福岡東京間は、JクラスというのにY1,000で乗れると知った。1,000円ってグリーン車に乗るより安いなあと思い、それにしてもらう。
乗ってみて驚き。767だったが、近距離国際線にも飛んでいる機材のようで、シートはビジネスクラスのそれであった。ゆったり出来て、これはうれしい。この価値が1000円追加というのは、今の日本の状況を如実に表していて面白い。ケチな私でも、これなら2,500円は払うなあ。ものを売るのに一番難しいのは、需要の価格弾性値を読むことである。1,000円というのは、ちょっと下げすぎで、その根拠を知りたいものである。今回の帰国で思ったのが、経済合理性に欠ける価格政策があちこちに見られること。みなさん、安売りに慣れすぎて、ちょっとやそっとでは需要が喚起できないのかなぁ。
成田で乗り換えてロンドンへ。帰りは、747だ。やはり、ジャンボのほうが機内が広々としていていいなぁ。ビジネスクラスは、年末日本に帰っていたロンドン駐在者でいっぱいだった。あちこちで、「いやー、○○さんも一緒ですかー。さっき、ラウンジで○○にも会いましたよー」なんて調子で挨拶が交わされている。
妻はもう少し日本に残るので、帰りは私一人。右側窓側の席に座って、ずっと読書をした。右側の窓側には理由がある。ロンドンに旅行する際はぜひともお勧めしたい。通常ヒースローに着陸するには、テムズ川上空を飛んで、都心を右に見つつ進入する。ドックランズ、シティ、ロンドンアイ、ビックベン、バッキンガム宮殿、ハイドパークとこの街のランドマークを次々と見下ろすことが出来て、楽しい。写真はドックランズ上空を通過中。右下にミレニアムドームが見える。
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