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2015年11月29日日曜日

10泊11日 UK、EUの旅 Day1

毎回出張の前は何だか気が滅入る。準備、出張、まとめと都合一ヵ月忙しくなってしまう。基本一人で行動するので寂しい。家族にも会えないし......。毎回、一念発起していく感じ。
今回は、ロンドン、マドリッド、アムステルダムだ。本当は、マドリッド、アムスの代わりにパリ、ブラッセルのはずだったのだが、忌々しいテロのお蔭で予定変更。 
とはいえ、ロンドンに行けるのは嬉しいなぁ。2年ぶりだ。そして、今回はビックサプライズ。チェックインカウンターで搭乗手続きをしようとすると、なんとファーストクラスにアップグレードしてくれるという。余り詳しく書くと問題あると思うので簡潔にいうと、この前の家族旅行で、JALの手違いで予定していた便に乗られなかった。そのお詫びの意と言うことだ。あの時は非常にむかついたのだが、その情報がきちんと共有されていてこの様な扱いをしてもらえるのは大変嬉しかった。 長年のJAL贔屓が報われた。
ファーストクラスラウンジ。流石に、ビジネスクラスよりもゆったりしている。こんなことならギリギリじゃなくて、もっと早く来たかったよ~。 
ファーストクラスは2回目。JALは初めてだ。前回は、ロンドンから帰任するときに奮発してアップグレードしたANAのファーストクラス。 
いや~、これは広い。12人限定の贅沢な空間だ。 
画面が遠い。 
東京<=>ロンドンのビジネスクラス正規運賃は115万円、ファーストクラスは250万円だ。これだけの価格差があれば、どんなサービスでも出来る。
この差が如実に表れているのが、ワインリストであった。10年位前と比べると、日系のビジネスクラスのワインリストはしょぼしょぼ。一本、3,000円くらいの銘柄になってしまった。しかも、当たりは1
銘柄のみ、あとは騙し銘柄。ここで手を抜くと、アライアンス内の他社に客を奪われることを分かってるのだろうか。ダブルトラックになってたら、僕は間違いなくBA、CXを選びますから...。

その点、ファーストクラスは流石だった。ワインリストだが、以下の通り。

Chanpagne 
SALON 2004
Bollinger La Grande Annee 2005

White
Puligny Montrachet 1er Cru "Sous Le Puits" 2010
Clos Floridene blanc, Graves Aoc 2013
Brundlmayer Riesling Steinmassel2013
Suntory Tomi no Oka Winery 2013

Red
Chateau Langoa Barton, St-Julien Aoc 2011
Volnay Caillerets Ancienne Cuvee Carnot 1er Cru
Kenzo Estate "rindo" 2012
Kusuda Martinborough Pinot Noir 2013

どっっひゃ~!大興奮。お金持ちの世界ってこんな感じなんですか~。最高と定番の組み合わせ。そして、JAPANという伏線も忘れていない。しかも、10種類提供されている。普通に考えると全ては試せない。費用対効果を考えると、ひたすらSalonのビンテージ(推定価格一本6万円)を飲み続けるべきなのだが、それでは貧しすぎる。値段だけにとらわれずに、自分なりのストーリーをイメージしつつ、どの様に組み立てるべきか。こりゃ、踏み絵だね。いつもファーストクラスという人は、ゆとりある楽しみが出来るけど、会社負担の出張旅費で、ラッキーにもアップグレードしてもらえた身としては、やはりガツガツしてしまう。踏み絵だ~。

ということで、Salonを2杯、Puligny Montrachetを2杯、St-Julienとブルゴーニュを恥じるべくもなく飲んだところで、撃沈しました。ファーストクラスに乗りなれないが故に、ガツガツしてしまった典型的な分かり易い人の行動である。 
バターは勿論エシレ。 
キャビアもドーンとでます。 
オマールエビ。 
チーズ。 
デザートの柿の切り方が、もう芸術。これ食べた後、睡魔に襲われ......撃沈。あ~何やってるんだ。もっと、ワイン飲まなきゃ~。 
目が覚めると、着陸1時間半前。ん~、もっと満喫したかったよ。 
今回はトラファルガー広場近くのサービスアパートメントに泊まる。 
1DKのお部屋。広くて、快適。 
キッチン。  
ん~、やっぱロンドン、最高!!! 
早速、ピカデリーサーカスのホールフーズマーケットで買い出し。 
幸せ~。 
自炊すると、食事のバランス、クオリティをすべてコントロール出来るので助かる。はやり、長期出張はサービストアパートメントに限るな。さて、明日から、仕事仕事。

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