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2010年10月30日土曜日

ご近所ハロリン(ハロウィン)

ご近所さんにまねかれて、ハロウィンパーティーへ。近所の公園がデコレーションされ、みなさん、思い思いの仮装で登場。子供たちは大騒ぎして遊びまわっている。
この後、協力過程を回って、Trick or Treatをし、最後にとあるおたくのガレージへ集合。このガレージが、お化け屋敷になっていて、子供たちは肝試し!いやー、良く企画されたイベントで正直びっくりした。大人もとっても楽しめました。ナイスアイディアでした!



2010年10月24日日曜日

とうたんレストラン

土日は結構料理してます。きちんと、コース料理もやります。「とうたんレストラン」ということで、家族からも好評です。

今日の前菜は、「北海の幸 いくらのチコリボートとホタテのカルパッチョ」。盛り付けが不得意なんであんまりきれいに見えませんがおいしいですよ~。


続いてメインプレートはこちら。「長野産軍鶏のグリルと道産じゃがいものコンフィ きのこのソテー添え」

「とうたんレストラン」の特徴はコスト度外視!最高の食材を調達してつくっておりますんで、これだったら外で食べたほうが安いということになります...。でも、おいしいよー。来週は何にしようかな。


2010年10月20日水曜日

みちのく 四人旅 Day 5 British Hills と白河


名残を惜しみつつ、裏磐梯を後にする。山を下りて、猪苗代湖の淵を巡り、南下。今日は、以前から気になっていた、British Hillsへ向かう。語学学校がバブル時代に建てたこの施設は、日本の中に英国を再現し、ここに閉じこもって英語を学んでもらうというコンセプト。神田外語学院の経営だ。
山深い場所で、ドライブしつつ、こんなところにイギリス???と笑っちゃうほど。しかし、到着してびっくり。もう、完璧なほどEnglishな空間が広がっているのだ。写真で分かる通り、「おや?」と思う非英国的なものは全くない。



まあ、強いて言えばFish&Chipsに用意されたタルタルソースくらいか。イギリスでは、こんな食べ方はしない。




いやー、しかしこの写真見てると、本当にイギリスに行って撮影したみたいだ。んー、本当によくやりました◎。
 その後、白河へ向かう。ここで、夕食を食べ、東京へ帰宅する予定だ。ラーメン屋の近くに千駒酒造という酒蔵を見つける。昨晩のハーヴェストで日本酒に目覚めた僕は、思わず一升瓶のひやおろしを買ってしまった。フルーティで良い感じのお酒だ。

今日の夕食は茶釜食堂のラーメン。ご覧の通り、しっかり、しかし繊細な出汁がおいしい醤油ラーメンだった。白河はラーメンも蕎麦も本当においしい。

ということで、4泊5日のみちのく紀行おわり。なんだか、あっという間であった。紅葉は、例年ほど色づいてはいないとの話ではあったがとても楽しめた。余りに食に走りすぎたため、ちょっと体重超過気味。ダイエットに突入だ!



2010年10月19日火曜日

みちのく 四人旅 Day 4 バナナ仙台(裏磐梯)

後半2泊は東急ハーヴェスト裏磐梯グランデコ。初めての滞在だ。「裏磐梯」が、なぜか息子には「バナナ仙台」と聞こえるようだ。「バナナ仙台、バナナ仙台」と繰り返している!?

ここは、建物の一部はパブリック、一部はハーヴェストになっている。こういった形式で、宿泊地のチョイスが増えるのは非常に有難い。しかし、部屋も設備もハーヴェストの基準を満たしているかというと疑問だ。例えば、ここの部屋は34平米からと、一般的な部屋と比べると非常に狭苦しかった。また、温水プールが偉く冷たかった。他のクラブでこの様な思いをしたことはなく、残念極まりなかった。
とはいえ、大自然に囲まれたこの環境は素晴らしい。ホテルからゲレンデにすぐに出られるのも◎。ここはやはりスキーをしに来るのが一番いいんだなