今年5回目の福岡行き。震災と原発事故の結果、故郷との絆は深まったなぁ。
今回もJAL。この会社に突っ込んだ税金は、IPOによって返してもらう。納税者としての当然の選択だ。 暫くご無沙汰の太宰府天満宮へ、家族でお参り。
日本海に面した冬の福岡は東京より寒い。一方、1時間日が長い。多少寒くとも日が長いほうがいいなぁ。これで、午後4時。東京なら日没15分前の時間だ。
この様に寺社仏閣を訪れると、西日本が東日本に比べて古くから開けていたことが良く分かる。
寒くて、思わずうどんを食べた。ラーメンよりうどんに来てしまう30代後半男.....。
今回の帰省の目的は祖母の法事だ。早いもので7回忌。我が家のオリジンである壱岐へ。
福岡から壱岐までは、高速艇で1時間、カーフェリーで2時間強。何便も出ており、便利は非常によい。
壱岐の島は人口3万人弱。南北に移動すると小一時間かかり、意外と広い。農村は高低差が殆どなく、あらゆるところが田畑で人が住んでいる。集落を作らないこの居住形態は「散村」と呼び、珍しいそうだ。自給自足が可能なため、終戦直後は人口が7万人を超えていたそうで、さぞかし賑やかであったろうと思う。
砂浜が驚く程美しい。私は、沖縄や南洋の海を見てもそれほど感動しない。なぜなら、幼少の頃は毎年夏休みはずっと祖父母の所に泊まり、この海で毎日泳いでいたからだ。いとこ総勢8人で連日良く遊んだなぁ。息子、娘はこの貝殻に魅せられて拾いまくっていた。なかなか、離れさせてくれない...。
両親は時々戻って手入れしている本家に泊まったものの、暖房が殆ど出来ないため子供が風邪を引くといけないということで、我が家は温泉に泊まることに。
ここ、湯本(ゆのもと)温泉は、あらゆる温泉を巡った私が選ぶベスト3のひとつ。数十メートル掘れば自噴するらしく、どの温泉も当然かけ流し。塩分と鉄分が豊富で、大変温まる。
いつもは日帰り温泉なので、泊まるのは初めて。今晩の宿は、千石荘。
表は小さな湯町になっていて、楽しい。
地元のお魚、お肉。結構量もあって、大満足。
蔵を改装したお風呂は、雰囲気最高でとてもゆっくり出来た。
翌日の法事も無事に終わり。ご先祖様も、喜んでくれたことでしょう。
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