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2011年12月31日土曜日

2011年を振り返って

1月
いつもと変わらない1月だったかな。20年以上前に我が家にホームステイしたビンセントの弟、カエル君が数日泊まっていった。楽しかったなぁ。

2月
あっという間に下の子は1歳。早いなぁ。蓼科でスキーを楽しんだり、雛人形を買いに行ったり、平凡だが楽しい日々だった。まさか、3月にあのようなことが待ち構えて居ようとは....。

3月
3.11。あの揺れで、どうも違う世界に迷い込んでしまったらしい。嘗ての生活はなくなってしまった。3.14午前に間一髪で家族を福岡へ疎開させる。その後、会社の機能も一部香港にシフトし、3週間家族で香港生活......。楽しかったけど、香港って家族で住む場所じゃないなぁ...。空気が悪いし、食事も何食べさせられているか不安。週末がイメージできない。下の子が香港滞在中に歩き出した。これだけが、この月の喜びだ。

4月
桜の開花が遅く、我々の香港からの帰りを待っていたかのように桜が満開に。美しい日本。でも、どれだけ核汚染されてしまったのか。何を食べてよいのか?全く落ち着かず、2週間過ごして家族は再び連休明けまで福岡へ。我が家の家訓「リワードのないリスク、計量できないリスクは取るべからず。」

5月
連休明けまで福岡疎開。小学校の修学旅行振りに雲仙へ。東京に戻るも不安定な日々。何を信じていいのか?息子は5歳に。

6月
原発事故も小康状態?思い切って家族を東京に置いたまま、中国出張するも、ネットで常に情報ウォッチ。Twitter使えないと思いきや、裏口があった.....。このとき乗った新幹線は、後日脱線事故を起こすことに!

7月
半月間イギリス&ドイツ家族旅行。あー!これが2011年では最も楽しい出来事だったなぁ。

8月
夏休み早く取りすぎて、ちょっとタフな一月。それでも、蓼科&福岡に行きました。
市場急落で暗雲立ちこみ始める。

9月
8月からの市場急落で、ビジネス環境急変。あー、休みを早めにとっててよかった!

10月
この辺から、時間が加速して経った気がする。市況は悪いし、世の中全くいい方向に進んでるように思えず、なーんとなく陰鬱な日々だ。

11月
上旬に、北陸までグランドツーリング。日本海の魚が美味かった。下旬には下の子初めての壱岐上陸。

12月
グランドツーリングの味をしめ、今度は九州まで!楽しい家族旅行だった。

物凄いスピードで過ぎ去った2011年だった。特に、震災以降の時間の経ち方が全く変わってしまった気がする。また、幸せな家族生活と、家の外で起きたことのギャップの大きさも特筆に値する一年であった。2012年は、誰もが幸せに、しかし停滞することなく世の中が良くなっていく年になりますように。

2010年の振り返りに、この様なことを書いていた。
「なぜ、我が家はこんなに旅をしているのだろうか。まずは、家族の絆を深めるため。親は子供を授かってから、看取られるまで50年はある。しかし、そのうち本当に家族として一心同体で行動できるのはせいぜい10年くらいだろう。10代の頃には時間は無限にあり、自らの可能性も無限だと感じた。今となっては、それが本当に儚い貴重な時間であったことが良くわかる。家族の時間も同様であろう。仕事が忙しいからと言って二の次にしていると、二度と訪れない『家族の青春時代』を無駄に過ごしてしまいかねない。旅先では、雑用もないため非常に密度の濃い時間を共有できる。
もうひとつの理由は、子供の経験値を上げること。ネットで簡単に知識を得られるようになってしまった現代。もはや、知識の量と豊かな人生には全く関連性がなくなってしまった。この様な時代を楽しく有意義に生きるには、『情報量』ではなく、それを『解釈する力』が意味を成す。そして、その解釈力は経験値を上げることによって養われる.......と僕は信じている。」
それにしても、今年はよく旅行した。原発事故があったことも関係しているが、実に3ヶ月超を東京外で、1ヶ月超を海外で過ごした一年だった。息子が福岡大好きになって、色々と場所や地名を覚えているのはうれしいな。




