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2010年4月30日金曜日

若者の無能化という陰謀

・草食系男子
・海外旅行に行かなくなった大学生
・ゆとり世代が社会人に!
・若者は車に乗らなくなった
・家飲みで満足する若者
・デートも家でまったりと--若者のデート事情
・若者は本を読まない。若者初のベストセラーが無くなった。
・学生が留学をしなくなった

こういう話題をメディアで頻繁に目にする。
今の20代は、20年前よりも教養がなく、欲望もなく、透明な存在のようだ。

しかし、この対局には40代以上の飽くなき自己正当化の意思があることを
どれだけの方が意識的にとらえているのだろうか?

彼らにしてみれば、欲望も向上心もない馬鹿な若者は、金を払うに値せず、
消費の主体者とは成りえないというロジックがある。しかし、これは鶏と卵の理論だ。
彼らの既得権を正当化するという流れの下、若者を「無能化」し、搾取の対象とするという
活動が明確な意図を持って行われている。と、僕は思う。

悲しいかな、人間は確実に死ぬ。
そして、生きた証として、子孫を残す。
世代間の搾取というのは、結局は搾取にはならない。
そのつけは、国力、国富の劣化として強烈に意識されることとなる。

気付いた時はもう遅い。世代間搾取は成り立たない。
既得権ベースの社会から、次世代を見据えた社会へ!

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