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2015年1月31日土曜日

蓼科の冬

冬の蓼科に行ってみたいなぁ。でも、何となくスキーを楽しむ気分にもなれない。金曜日夜出発で、夜中にチェーンを巻くのも億劫。ということで、土日の一泊二日で出かける。子供たちには雪遊びをさせておいて、ロビーラウンジでゆっくり雪を眺めながら本を読む。ん~、良い時間だ。 
数日前に降ったばかりの雪。スキーするとさぞかし楽しいだろうなぁ。しかし、やはりやる気は起きない。 
プールはこんな状態に!四季楽しめる蓼科は良いなぁ。短時間だったけど、のんびりリラックスできました。

2015年1月27日火曜日

ふるさと納税

ふるさと納税は制度が始まったころからやっているが、昨年からやや「お礼の品」がエスカレートしている。とはいえ、こういう理由で都会から田舎にお金が流れるのは、悪くない。地方交付税として流れて無駄な道路事業に費やされるよりも、流れるお金のすそ野が広い。特に食を中心にお金が流れるのは良いことだね。食糧自給は重要な課題だ。
いつもの壱岐市に加えて、話題の浜田市に寄付してみた。そしたら、こんなにお魚が。 
やや、流通させにくい小型魚ではあるが、家で食べるには十分。こちらは、アンコウ。 
ヤズですね。刺身にしました。ハラは出してあるのであとは解体のみ。 
いつもの壱岐からは刺身ブロックがど~~~んと届いた。うまい!うまい!ブリが最高であった。ヒラスも美味しい。ん~、壱岐の海最高!

2000円以外自己負担はないのだが、やはり確定申告したあとに所得税と住民税から差し引かれるわけで、12月に寄付納税したとして、最高1年半、運転資金はかかる。出来れば、所得税同様、住民税も先に還付分を引いてから、課税をしてほしいと思うのだが、ある程度面倒くさい方が制度が濫用されずに良いのかもしれないね。

2015年1月26日月曜日

読書記  イスラム国 テロリストが国家をつくる時


イスラム国とアルカイダ。この区別があやふやな人には大変役に立つ本だと思う。また、イスラム国と中東諸国の関係が全く分かっていなかったのだが、この本を読んですんなり理解できた。僕にとっては最も敬虔なイスラム教の国であるサウジですら、欧米と手を結んだ王家が搾取しているとイスラム国は見ている。これは、宗教論争だけでなく、階級闘争なのだ。そして、敵の敵は味方だが、敵が複数いた場合は見方の見方が敵になる。中東の国家間の関係は本当に複雑だが、かなり理解できた気がする。何度か読むと更に発見が有りそうだ。話題の本は買って、読んで、すぐにamazonのマーケットプレイスに出してしまうのだが、この本は暫くは本棚においておきたいと思う。

2015年1月24日土曜日

また、また、また、また 福岡

今週末も、また福岡へ。10:10発のJL311便に乗る。なんだか、時間の感覚がおかしくなってきた。 
機上からの富士山。 
博多駅の麺街道で 長浜ナンバーワン を食す。うん、いける!ただ、700円だったかな、ちょっと高い。やはり、博多ラーメンは....もう250円とは言わないが、ワンコインでないと。 
いよいよ臍帯血移植ということで、その前段階として今週より抗がん剤3回目。母は、もう乗ってしまった船ということで、気持ちも落ち着いて達観していた。ちょうど同窓会誌に「がんは自分で治せ」の著者である間瀬健一氏の投稿があり、それを切り抜いて持って行った。何よりも、本人の前向きな意思が免疫力を高める等々、なかなか励みになる話だ。病は気からではないが、気の持ちの持ちようと治癒率には明確に正の相関関係が見られるというのは、実は結構重要なことだと思う。
幼少期に過ごした佐世保の街をGoogle Street Viewで見たりなどして、二日間のお見舞いはあっという間に終わってしまった。 
母の親友のお孫さんと、うちの娘が同じ名前で同じ漢字ということが判明。あまりない名前の積りだったのに、ただただ驚いた。
土曜日の夜は、父とお魚居酒屋に行った。大名の魚末。全て天然魚というのが素晴らしい。やはり福岡は魚がおいしいなぁ。日曜日は最終で東京へ戻った。

