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2012年5月14日月曜日

ASEAN出張記 DAY8,9&10

バンコク。すっかり都会に。でも、ビルの多くはアジア危機以前のもの。アジア危機で東南アジアは大変な目にあったが、その結果、企業統治、財政運営が格段によくなった。企業セクターだけ見てみると、日本よりもまじめにmanageされていることを痛感する。日本企業は行き当たりばったりの玉砕主義だから.....。世界中に多くの例があるのに、日本も一度死ぬ目に遭わないと目が覚めないのであろうか。そうだと愚か過ぎるが、恐らくそうなるのであろう......。

訪問先のオフィスから宿泊中のスコータイが見えた。
なかなかでかい。 
なんと、カメレオンが居た。かなりデカイんです、コイツ。 
乗り物おたくとしては、まずモノレールに乗ってみる。 
 タイの人は大人しく礼儀正しく乗っている。中華圏との大きな違いだ。

 ショッピングモールなんかも結構洗練されていて、国全体の消費力が上がっていることを痛感する。何と言っても、中国が大ゴケ、ブラジルも駄目....インドに至っては.....ってな時に、ASEAN各国の力強さはすばらしい。こういうことが、一般的に認知されるまでにはあと1年くらいかかるのかなぁ。
 一人焼肉「のびた」。すばらしいネーミングセンス!

 まだ、こういう屋台も多い。ほっとする。
 地下鉄もきれいだ。
 円借款で作りましたと地下鉄の入り口に大きく表示されている。
タイはどこに行っても日本人が仕事のしやすい国だ。
中国みたいな気の使い方をする必要がなく、正直ホッとする。
 いや~、タイの楽しさ、ポテンシャルを実感した4日間の滞在だった。
タイからの帰国は、オーバーナイトと日中便を選べるが、文句なしにデイフライトを選ぶ。
オーバーナイトで帰って、機中でフラットベットでぐっすり眠り、空港でシャワーを浴びてそのまま出社というパターンは、ボロボロJAL&ANAのビジネスクラスサービスでは実現不可能だ。詐欺の様なビジネスクラスで6時間のフライト........。
久方ぶりのASEANだったが、その勢いを実感できてなかなか有意義な出張であった。

2012年5月13日日曜日

ASEAN出張記 DAY8

今日はやっと日曜日。出張中の日曜日は、なんだか勿体無い気分。せっかくの日曜日なのに家族と過ごせないのは残念だ。とはいえ、無駄には過ごせない。ゆっくり寝て、昼前からプールで泳ぐ。 
Bangkokは何度も来たことがあるが、今回は10年以上ぶり。よって、観光基本コースを今一度回ってみることに。まずは、チャオプラヤエクスプレスに乗ってみる。 
 こういう家もまだまだ残っているんだなぁ。
 ワットアルン。後で行ってみよう。
 まずは、ワットポーへ。
 大仏さん。

 足の裏の装飾が改めて凄い。

 アジアチックでいいなぁ、このバス。
 屋台の麵も相変わらずうまい。
 対岸のワットアルンへ。


 凄い急勾配。上のケツデカおばちゃんが落ちてきたら死ぬだろうなぁ。
 王宮が見える。 

 すっかり都会になったバンコク。
 お店もなかなか洗練されている。
 あれ?これは、昨年北陸で見た8番ラーメン。あちこちに出店していた。どうも、日本のファーストフードブームのよう。
 タイの海鮮料理屋へ。

 辛くてうまい!!

2012年5月12日土曜日

ASEAN出張記 DAY7

 土曜日はゆっくりホテルで過ごし、正午過ぎにチェックアウト、チャンギに向かう。20分で空港へ......。ちょっと早くついたけど、子供たちへのお土産探したり、ラウンジでシャンパン飲んだり、快適な空港だ!
SQのビジネスは随分久しぶり。
 2時間ちょっとのフライトだが、やはりいいなぁ。JALとは大違いだ。

バンコク新空港は初めて!これまた、でかくて綺麗。 
今回は、敢えてスコータイホテル。日本で言うと、帝国ホテルかな。何日も高層ホテルに泊まるのはどうも落ち着かない。やはり、人間はそんなに高いところに住むようには出来ていないんだろう。
10年ほど前に2年くらい港区の高層マンションの28階に住んだことがある。いい眺めではあったが......、ずっとは住めないと思った。何だか、世の中から隔離されているようで落ち着かないのだ。高層マンションに住むと流産する確率が高まるという話も聞く。成人にとってもよい訳がないと思う。まして地震リスクもあり.....。ということで、高層ホテルの宿泊は一週間が限度だ。スコータイは3階の部屋で大変落ち着けた。

 随分近代化してしまったBankokだが、トゥクトゥクは健在!これは、うれしい。

2012年5月10日木曜日

ASEAN出張記 Day3~Day6

 初めてシンガポールを訪れたのは、学生時代の1992年だったと思う。当時でもなかなかの美しい都会であったが、KL同様、こちらもその後も着々と成長。気がついたら、一人当たりGDPでは抜かれてしまう始末....。
無論、東京とシンガポールのGDP per capitaはまだ東京が勝っているであろうが。
経済のサービス化、ソフト化が進んだということが、まさに都市と地方の格差の最大の要因。この視点を抜きに、日本の地方都市の衰退を捉えては、正しい処方箋は書けない。農作物、工業製品は、一物一価の原則からよりコストが安い=賃金が安い地域にシフトしてしまう。
一方で、サービス産業は一物多価の世界だ。60分のマッサージが北京では1,800円、バンコクでは1,200円、インドのホテルでは6,000円、杉並の駅前では5,000円、有楽町のホテルでは40,000円。アビトラージはおきない。僕は、東京は大嫌いだが、東京で稼いだお金を均等に分配し、競争力のない地方を支えるのは、しいては東京の競争力を削ぎ落とすことは認識しており、このやり方には批判的だ。例えば、地価が1979年レベルまで下落した四国に投資するよりも、東京の環状線の整備、空港アクセスの改善などに使っていたほうが、国富の増大には必ず資していたであろう。
地方を持たないことこそが、シンガポールの究極的な強さの源泉なのであろう。


 シンガポールといえば、ホーカーズ。ここは、B級グルメのパラダイスだ。
 ビルの谷間に、こんな空間が......!

 何を食ってもうまい!シンガポールのB級グルメは最高なり。
仕事もなかなかの成果があり、ここに記載できないのははなはだ残念。