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2011年1月3日月曜日

年末年始 福岡 その3

あんまり特定の政党についてこのブログでは書かないことにしているが.....政権交代して数少ないメリットは、そもそも無理のある公共事業がなくなったことか。
福岡空港は、商業中心地の天神から地下鉄で5駅だ。東京で言うと、浜松町に空港がある感じだな。おかしな航空行政で各都市の飛行場がかなり遠くに移された中、都心にある稀有な空港だ。それでも昔はうちから40分ほどかかったが、高速が整備されて20分強でいけるようになった。しかも、飛行機の音に悩まされることもない。こんな便利な空港も、キャパシティオーバーで玄界灘沖などに移すという話が出ていた。政権交代がなければ、そうなっていただろう。今は現空港存続で、もう一本滑走路を作って.....という話に落ち着いているらしいが、寧ろアジアからの観光需要なんかは1時間ちょっとで行ける佐賀空港や北九州空港と連携して、北部九州全体での需要分散を図るべきでは?

地方では、福岡や仙台、札幌などの中核都市に人が集まり、周辺は大変という話になっているが、福岡もなかなか大変だ。同窓会に行くと、地元に残ってるのは医者、弁護士、会計士、実家のビジネスをついだ人などだが、景気のいい話は全く聞かなかった。アメリカみたいに地方にそこそこの企業のHQがあると随分違うのだろうが。一律法人税カットするのではなく、こういったことに税のインセンティブを使うべきだ。本社を東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、京都、大阪以外に構えた企業は税率10%off!従業員にとっても、迎える側の町にとっても、企業にとっても、そして国庫にとってもメリットは大きいだろう。こういったダイナミックな発想が出てこないのはなぜなんだろう。


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