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2012年8月25日土曜日

夏休み 5泊6日北海道の旅 DAY3 宇宙一の大浴場!

 函館の朝。沢山お寿司を食べたので、流石に朝市に行ってまた海鮮をという気分にはならず、近くのパン屋さん(銀座Pain屋)でパンを買い、函館公園で食べた。
ん~、いつ来ても良いところ。数泊しても楽しいはずなのだが........今回は休暇が短く次のコマへ進む。
北海道のレンタカーは比較的チョイスが多くて面白い。普通、自動車メーカーはレンタカー=大衆車のイメージとなるし、中古市場も崩れてしまうから、決まった汎用車以外はレンタカーには出さない。しかし、北海道は「お試しドライブ」の場所として、意外と良い車が借りられるのである。折角北海道に来たんだから、ちょっと多めの支出にはなるが、走って楽しい車を借りたいところ。
と言うことで、今回は以前から運転してみたかったOUTBACKを借りてみる。フルに4日間借りて、乗り捨て料金込みで約5万円。プリウス見たいなつまらんトヨタ車借りても4万円だったからこれはお買い得だ。

 噴火湾沿いをたらたらと走る。大沼公園を過ぎた辺りからは北海道ではもっとも単調で居眠り危険のルートだ。森辺りから高速に乗って先を急ぐチョイスもあったのだが、取り敢えず長万部までは下道で移動した。
 長万部駅前。これでも、今日はかなり賑わっている模様。
 なぜなら、函館<=>札幌間の新幹線の起工式が行われたからだ。ルートの真ん中から作り始めて、取り敢えず既成事実を確保し、工事中断リスクを回避するというのは新幹線建設の常套手段。
こういうことをやらなければならないと言うことが、新幹線建設に正当な経済性がないことの裏付けだ。
そもそも、一日に特急が数本しか通っていないルートに、これだけの固定資本形成をする意味は?こんなことを国中にやってしまったがゆえに、飛行機の自由化も遅れてしまった。設備費が高く、回収期間が長い新幹線は価格の自由度が非常に小さい。行き成りそこに飛行機が5000円なんていう価格破壊で入られては困るのだ。だから、役所ががっちり規制して、家族で福岡まで往復すると飛行機でも新幹線でも20万円なんていう法外な価格がまかり通ってしまっている。愚かな投資、政策によって間接的に払わされている「税金」がどれだけ多いことか。一人1万円で2時間程度の距離を往復すると言うのが、先進国の飛行機旅行のフェアプライスだ。これなら、地方に家を構えて仕事がある時だけ東京に出てくるとか、毎月1回は飛行機旅行をするとか、色々なことが出来る。高い新幹線を作ってしまったがゆえに、日本の地方はつまらない、日帰りで用件だけ済ませて帰る、スーツ姿の男しか降りない街になってしまった
 つうことを思いながら、満員御礼の駅前の「合田そば」を食べる。お蕎麦屋さんは、半そでスーツの人で大賑わい。起工式に参加した面々だろう。お店のおばちゃんは、臨時収入で大喜びだったに違いない。しかし、ニセコ方面への乗り換え客が立ち寄った「長万部駅」の名物合田そばもカニ弁当も、新幹線が通ってしまうと客は激減。今日の客入りを超える日はないのかも知れない。
 さて、本日の目的地は、ここです。これだけ見て分かる人は、北海道の人か、相当北海道フリークに違いない。
 お部屋からの風景。どうも、団体客は下層階、個人客は上層階の振り分けの様で、なかなか良い眺めが楽しめた。
 はい、やってきたのは、「宇宙一の大浴場!」でおなじみ、洞爺湖サンパレスです。初めて泊りました。旅の計画時にじゃらんに広告が出ていて、プールの写真に息子が食らいついたのがきっかけ。団体客向けの大型温泉ホテルで、な~んの特徴もないところではあるのですが、「宇宙一」のCMが強烈に印象に残っていたこともあり、子供を連れていくには面白いかもと考え3泊目の宿とした次第。
 館内撮影禁止なので、みんなで楽しんだ写真が無いのが残念ですが、造波プール、滑り台、お風呂などなど色々と整っていてかなり楽しめた。流石に設備が老朽化している感じはあるが、何より適度に賑やかなのが良い。3時間ほど思いっきり遊びました。いや~、それにしても子供達の興奮ぶりが凄かったなぁ。
 食事はバイキング。もう、なんというか体育館みたいな所で、子供いっぱい、外国人も多くて、騒然としており、良くわからない食材がドンドン並んでいて、かなりげんなり。そもそも、バイキングが大嫌いなのだが、ここは最悪の部類。そそくさと、空腹にならない程度食べて退散する。
その後、湖畔でロングラン花火大会。これは、良かった。
ロビーに戻ると、巨大クジラが泳ぎまくるショーをしていた。子供達は大喜び。
盛りだくさんの楽しい1日だった。

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