2011年12月30日金曜日

年末年始 やっと福岡

あー、やっと帰ってきた~。福岡では、いつも腑抜けになりダラダラと時間が経ってしまう。

30日は毎年恒例の高校の同窓会へ。時々連絡を取っている仲間もいれば、高校時代は全く話したことなかった人も。でも、やはりあれだけ濃密な時間を共有したというだけですぐに打ち解けあえて楽しく話せる。なんか、いいなぁ。この年になると、みんなさまざまな分野で第一線で活躍していて話を聞いてて本当に面白い。結局、18:30からスタートしたのだが、4次会までやって帰ったら朝の5:30だった!!でも、大名から自宅まで1,800円。東京で言えば、下北で飲んでる感じだなぁ。いやー、この街、田舎なのか都会なのか.....。このジャストサイズが心地よい。
31日は、二日酔いで昼過ぎまでぐだーっとしていたが、このまま終わるわけには行かないと、熊本の山鹿市平山温泉へ車を飛ばす。山鹿なんて、本当に遠くだったのに高速が便利になって1時間ちょっとだ。この温泉は、日本の名湯ベスト3のうちのひとつだ。とにかく、アルカリ度が高く、肌がつるつるになるのだ。あの、すばらしさは入ってみないとわからない!湯量も豊富で、温泉街には完全にお湯を入れ替える家族風呂がいくつもある。今回も家族風呂狙いだったが、さすがに大晦日だけあって込み合っており、湯の蔵へ。あー、気持ちよかった!

 福岡は兎に角飯がうまい!まずは杉能舎のビール調達。家庭向けの大瓶が新鮮かつお買い得でうまい。
 じゃーん。玄界灘、一本釣りの鯛と鰤。一本釣りでっせ!!養殖じゃないよ!この年になると、養殖と天然の味の違い、本当に分かるようになりますね。天然の鰤は、なんと言うかつるーんと口から喉に入っていきます。脂が全くしつこくなく、これ食べたら養殖鰤は名前は一緒でも全く別の食材に思えます。
壱岐の赤なまこ! 
鰤はカマは塩焼きに、内臓は味噌汁に。茶漬けにしてもおいしいし、3が日楽しめました。
 定番B級グルメのうどんとラーメンも欠かせません!

2011年12月29日木曜日

年末年始 西へ西へ! Day 5 鞆の浦&尾道

本日は、今回の旅の中でもかなり盛りだくさんの一日だった。まずは、「鞆の浦」へ。この小さな港町が、実は長い歴史の中で何度も非常に重要な場所として登場すること、そして直近は宮崎駿の「ぽにょ」の"舞台"となったことなどは、知らない人は全く知らないのであろう。いや、恥ずかしながら僕自身、ごく最近の知識である。ぜひ、一度訪れてみたくなり、今回の旅で実現した次第。
 まずは、高台の古城跡に上り.....
 仙酔島方面を望む。穏やかな瀬戸内の海。
潮目の変わるところを見てみたいものだ。
 そして、こちらが鞆の浦方面。
 街中は、こんなレトロなお店がいっぱい。子供の頃には、まだまだこんなお店が沢山あったなぁ。
 古くからの町並み。まるで映画のセットのようだ。
なんと言ったら良いのか.....、30代以降の方は本当に懐かしい雰囲気に浸ることができる。仮にこれが一人旅で、しかも傷心旅行だったりしたら、歩いているだけで涙が出てくるであろう......。それより若い世代でも、なにか癒される感じを受けるに違いない。

 お昼は、瀬戸の鯛づくし。鯛めし、鯛茶漬け、鯛のてんぷら、鯛の刺身、鯛の煮付け、鯛の酢の物、鯛のお吸い物。ん~、大満足。これで、2,500円は超お得。
もっと鞆の浦に居たかったのだが、今日は子供たちの体調を考え福岡まで一気に駒を進める予定にしている。その前にぜひ尾道にも立ち寄りたく、早めに切り上げて尾道へ。 
商店街はそこそこ賑わってはいるものの、やはり寂しい感じではある。
いつまで見ても飽きない、のーんびりした水辺の風景。
しかし、行き交う船も空の色も全く同じものはない。
一瞬一瞬が全てということを感じつつ、シャッターを切る。 

