2010年2月1日月曜日
キヤノン Powershot S90
Powershot S90が売れているらしい。
僕もこれ、昨年11月末に買ってしまった。
10月に久々に欧州に出張して、これまた久しぶりにIXY Digitalを駆使した。
デジタル一眼レフ(SLR)に慣れてしまったため、発売後1年半のIXY Digitalであったが不満たらたら。仕事とは言え、やはり人生の大事な時間を使って出かけたのだ。見たもの、感動したものは、プライベートと同様にきちんと記録したい。とはいえ、出張にSLRをもって行くのも顰蹙ものだ。画質を追求したコンデジといえば、Ricohが有名だが、昔使っていたリコーのフィルムカメラは泣かされたため、絶対にRicohは買いたくなかった。ブランドが嫌いだ。
で、昨年秋に登場したのがこのS90。Canonはこの数年EOSとIXYにリソースを割いて、Powershotシリーズは手を抜いていたと思う。きちんとしたものを出して欲しいなぁと待ち続けていたので、本当にうれしかった。機能を犠牲にしない範囲でコンパクトさを追求していて、バランスがとっても良い。
ギリギリスーツのポケットに入れて持ち歩ける(いつも入れるにはごつ過ぎるが)。表現力がとても豊かで、シーンによってはSLRの画像と見間違うほどだ。撮った写真を見て、にんまり自己満足に浸ることもしばしば。当初は出張時しか使わないだろうと思っていたが、今では子供との散歩などのカジュアル用途にもフル当番している。SLRもって出るほどでもないかというシチュエーションでは記録は残らなかったのが、S90のおかげできれいに記録される事となった。
ところで、このカメラなんか親しみあるデザインだと思っていたら理由が判明した。僕が小学生の頃、我が家のカメラは、キヤノンデミだった。ネット情報によると、ハーフサイズのファミリーカメラとして一世風靡したらしい。サラリーマンの初任給が5万円とかの時代の1万円だから、当時は結構な値段だったのだろう。父も大切にしていた。ドライブ先でボンネットに置いたまま発車してしまい一度はなくなったのだが、新聞の「落し物欄」を通じて戻ってきたつわものだった。一度裏ブタを空けてしまい、僕の七五三の写真がなくなったこともある。えらく怒られたなぁ........。いや、話がそれました。そのベストヒット商品をデザインのモチーフにしたのではないか?僕のように、深層心理に訴えられて目がとまった人も多いと思う。デザイン、ブランドの価値を思い起こさせる話である。
なお、アメリカ出張記の写真は、全てS90にて撮影しました。
市場価格33,000円、amazonが最安値でビックリ。
ポイント割引で「実質○○円」ではなく、男の一本値勝負。
あっぱれ!
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