冬は偏西風に向かって飛ぶので、意外と時間がかかる。日本に近づく数時間前は対地速度650KMとなっていた。それでも、11時間半のフライトで、定刻どおり22:35着とのアナウンス。家には夜中までには帰れそうだ.....と思っていたが、アクシデント発生!
羽田アプローチの際、「なんだか高度が高いなぁ」と思っていたら滑走路の手前で急上昇し、着陸やり直しへ。強風の影響らしい。それにしても、羽田には何回も着陸してるが、やり直しは始めての経験だ。
777の強力なエンジンでグワーーーンと一気に急上昇。かなり怖かったー。右旋回して都心上空へ。六本木、新宿、池袋と眼下に見ながら、三郷あたりを通って茨城へ。降りようとした滑走路へのアプローチしている機列を高度差を持って横切り、新しいD滑走路へと着陸する。この間30分弱。なかなか面白くはあったが、飛行機を降りたのは23時を過ぎており残念だった。入国審査も、税関も羽田はスムース。その後タクシーで自宅へ。飛行機を降りて1時間後には自宅につけて、本当に楽だった。成田ならいつも3時間弱かかる。
羽田国際化は評判が良く、なんか新しい発明でもしたかのような報道がなされている。しかし事実は、「役人が意味のない規制をやめると、こうも便利で活気がある世の中になる。」ということの証左以外の何ものでもない。これを良い例として、利用者本位の改善がなされることを切に望むものである。
さて、2週間の出張が終わった。本当にギチギチのスケジュールで体は参ったが、なかなか収穫も多く充実した日々であった。
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