○×証券のXXアナリストは.....」と引用記事になっているか、事実報道のみのことが多い。また、海外経済はまるで分かってない頓珍漢な記事か、FT記事の焼き直しだ。一応、日経はFTと提携はしている様だが、さすがに取材もせずに、引用先にも触れずに勝手にFTの記事の焼き直しを載せるのは不味いのではないか?FTで目に付いた記事が、3日ほどのちに日経に出ることが多々ある。あれ、分かる人は分かってんだけどなぁ。
結局、日経新聞って面白いなぁと思ったのは社会人3年目までであった。「じゃあ、なんで購読しているの?」というと各企業、そして政府が広告料と引き換えに、紙面を広報代わりに、時にはコンセンサス形成のために使っているからだ。

一方、記事に本当に価値があるなぁと感じるのはFinancial Times。これは高いので会社の経費で購読中。世界各国の政治経済を非常に深く取材し、分析している。テレビ広告の様に「今日の日経に....」なんて話をすると、プロの世界では馬鹿にされるだけだが、"I was quuite inspired by today's FT article on this issue and I now think......"なんて話はよくあることだ。この新聞は、「わが社の記事を必要としている人は世界で200万人。」と割り切っている。そして、世界の意思決定者に正しいインプットをし、時には影響力を行使するという使命感が感じられる。また、これだけ読んでおけばまあ大体のことについて少なくとも議論にはついていけるという意味でも非常に有用なメディアだと思う。私と同様、日経では物足りない人にはぜひお勧めしたい。特に、経営者の方には強くお勧めする。日本語メディアに頼っていると、グローバル企業の意思決定は必ず間違うだろう。

私のなかの新聞の序列はこんな感じです。
①(ダントツの①)FT
②インディペンデント
③日経≒読売≒WSJ
④子供の幼稚園のプリント新聞
⑤毎日
⑥朝日
②と③の間に、Twitterとか、とっても有能な人の書くBlogとかが入るのかな?
あとBloombergやReuterの様な通信社は⑦以降だと思います。

なお、FTの週末版、FT Weekendは最高のエンターテイメントです。実は、これが最大の楽しみだったりします。旅行記事、演劇の批評、お勧めワイン、住宅情報などなど大変充実しています。

2010年6月12日土曜日

初めての家族旅行

娘が産まれて4カ月、順調に大きくなっている。先日の検診では6,550gだったので2xちょっと。大きくなったものだ。上の子は、4か月で9,000g越えていた。やはりあれは凄すぎたんだなぁと改めて実感。漬物石の様にずっしり重かった。上の子は幼稚園ですでに一番後ろ。統計的には産まれたころの成長曲線の居どころが、そのまま成人時の位置づけになるようです。この調子で180cm越えるかな?2番目は女の子の成長曲線のど真中。成人で160cm前後かなぁ?

順調に大きくなっているので、しばらく封印していた週末旅行を解禁した。今回は東急ハーヴェスト箱根明神平。ここは、非常にこじんまりしており、大変落ち着ける。プールやお風呂も大変よい。なによりも小規模なので館内を歩きまわらずに済み、子連れ旅行のストレスを最小限にしてくれる。

箱根を結構馬鹿にしていた。熱海と同様、「社員旅行」のイメージが強かったからだ。しかし、HVCのホテルが3つもあることもあり、会員になって以来頻繁に来ている。何度か来るうちに、結構魅力が分かってきた。季節感がはっきりしていること、富士山が見えること、乗り物が色々あって子供が楽しめること、おいしいお店が意外にも多いこと、湯量が豊富なこと、なにより自宅から1.5時間で行けるため週末の全てを使わずとも旅行が楽しめる気軽さ等々。あと、東急ハーヴェストは必ずプールがあるのが良い。ちゃんと運動できるし、子供も大喜びだ。



このホテルのもう一つのお気に入りがこのお庭。実にきれいに手入れされている。相模湾方面に眺望が開いており、早雲山の方の煙りもよく見える。いつまでもぼーっと眺めていたい景色だ。
初めての4人の旅行は、ここにして正解だった。

ところで、景色の写真が今回は全くなかった。やはり、子供が増えて余裕がなかったのかな?
ということで、写真は秋に行った時のものです......

2010年6月9日水曜日

堺屋太一 日経経済教室 切り抜き



毎回、鋭い。この現状認識力と表現力には毎回感服します。人は、自分の人生経験の中から現状認識をしますが、もう一歩引いて見てみると、歴史って繰り返しなんだなぁ。
クリックすると拡大表示されますので、ぜひ読んでください。

2010年6月8日火曜日

田原/上杉

この記事は必読では?
このお二人、最近、ツイッターを味方につけていっちゃった感があります。怖いもの知らずです。
この記事を読むと、「ペンはかくも弱し」という気になりますが、逆に「ツイッターは剣より強し」なのかも?え、言ってる意味わからない?

ま、これ読んでください。

http://gendai.ismedia.jp/articles/-/657
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/672

2010年6月2日水曜日

メモリー増設 1GB=>2GB

Let's NoteでBloomberg Anywhereを使うとかなり不調。僕のR8はメモリーが1GBしかないのにWindows Vistaが載っている。やはりメモリ増設するしかないなぁと思っていた。

今日、仕事で秋葉原に行ったので帰りに目的もなく駅の横にあったツクモ電器へ。結構、パーツが売っていて面白い。「あ、メモリーあるかな?」と思い、ちょいヲタク店員さんにPCを差し出し、「これに増設できるメモリはどれ?」とたずねる。即調べてくれた。「相当機械音痴でない限り自分で出来ますよ~」と言われたので、1GB 2,680円のメモリを買ってきた。

夜、説明書を見ながら取り付けたが、馬鹿みたいに簡単。そして、驚くばかりのパフォーマンス改善。たかだか2千円ちょっとの出費でこんなに変わるなんてショックだ。僕の1年半分のイライラは、何だったのだろう..............。