2015年1月15日木曜日

読書記 一億人の服のデザイン 滝沢直己著



病床の母を何度も見舞ううちに、彼女は服に並々ならぬ関心があることが分かって来た。「その服、似合うね。」とか、「いつ買ったと?」とか色々と聞いてくる。僕自身は、切るものはかなり無頓着。楽なので、気に入ったブランドのモノをずっと買い続けているのだが、そんな母との交流を通じて、もう少し興味を持ってみようと思っている次第。
そんな時に出会ったのが、この本。アパレル業界のダイナミクスが実に平易かつ面白く書かれている。へ~、なるほど~と感心することしきりだ。魑魅魍魎のイメージだったのに、ここまで分かり易く言語化されると面白い。また、含蓄あるフレーズも沢山出てきて刺激的であった。
●P59「90年代以降、服はますますシンプルになり、服そのものに人々が熱狂するような現象は少なくなりました。服だけではありません。車だってそうです。その半面、人々はドラマを求めているように感じます。服を着ることによってどんな気持ちの変化が生まれるのか。車を生活に取り入れることによってどれだけ生活が楽しくなるのか。ものへの執着がなくなった消費者の感情を刺激して、総合的に生活を演出することも、デザイナーの仕事の一つになりつつあります。」=>正に、車も一緒だ。SUBARUがなぜ、ここまで売れてるか、凄くシンプルに分かった
●P88「素材にこだわり、ディテールにこだわり、新しい組み合わせで何かを生み出すのは日本人の得意とするところです。その一方で、弱いところは、自ら創造したものに対して、商品の価値を伝える気の利いた言葉を見つけられないところです。」
●P90「日本の産地は今、元気がありません。日本はもっと早くに高級品の生産基地としてポジションを確立すべきだったと思います。」
●P113「オフィスにはオーナーの美学がつまっています。」「オフィスとはいわば、ものが生まれる、胎内のようなものです。」
●P134からの1章:「かわいい」だけでいいのか?がこの本の圧巻だ。実に鋭い、日本と海外の違いが指摘されている。
「かわいければいいんですよ、滝沢さん。お客さまは服のうんちくなんか聞きたくないんだから。」
「日本市場は世界でもまれな特殊な市場。欧米に行くと逆です。だから、日本市場向けだけの考え方では世界では闘えません。」
「朝から晩まで同じ服で過ごせる日本は、便利で気楽ではありますが、一度欧米で生活したり教育を受けたりした経験がある人は、日本はファッションを楽しむ機会が少ない、と気づきます。」
「(海外では)大人に見られることは憧れ。対して、いつまでも少女っぽく見せたい日本人女性は、ちょっと海外の女性とは考えが違うようです。理由は、よくいわれるように親が子離れできず、子供を独立させないことにあるのかもしれません。いつまでも、水玉や・・・・・・・・欧米の親は食事時にはふさわしい服装で臨ませます。・・・・・・・社会性をはぐくみ、早く一人前の大人として扱われるように服装を整えさせるのです。」
「幼稚さを好む日本人男性の心理も影響しているのではないでしょうか。女性は、成長した自分を男の人が受け入れてくれないために、できるだけ若く見せよう、かわいく見せようと思っているのでは。」
●P152「どんなに不景気であっても、お客さまの立場に立てば、商品には両極が必要だということが分かります。ベーシックとサプライズです。」
●P155「不景気からの打開策は、新鮮な商品と飽きさせない売り場で、消費者の気持ちを揺さぶることしかないのではないか、と僕は思います。」
●P158「高度成長期の日本人の発言はとても強かったと思うのですが、現代では個性を出しにくくなっているようです。もの作りにおいて、最も重要なのは独特の突き抜けた発想です。」
●P176「(日本では)年齢で経験を途絶えさせてしまう。日本では経験が価値になりにくい風潮があります。」
そして、締めのパラグラフの言葉が、これまた素晴らしい。
●P177「あらゆることの原点は、美学を持っているかどうかに尽きます。優れた経営者は、美学を用いることで人の気持ちを動かせることを知っています。・・・・・・・・美しいか、美しくないか。売れるか、売れないか。経営者もクリエーターも、この二つの視点を持ち合わせなければならないのです。

2015年1月14日水曜日

2015年 1月 経済教室 青木昌彦氏

内容もさることながら、まず、これだけの文字でこれだけのことが的確に表現できるということに驚いた。何はともあれ、ご一読を。

2015年1月13日火曜日

またまたまたまた福岡へ byスカイマークA330!

新しい病院の医師から、現状説明と今後の治療方針についての説明があるとのこと。急遽一日休みを取り、再び.....というか一日おいて福岡へ。こんなことなら日曜日からそのまま居ればよかったなぁ。まあ、フットワークはバリバリ軽いので、全く苦ではないけど。
今回は初めてスカイマークを使ってみることにした。
話題のA330に乗る。デカい!広い!明るい! 
そして、人が居ない....6:25amの始発は4割程度の搭乗率と思われた。
余裕綽々のシートピッチ。リクライニングも深く倒れ最高だ。 
横浜上空 
富士山、相模湾、伊豆半島。 
コーヒー100円とはなんと良心的! 
福岡についたころには、スカイマークの大ファンになってしまった。
頑張れスカイマーク! 
平日は面会は1pmからなので、やや時間が空いた。ずっと行きたかった太宰府天満宮に行くことにする。


