本日は、朝から行動するのが億劫になるような雨であった。
とはいえ、予定を遂行する。先ずは、龍安寺に行く。91年以来、24年ぶり2回目。
24年前になぜ京都に行ったのか?大学受験をした91年の春、すべり止めの早稲田、慶応の合格発表が次々と届いた。当時は、レタックスというサービスで合格番号が届いた。おそらく9amごろに現地で合格発表。その後、希望者にレタックスが届けられ、お昼過ぎに合格番号を知るというような、今では考えられない時間差があったのだ。バリバリと封を切り、「あった~!」と喜ぶわけだが1年間の受験勉強の成果を通知する方式としては何とも味気なく、喜びも半分という感じであった。そこで、本命の一橋の発表は、ぜひ生で見るぜ!と突如思い立ち、15時ごろの新幹線で新大阪まで行き、その後は鈍行で発表日の朝、東京に着いたのであった。
その後、生で合格を確認し、これで自由だ~!とばかりに数日旅をしたのであった。行先は一度行ってみたかった京都。そう、その旅で初めて教科書などで見た金閣寺、銀閣寺、清水寺、仁和寺、龍安寺、法隆寺、平等院鳳凰堂等々をあれこれ見て回ったのだった。その美しさは衝撃的だった。そして、京都大学も見た。初めて見た一橋の国立キャンパスも美しかったが、京大の花時計も同じようなインパクトがあった。あ~、別に東京行きたいから一橋にしたわけじゃなかったのに。こんな場所で学べるんなら、京大目指せばよかったよ.....と合格の喜びも束の間、後悔してしまったのであった。
あ、話が横にそれました。龍安寺の石庭にて、娘と何に見えるかのお話をする。なかなか、面白く想像が広がり楽しかった。外は雨だし、ゆっくりと楽しむ。
子供を今あちこち連れて行っている目的の一つは、まず自分の目で色々と見て、自分で決めてほしいう願いからである。僕自信、高校生、いや小中生の時にあちこち見られていたら、もっと違ったチョイスをしていたと思う。アメリカ留学行かせてもらったのは有難かったけど、その前に東京と京都くらいは見ておきたかったなぁ。
結局、受験勉強中、どの街で学生生活を送りたいという希望は全くなかった。そりゃそうだ、福岡以外、生活をイメージ出来る街はなかったから。そんな中、取り敢えず高3になり受験勉強を始めると、意外と成績が伸びる。九大は受かりそうだが、もう少し上も狙えそうだなぁと思ったときに、どうしようか迷ってしまった。明確イメージできる目標がなかったのである。
冬の京都、雨の京都、観光客が余りいず、結構いいです。
心が洗われます。
湯豆腐屋さんがあるらしい。娘に話すと、行きたい!と。
お庭を眺めながら湯豆腐と食べる。いや、素晴らしい!
続いて、傘をさしてトボトボ雨の中を歩いて仁和寺へ。
凄い。この構図は素晴らしい。しばし立ち止まり眺めてしまった。
雨の京都ってのは実はいいんだなぁ。雨の日ながらの風情がある。
近くの喫茶店「さのわ」に入る。京都らしい和カフェで心が和んだ。
娘もお利口さんでロールケーキを食べた。お店の人に褒められて、お土産まで頂いた次第。
ん~、娘と旅すると得することが多いなぁ。
その後、都心に戻る。
一度歩いてみたかった木屋町。昔、札幌駐在していた時の支店行きつけの店が「木屋町」だった。
京都由来というのは知っていたが、どんな場所か知らなかった。で、こんな感じ。良い感じなんだけど、かなり観光客チックな感じだ。あまり子供連れていく感じでもないかなぁ。
結局、娘のリクエストで「いくら」の食べられるお寿司屋さんに行く。
いや、このお方、イクラが何よりもの大好物なんです。これで、満足していただきました。
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