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2015年7月25日土曜日

夏休み サンフランシスコ&シリコンバレー 家族旅行 Day1

今年は色々ありました。いや、色々はなかったか。ただ、母のことで大変な前半でした。やはり、人生、何があるかわからない。その時その時を精一杯頑張り、精一杯楽しんで後悔無い様にしたいと強く思う。

そこで、思い立ったのが3年ぶりの海外家族旅行。前回は、2011年の夏、震災直後のオイローパライゼだった。最初はまた、ヨーロッパに行こうと思い、パリ行きのJALを予約した。でも、何となく決め手に欠ける。フランスは楽しいんだけど、何度も行ってるし、教育的要素が欠けてる気がする。子供も大きくなってきたし、なにか教育的要素も必要ではないか。そこで、行先を変更して、今、世界の中心である街を見に行って、みんなで刺激を受ける旅とすることにした。

世界の中心。それは、ロンドンでもなく、ニューヨークでもなく、東京でも香港でも北京でもなく、やはりサンフランススコ/シリコンバレーであろう。当ブログでも何度かUpしたように、シリコンバレーは2009年、2010年に出張した。あの時に感じたこと、考えたこと、確信を持ったことは全て実現している。そして、最も世界で景気の良い街がサンフランシスコ/シリコンバレーとなった。でも、そこからはお金の匂い以上に、人生を楽しもう!というシンプルなメッセージが伝わってくる。一体、どういうことになってるのか。あそこに身を置くと、何を感じるのか。その様な思いから、2015年の家族旅行はサンフランシスコ/シリコンバレーの旅にすることにした。
今回予約したのは、ユナイテッド。ウィークデーの疲れを取るために、土曜日はゆっくり出発したい。そして、帰りは現地でも目いっぱい楽しんで、日曜の遅い時間に戻りたい。その希望にぴったりの便が見つかった。行きは全日空とのコードシェア便であるUA7950便(NH008便)だ。成田を17:10発、サンフランシスコ同日10:55着。帰りはUA875便。サンフランシスコを19:55発、羽田に22:45着だ。西海岸への移動は、出張だと大変だ。夕方に出発すると、同日の午前についてしまうので、週6日になってしまう。しかも、帰国を週末にすると、その分週末が1日減る。しかし、旅行だたとこれはなかなかいいと感じた。

本当はJALにしたいのだが、日本も現地も出発が夜中。ビジネスクラスに乗るなら、時間が目いっぱいつかえて良いのだが、エコノミーでの個人旅行にはタフすぎるフライトと感じた。5月の連休明けに航空券を予約。大人152,190円、子供120,950円、家族4人で546,280円。高い!

行き成田、帰り羽田なので、車がつかえない。成田エクスプレスを使うと楽なのだが、安くできるところは安くしないと!ということで、丸の内線で東京駅まで行き、1,000円バス(The アクセス成田)で東京駅から成田へ。大人1000円、子供500円なので、一人分の値段で成田まで行けた。しかも、シートピッチが広く、運転も結構スピード出すリムジンバスと違って、常に制限速度キープで安心であった。
ここ3年は出張はワンワールドばかりなので、本当に久しぶりに成田の第一ターミナルに着いた。
全日空のチェックインカウンターが、まさにケイオス。全ての出発便に対して、エコノミー客用の荷物を預ける窓口は4つしかない。延々と列が連なっている。しかも、カウンター1つに人が3人ついている。明らかに生産性が低い。チェックイン作業に従事する人1名に対し、列を整理したり、様子を眺めつつ、助言をする人が2名の配置だ。結局、荷物を預けるのに45分もかかってしまった。敢えて苦情を言うと、「夏休みなので仕方がありません」とのこと。「そうはいっても、人が居るのにカウンターが不足しているというのは明らかにおかしい。カウンターは他にも空いている」と物申すと、「空いてるように見えるけど、それぞれの航空会社に割り当てられており、全日空はここしか使えないのです。」とまた反論。兎に角、あー言えばこー言うの言い訳がすごく、辟易とした。正に、倒産前のJALだ。ロンドン駐在中は、挑戦者のANAを応援していつも移動は全日空だった。サービスは良かったし、純民間の航空会社として、顧客の満足を獲得しようと一生懸命だった。それが、JALの倒産を経て、立場が全く逆転した。あれだけの経営努力のゴールが「政府系」のお墨付きを得て、サービスをないがしろにし、利権の優先的な配分によって利益を確保することであったとは、本当に残念で寂しい限りだ。
JALが倒産する前後から、ANAからJALに乗り換えた。SFCは解約して、JGCに絞った。出張の移動はワンワールドを軸に組んでいる。良い判断をしたなぁとつくづく感じた。
約4年ぶりのANA国際便。