これまでの古いお札をすべてかき集めてきて、新しいのを一つ入手。 
やはり、太宰府天満宮は落ち着くなぁ。 
高校受験も大学受験も一度も落ちなかった。太宰府のお蔭だ。 
4pmから医師との面談。事前に下調べを行い質問事項を整理しておく。質問には丁寧に答えてくれて大変助かった。かなり厳しい話をされたが、母が気丈にも頑張って治療すると言ってくれたのが心強かった。自分が同じ立場であったら、不安で不安で気が狂うだろう。病気がちの母であるが、ここまで精神力があるとは見直した。今後、3回目の抗がん剤治療を行い、2月の頭に臍帯血のミニ移植を行うことになった。うまくいってほしい。 
面会は7時まで。天神まであるくと、屋台がいっぱい出ていた。やはり、独特の文化のある都市である。 
21:15、最終のスカイマークで東京へ。

2015年1月12日月曜日

初詣 2015

白血病が寛解の状態にあったおかげで、思っていたよりも穏やかな年末年始が過ごせた。そのこともあって、その後の再燃の話を聞きかなり気分が滅入ってしまった。なんだか気分が落ち着かず、イライラしてしまう。
ちょっと遅くなってしまったが、近所の神社に初もうでに行く。 
前厄、本厄、後厄と3年が過ぎた。わが身には何も起きなかったが、母が白血病になってしまった。その母曰く、厄年に家を建てると災いから逃れられると。正に本厄の齢に家を建てたのは良かったのかな。 
我が家の決まり。おみくじは初詣で年に一度だけ引く。息子は大吉。 
娘も大吉。これは良かった! 
僕は吉を引いたのか?それとも、これは妻のやつか? 
つい先日引いた御神籤のことが思い出せない。やはり、母のことが相当ショックだったんだろうと思う。心、そこにあらずであった。

2015年1月11日日曜日

またまた福岡

1/6に母が転院した。母のタイプの白血病は予後が良くない。従って、骨髄移植/臍帯血移植まで行う必要がある。しかし、最初に入院した病院では設備も技術もないため、より専門性の高い病院へ移ることとなった次第。一応状況を確認しておきたく、日帰りで福岡へ。 
前回同様7:05の便を取る。成田発です。 
早朝のタラップからの搭乗は、寒かった。 
休日は面会時間11amから7pmまで。早く着きすぎたので、博多駅で降りて周辺を調査。 
筑紫口(裏口/新幹線口)もかなり人通りが増えており意外であった。 
博多駅の飲食店街はかなり充実している。因幡うどんでも食べようかと思ったら、なんとラーメン街道なる一角が。思わず朝から豚骨ラーメンいってしまった。 博多ラーメンは実は油はあまりなくあっさりしている。これぞ、正真正銘の博多ラーメンだ。美味しかった。
その名も二葉亭。デイトスオープン時からあるお店らしい。 
今度は違う所挑戦しよう。ナンバーワンも入ってるよ。 
母の病室より。なかなか良い眺めだ。設備も整っており、前の病院よりレベルが格段上であることが素人目にもわかる。 寛解状態は2ヵ月も持たず、再び再燃してしまった。12月は比較的調子が良かった。このタイミングで移植が出来ればよかったのだが、年末年始で時間が止まっていたこともありかなわなかった。かなりの後悔。 
最終便でとんぼ返り。

2015年1月4日日曜日

2014/2015年 西へ東へ 最終日

 2005年のアンダルシア地方の旅を思い出した。以下の写真、どこまでがアンダルシアで、どこからが志摩でしょう?















敢えて答えは書きません。ご想像にお任せします。 
旅の終わりだし、素晴らしい施設だったしということでやや奮発してフルコース?朝食。 
のんびりした入り江を見ながらの朝食は最高だった。
近鉄鳥羽駅。
え?ここから奈良でも京都でも名古屋でもいけるの!?
綺麗な入り江をドライブする。

そして、今日は伊勢湾フェリーでショートカットをはかるのだ。

なかなか快適な船内。 
僚船発見! 
おう、これは大学4年の時に訪れた神島だ。三商ゼミで関西に行った帰りに、友人U氏と紀伊半島を一周し、神宮、神島なんかを回って帰ったのであった。懐かしいなぁ。 
デカい!流石は伊勢湾。カーキャリアですね。確か、7,000台くらい乗せられたと思う。 
かっこいい。 
伊良湖側におりて、しばし海岸沿いを走る。なんだか、南国の様。やたらとサーフショップが多かった。太平洋の波を楽しむサーフィンのメッカなのか。  
日が暮れていく。正月休み最終日なのに、道が全然混んでない。早めに皆さん帰ったのか、それとも正月の大雪で車で移動した人が少なかったのか。普通の日曜日夕方よりも空いており、やや拍子抜け。本日の走行距離は367km、燃費は13.1km/l。 
累計走行距離は2,711km  
燃費はこの数字。高速代38,980円、ガソリン代28,852円、計67,832円なり。なお、昨年は2,753km@12.8 高速代33,370円、ガソリン代37,286円、計70,656円。高速の割引がかなり縮小されたけど、ガソリン代安くて取り戻しました。 

このくらい思いっきり走ると、何というか、達成感があって気持ちがいい。またやろっと!