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2004年9月18日土曜日

旧東独とチェコの旅 2日目

 ドレスデンからプラハへは、電車で移動した。約2時間半の旅である。川沿いをゆっくりしたスピードで抜けていく。深い森を抜けると、いきなり平原になった。途中、パスポートの提示を求められたがスタンプなどはなし。そう、チェコは今年からEUに加盟したのである。
 プラハに着いた。旧東独よりも、栄えている印象。兎に角、旅行者が多い。イギリス人とドイツ人で街は溢れ返っていた。彼らの態度は、日本人が近隣諸国で羽目を外すそれと同様。見ていて、余りいい気はしない。
 何故彼らが羽目を外すかと言うと、物価が格段に違うからである。例えば、このうまそーなビール。これが、一杯30CZK 120円ほどである。おつまみのソーセージも一本30円。これじゃ、飲んで馬鹿騒ぎしても仕方ない?
かつての社会主義時代の面影を所々に見ることができた。そのひとつが、この「トラバント」。キープコンセプトどころか、ひたすらモデルチェンジもせずに作り続けられたこの車。社会主義を全身を持って否定しているように見えるのは、我々のエゴだろうか?

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