 尾道は、カメラの縦アングルが似合う街だった。
ふと、幼少期を過ごした佐世保を思い出す。

↓こちらは、尾道らーめん。
これまで、縦にする必要はなし!
その後、尾道ICから山陽道に入り一気に西へ!
 1時間半から2時間ごとに休憩を入れつつ、西へ西へ!良く1歳児と5歳児を連れてそんなに長距離走れるねと言われるのだが、その秘訣は至極簡単。うちの子供たちは生まれて間もない頃からあちこち連れまわしているので、車に乗ることは全く苦痛でない....というか自然のことのようだ。
疲れたけれど、壇ノ浦PAから九州を見ると思わず顔がほころぶ。懐かしい故郷......?いえいえ、今年は1月、3月、5月、8月、9月、11月、12月と福岡に居た。原発から避難したこともあり、今年は本当に故郷との距離が縮まった一年であった。

本日の移動距離は440Km。東京からまっすぐ来ると、1,100キロだが、寄り道したので出発からの総走行距離は1,326Kmだ。いやー、よくやりました。
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2011年12月28日水曜日

年末年始 西へ西へ! Day 4

 朝もおうどん。手打ちが最高にうまい。腰が強いもスープがぬるいのが讃岐のうどんだな。 
ホテルからの眺め。 宇高連絡船は、ここから。
 昼飯もうどんです。
 丸亀から見た瀬戸大橋。また、本州に戻ります。

 本日の宿は鞆の浦にしたかったのだが満員御礼。よって、福山に泊まる。夕食はお好み焼き屋。
 うめぇ~!
しかし、福山の廃れた状態は悲しくなった。
工業都市はどこもこんな感じなのか.....。

本日の移動距離、127Km

2011年12月27日火曜日

年末年始 西へ西へ! Day 3

 朝の部屋からの風景。大阪湾って意外と広いんだなぁ。
 ホテルから歩いていける明石海峡公園へ。年末の平日、人もまばらで貸切のようだ。
ここで、息子はサンタさんから貰ったアストロスイッチを落とす。
あちこち2時間半探し回ったが、結局出てこず....。
あれだけ落とすから持ち歩くなと言ったのに.......。
 大鳴門橋を渡る。潮の流れが凄い。

 いよいよ、四国へ
本日の宿は、ANAホテル高松。そこそこ広くて、気持ちがよい。

ただ、宿は繁華街からは外れている。琴電に乗って二駅の瓦町へ。 
 瀬戸内料理やへ。また、地ビールがあったので飲んでみる。んー、これもいまいち。
瀬戸内海がアナゴの産地とは知らなかった。てんぷら、うめー! 
高松の商店街はなかなか賑やか。 
締めは、やっぱ讃岐うどん。

本日の移動距離 143Km
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2011年12月26日月曜日

年末年始 西へ西へ! Day 2

 んー、旅に出ると誰か体を壊す。今回も娘っちょが風邪気味に......。12時までホテルに滞在して、行動開始。京都に来た象徴としてどこに行こうか迷った挙句、金閣寺に。雪がチラチラ降ってきて、いい感じに。

 その後どこか迷った挙句、「刷り込み」のために京都大学へ連れて行く。花時計前で記念撮影。
「ここに来てほしいなぁー」と。
 明石海峡大橋を渡って、淡路島へ。
 本日の宿は、ウェスティン淡路。インテリアが明るく気持ちがいい。
 地ビール見つけたら、必ず飲むことにしている。そうやってちゃんと支援しないと地ビール文化が廃れてしまうからね。でも、このヴァイツェンは物足りなかった。修行が足りないよ!
 夕食は、ホテルのバイキング。淡路島の野菜、お肉、お魚が沢山食べれて大満足。
ホテルの部屋からの夜景。
神戸の明かりがきれいに見えた。

本日の移動距離 148キロ