3/12 早朝へ帰途に。土曜早朝なのにかなり混んでいる。みんな知らない人なのに不思議な連帯感。大変だったねー。怖いねー。でも僕も含めてみんな、「震災」についての感想であり、「原発問題」がどこまで大きくなるかの認識は低かった。漸く家に辿り着く。木造の築十数年の一戸建てであるが、写真盾が落ちた程度。今回、薄型TVが落ちて壊れたという話を何件も聞いたが、未だに29インチブラウン管の我が家は勿論大丈夫!
兎に角寝た。
日曜日、TVとTwitterを見て改めてビックリ。原発が抜き差しならぬ状況だ。幼い子供が二人も居る我が家の危機管理発動。これは、危機管理だ。リスク管理ではない。リスク管理は、確率論の世界だが、危機管理は起こってしまった場合にカタストロフィックイベントになるケースへの対応。
幸いにして、明日から香港出張。上司に確認を取ると行ってよいとのことなので、先ずは既定路線に乗ることが危機対応だ。
3/14 羽田発のキャセイに乗るべく、空港へ。しかし、搭乗20分前にアナウンスで呼び出され、出張中止命令.........。向こう2週間のあらゆる出張をキャンセルすべしとのこと。出国手続きも終わっていたが、マネジメントの決定ということであれば、逆らえない。色々と書類を書き、パスポートにVOIDのハンコを押されて再入国。
兎に角疎開の意思は固まっていたので、そのまま国内線ターミナルへ。
私「ANAが良い?JALが良い?好きな方で良いよ」
息子「どうして~。キャセイで香港行きたーい!」
そりゃそうだよなー。香港、あんなに楽しみにしていたのに。
でも、香港はダメになったのだ。有無を言わさず、一番早く出るJAL便に妻子を乗せ福岡に疎開をさせた。
その後、車でオフィスに向かう。首都高はガラガラで、すぐに着いた。一日余震の中通常業務を行った。何だか慌ただしい日々だ。現実感が薄い。原発は、まだ暴走中。
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