これが、Grossglockner氷河。スイスのユングフラフでは、山の上に載っている氷塊を見たが、実際に流れになっているのは初めて。迫力のある眺めであった。
ランチでまたビールを飲む。Stieglという銘柄。やはり、Salzburg州のビールだ。ドイツのバイエルンで飲むHBビールに似たちょっと「重ためで、蜂蜜系の甘さが入ったビール」。評価は4点。
とうとう、峠を越えてイタリアへ。いきなり道が狭く、粗くなった。オーストリアは切り立った山の形だったが、イタリアのそれは、ごつごつとした、異形だ。ドロミテ地方を走りつつ、今日の宿を探す。最後の休みに出てきたイタリア人で街は賑わっていて、なかなか宿が無かった。そして、今回最悪の宿にたどり着いたのである。もう、街の場所も忘れてしまったが、ベットは20年は使ってそうなもので、ギシギシ言っている。翌朝、ホテルのおばさんが「ステイはエンジョイできたか?」と笑顔で聞いてくる。一瞬からかってるのかと思ったが、その笑顔に悪気はなさそう。正直な僕は、「ベットは少なくとも30年に一度は入れ替えたほうが良い」と答えた。
今日の夜は、FORSTというビール。イタリアはビールは期待していなかった。5月に行ったシシリア島でも、昨年10月に行ったローマでも、銘柄は2種類しかなく正直美味しいとはいえなかったからだ。しかし、北イタリアはどうも違うらしい。ドイツ圏からの影響なのか、美味いビールが結構ある。このFORSTもそのひとつ。喉越しがすっきりした、「爽やかな新緑の森」の様なビールであった。ビール格付け 7 。
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