本日は、今回の旅の中でもかなり盛りだくさんの一日だった。まずは、「鞆の浦」へ。この小さな港町が、実は長い歴史の中で何度も非常に重要な場所として登場すること、そして直近は宮崎駿の「ぽにょ」の"舞台"となったことなどは、知らない人は全く知らないのであろう。いや、恥ずかしながら僕自身、ごく最近の知識である。ぜひ、一度訪れてみたくなり、今回の旅で実現した次第。
まずは、高台の古城跡に上り.....
仙酔島方面を望む。穏やかな瀬戸内の海。
潮目の変わるところを見てみたいものだ。
そして、こちらが鞆の浦方面。
街中は、こんなレトロなお店がいっぱい。子供の頃には、まだまだこんなお店が沢山あったなぁ。
古くからの町並み。まるで映画のセットのようだ。
なんと言ったら良いのか.....、30代以降の方は本当に懐かしい雰囲気に浸ることができる。仮にこれが一人旅で、しかも傷心旅行だったりしたら、歩いているだけで涙が出てくるであろう......。それより若い世代でも、なにか癒される感じを受けるに違いない。お昼は、瀬戸の鯛づくし。鯛めし、鯛茶漬け、鯛のてんぷら、鯛の刺身、鯛の煮付け、鯛の酢の物、鯛のお吸い物。ん~、大満足。これで、2,500円は超お得。
もっと鞆の浦に居たかったのだが、今日は子供たちの体調を考え福岡まで一気に駒を進める予定にしている。その前にぜひ尾道にも立ち寄りたく、早めに切り上げて尾道へ。
商店街はそこそこ賑わってはいるものの、やはり寂しい感じではある。
いつまで見ても飽きない、のーんびりした水辺の風景。
しかし、行き交う船も空の色も全く同じものはない。
一瞬一瞬が全てということを感じつつ、シャッターを切る。
尾道は、カメラの縦アングルが似合う街だった。
ふと、幼少期を過ごした佐世保を思い出す。
↓こちらは、尾道らーめん。
これまで、縦にする必要はなし!
その後、尾道ICから山陽道に入り一気に西へ!
1時間半から2時間ごとに休憩を入れつつ、西へ西へ!良く1歳児と5歳児を連れてそんなに長距離走れるねと言われるのだが、その秘訣は至極簡単。うちの子供たちは生まれて間もない頃からあちこち連れまわしているので、車に乗ることは全く苦痛でない....というか自然のことのようだ。疲れたけれど、壇ノ浦PAから九州を見ると思わず顔がほころぶ。懐かしい故郷......?いえいえ、今年は1月、3月、5月、8月、9月、11月、12月と福岡に居た。原発から避難したこともあり、今年は本当に故郷との距離が縮まった一年であった。
本日の移動距離は440Km。東京からまっすぐ来ると、1,100キロだが、寄り道したので出発からの総走行距離は1,326Kmだ。いやー、よくやりました。
大きな地図で見る
0 件のコメント:
コメントを投稿