下の子はまだ幼稚園なので、キッズミールにしてみる。日系は食事の満足度はやはり高い。
大人向けも美味しかった。でも、こういう風にサーブされるんだぁ。エコノミーの国際線、結構新鮮。
大学の頃に、ビジネスクラスに乗って世界中あちこち飛びたいなぁと憧れていたことを思い出した。そういう意味では、ある程度夢はかなっているのかな。
シートピッチも十分で、さほど窮屈には感じない。
9時間弱のフライト。
子供たちは大喜びでドラえもんとか見てた。飛行機で仕事をしないで良いというのが新鮮だ。そのことに興奮して、どの映画を見ようか迷ってしまい、結局絞られなかった。飛行機の映画は出来れば旧作を充実させてほしい。飛ばしても、途中で他のことに集中しても、途中で終わっても後悔なしだから。
アメリカの大地が見えて来た。初めて踏んだアメリカの地はシアトルだったなぁ。1988年の出来事。
あの時は、とっても興奮したけど、子供たちは何の感慨もないみたい。ちょっと拍子抜け。
レンタカー屋さんへ空港内の電車に乗って移動する。
レンタカーはキャデラックのSRXを借りた。やはり、意味のある形でお金を使いたいものだ。GMのファミリーカーを借りれば安いのだが、それでは楽しくない。今、アメリカではクロスオーバーとSUVがドンドンシェアを獲得している。やっぱり旬のセグメントを試したい。そして、キャデラック!まさか、キャデラックを自分で買うことはないと思うが、キャデラックってどんな車かは経験してみたい。
それに、デカい車は安心だ。
           
今回は、シリコンバレーを知り、アメリカの生活を子供たちに知ってもらうことが旅の目的。従って、Airbnbで、マウンテンビューの一軒家を借りることにした。正に、希望に合致する3ベットルーム、お庭付の一軒家を借りることが出来た。一泊4万円ほど。SFでホテルに泊まっても同じ値段かかるが、こちらの方がValue for moneyであろう。
リビングルーム。広々として気持ち良い。

お庭も十分に広い。子供たちも大喜び。
そして、BBQの機材付。ホスト曰く、自由に使ってねとのこと。使いまくりました!

15時ごろチェックインを済ませる。時差ボケ対策のために、日中はアクティブに動かなければ!
ということで、すぐにパロアルトへ移動。スタンフォード大学を訪れる。
素晴らしい環境だ。校舎前の広い庭で遊ぶ。
大学内を散歩して、記念撮影!子供たちには、大学でも大学院でもいいからぜひ頑張ってくるようにと伝える。まあ、なんのことか分かってないけど、高校生くらいになって写真を見て、なんかの動機づけになれば良いかなぁと思う。
教育原資をきちんと確保すべく、僕も頑張らないと。

帰りは、Los AltosのWholefoods Marketで食材を確保。あらゆるオーガニック製品が手に入る。
流石はアメリカだ。アメリカ=ジャンクフードのイメージが強いが、生活水準の格差が大きい様に、食事面でも格差が大きい。ある程度のお金を出せば、得られる食材のレベルは日本を確実に上回っている。
オーガニックビーフのステーキ!これ2枚で約1キロだ。
ドンドンとグリルします。
出来上がり!いや~、美味しかった。美味しかった。

ちょっと夜遅くなってしまったのだが、どこからともなくドローンが飛んできてサーベイを受けてしまった。流石、シリコンバレー!

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