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2010年2月28日日曜日

中国出張記 Day 1

ということで、観念し出かけてた中国出張記です。上海IN,香港OUT。
行きは、羽田から虹橋だ。これは、楽だ。ターミナルは混んでるし、ぼろいが、行くまでの面倒さが全然違う。ギリギリ、ビジネスクラスOKの距離だったが、3時間ちょっとのフライトでビジネスはちょっと勿体ない。次からは、早割エコノミーで行きたい。欧州内の3時間圏だと当然みんなエコノミーだよ。


着きました、上海。虹橋から浦東のホテルまでほぼ30分。高速が町中を突き抜けていて、最後はトンネルで浦東へ。「へーーーー、こんなにスムースに移動できるんだ!!」僕の知ってる上海は激込みで、下道しかなく、遅々として前に進めないという感じだったのですが、すっかり変わってました。なんつったって、初めて上海に来た時は写真左側のテレビ塔が建設中であとは何にもなかった。上海が発展した大きな理由の一つは、手付かずだった広大なデルタ地域があったことは間違いないだろう。GoogleMapを眺めると、改めてそう思わされる。


直前まで忙しく、宿泊先がどこか全く頭に入っていなかった。送迎の車に連れてこられたのがこの左側のビルに入っているホテル。森ビルが建てていて、日本でもよく話題に上り、ここだけは泊まりたくないなぁと思っていた場所だ。500m以上の高さがある。こんな地盤の緩い場所に500m超なんて狂気の沙汰。絶対に倒れる。絶対泊まるまいと思っていたのに...........。かなりブルーな気分だ。


Park Hyatt Shanghaiにチェックイン。笑顔で迎えられ、「変わったなぁ」とつくづく。昔は、部屋があっても断られたことが多かったのに。部屋は94階。といっても、雲の上で何にも見えません。夜になると、目線に月が見えました。きれいで、かっこいい部屋なのだがやはりなんだか落ち着かずすぐに街に出た。今日は、ディナーミーティングまで6時間ほど自由だ。


              

南京東路。90年代のここは、真ん中2車線をトロリーバスが行き交い、その両側を自転車が、そしてさらに外側を人が歩いていた。もう、限界というまで人がいて、騒然としていた。02年に訪れた時はすでに歩行者天国に。今回、そぞろ歩きをするも、服装がとてもこぎれいだ。


                                    
あらゆるものが変わってるのだが、昔良く泊まった「南京飯店」は健在で嬉しかった。当時の中国は、外国人の泊まるホテルが指定されていて、その中では便利で安かった。2000円くらいで泊まったのではないだろうか。


ホテル前の屋台や、食堂も昔のままだ。懐かしい!


おなかがすいたため、上海名物の小龍包に、酸辣湯。そして、サントリービール。これで、25元だった。おいしい。


             
地下鉄は、90年代には全く走ってなかった。何がびっくりしたって、みなさんそこそこマナーが良い。
一応、並んでいる。昔は、バス停にバスが来ると、席を確保する為に人を引っ張りおろしていたのに。

                                  
上海駅。立派な建物に変わっている。昔は、駅前にボロを着た人がたむろしていたのだが、あまり見かけない。警備が非常に厳しい。あーーー、このまま軟臥の券かって広州くらいまで汽車に乗りたいなぁ。


             
再び中心街に戻る。あちこちで、開店近かのブランドショップが。
後になってわかったのだが、建設ブームで、取り敢えず見栄えが良いようにこれらのブランドは賃料タダで頼んで入ってもらっているらしい。完成と同時にビルを転売。売れなければブランドも即撤退。日本や香港の方が3割以上安いため、小金を持った人々は買出しに行くそう。客は田舎から観光に来た人だとか。小売は競争が厳しく、かなり淘汰が激しいらしい。
そもそも中国は、海外資本が世界中から集まり、また民族資本も多くあるため消費関連は世界一の激戦区だ。単位売上高広告比率は世界最高。しかも、宣伝を止めたら即、売り上げが落ちるらしい。Brandingしても、Equityにならないなんて.......厳しい市場である。

*ちなみに、今、ルイビトンで一番売り上げの大きいお店はどこでしょう??
 答えは、Day 2の一番最後。

こんな感じで、あちこち歩いてたらあっという間に6時間過ぎてしまった。いやー、旅行魂がくすぐられる。もっとあちこち行ってみたい。地下鉄で郊外に行くとどうなってるんだろう?蘇州にも足を伸ばしたいなぁ。 etcetc.

涙をのんで、ホテルに戻り、シャワーを浴びてディナーミーティングへ。

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