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2004年9月26日日曜日

東京出張--- 飛行機編

10日ほど東京に出張した。今回で、ロンドン<=>東京は6回目だ。最初は、12時間のフライトは本当に長く感じたのだが、時間の使い方を次第であっという間だということが分かってきた。

コツは、やることを決めてひたすらそれに打ち込むか、何もせずにひたすら寝るかだと思う。前回の出張は、事前準備で体がボロボロだったので、お酒を飲んで食事もせずに睡眠へ。そのまま10時間、一度も起きずに爆睡し、目が覚めたら到着1時間半前だった。正に、「ワープ」した感覚。

今回は、かなりやり残しの仕事があったので、2時間寝ただけでずーっとお仕事に打ち込んだ。
航空会社の人に言わせると、ロンドン東京と東京ニューヨークは、誰もが乗務したい憧れの花形路線とのこと。そういわれてみると、確かに機長はいつも英語が上手く(日本人の場合)、着陸は芸術的に静かだ。
機内は、ファーストクラス、ビジネスクラスともいつも満員に近い。機内設備もかなり投資がしてあることがうかがえる。
この路線で最もお薦めはBritish Airwaysだと思う。ビジネスクラスでありながら、シートは完全にフラットになり、深い眠りを得ることができる。シートは、前向きと後向きが交互になっていて、お隣さんが存在しないのもいい。干渉を嫌うイギリス人らしい発想だ。外人ビジネスマンが多く、ちょっと引き締まったキャビンの雰囲気も悪くない。ただし、ダウンサイドは食事。これまたイギリスらしく、本当にマズイ。



その点、JALのシートは微妙である。恐らく175度位か。あと一息なのに、何故フラットにできないの?
JALは日本人ビジネスマン御用達。なんかリラックスできて、雰囲気は悪くない。特に、ロンドンからの便は、一仕事終えた日本人ビジネスマンが、一足先に我が家を味わっているという感じで、開放感がある。食事も美味しい。ただし、超ベテランのキャビンアテンダントのおばちゃんは、作り笑顔が正直言って怖い!



我社は、プリファードエアラインという契約を各航空会社と結んでいて、LDN-NRTは今年はANAだった。よって、格段の理由がなければ、最も安いANAを使うことになる。ANAも、競争の激しいこの路線には「ほぼ」フラットシートを導入している。しかし、これが曲者。恐らく、170度くらいの角度だと思う。体を支えるものがなくて、眠っていると徐々に体がずり落ちてくる。時々目を覚まして、ポジション調整を強いられる。あと、10度なんだし、頑張って欲しい!
ANAのCクラスキャビンの雰囲気はBAやJALとは明らかに異なる。ビジネス客5割、観光客2割、そして明らかにマイル使ってupgradeした人が3割。独立したマイルプログラムを持つJALと、スターアライアンスメンバーのANAの違いが出る所だ。自分自身、マイルでCに乗ることはあるし、それ自体に文句はないけれど、やはり有償客という立場で見ると、なんとなく落ち着かない雰囲気は残念である。

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