蓼科東急リゾートホテルは、一度泊って見たい憧れのホテルだった。数週間前、ふと予約状況を見ていると、偶然にも週末のお部屋が空いていた。これは、呼ばれているに違いない!!冬のイベントを全く入れていなかったこともあり、即、予約を入れた。連泊を基本とする我が家は、当然の2連泊。昨年は赤ちゃんが冬に産まれたので全く身動きが取れなかったため、2年ぶりの冬の遠出だ。イエティのスノーネットも久方ぶりの活躍。
展望台から望む八ヶ岳。美しい!
こちらが、お部屋。クラシカルな雰囲気が何とも言えない。決して広くも新しくもないのだがホッとする空間だった。お部屋から眺めるプライベートガーデンが最高に美しい。
メインイベントは勿論スキーだ。東急蓼科リゾート内には、小さいながらもスキー場が併設されている。スキーを覚えたての頃の僕なら、こんなミニスキー場では到底満足出来なかっただろう。しかし、子連れとなった今は大変有難い。先ず、部屋から5分でゲレンデに到達。万が一子供が愚図ってもオプションは豊富にある。チュービングや、そりなどなど、幼児の雪遊びのための施設も整っている。では、肝心のスキーコースは??シングルリフトが一本だけのスケールだが、恐らく最も足繁く通った札幌藻岩山スキー場にもなんとなく雰囲気が似ていて、◎。そこそこの角度もあり、全く物足りないという感じではない。逆に、気合を入れる必要もなく、タラタラとやるにはちょうどいい感じだ。
疲れたら子供と雪だるまを作ったり、歩いてこれるので雪景色を眺めながらビール飲んだり.....。
夜は、レストラン「フレグラント」へ。こんなに山奥のホテルに、こんなに素晴らしいレストランがあると言うだけで、楽しい気分になれる。一度、訪れたいと思いつつ、子供が騒いで周りに迷惑をかけないかと躊躇していた。しかし、子供も段々と成長しつつあるし、まあリゾート地だからある程度は許されるかな?と考え予約した。外の雪景色を眺めつつのディナーは本当においしく、そして最高の雰囲気だ。この雰囲気に酔ってワインも奮発!素晴らしいワインリスト.....とは流石に行かないが、そこそこ揃っているのは有難い。赤ワインが合いそうなメニューだったが、「よし、これいこ!」というのがない。しばし迷った後、2006年のMeursaultを見つける!これなら飲みごろだし、ビンテージ的にも問題ない。久し振りに、アロマを堪能したいと思い、これに決定。残念ながらワイングラスは、ごく普通の物が出てきた。まあ、ワインに合わせてグラスを出す程でもないんだろうなぁと思ったのもつかの間、違うウェイターさんが「失礼しました」と、きちんとアロマが楽しめるグラスに取り換えてくれた。これにはかなり感心した。
前菜+スープ+魚+肉+デザートのフルコースで2時間ほど、子供達もお行儀よくしてくれて、最高の時間が過ごせた。んー、これだけの田舎できちんとしたフレンチが味わえるって、日本の文化の成熟度を感じる。欧州ではどんなに田舎に行ってもきちんとしたレストランがあったものだ。一方、アメリカは、ピザ屋しかない。アジアの諸外国に至っては......。
次回は、夏至のころにまだ明るいお庭を眺めつつ、屋外のテーブルで楽しみたいな。正に、フランスみたいにね!
食事の後は、しばしラウンジでくつろぐ。ここの暖炉は常に灯がともっていて、ほのかな木の焼けるにおいに何だかホッとさせられる。時期によっては、子供用のマシュマロ焼きなんかも出来る。ソファーに腰掛けて読書なんかしても最高に良い。
翌朝はプライベートガーデンで雪遊び。雪だるまくんをつくりました。展望台から望む八ヶ岳。美しい!
一周散策出来るプライベートガーデンも、冬は途中からラッセルしないと前へ進めない。反週でギブアップした。
何だか最近、落ち着かない日々を過ごしているのだが、時々訪れる蓼科は何もかも忘れてリラックスし、楽しめる最高の場所だと改めて感じた。大いにリラックスした次第。楽しかったです!
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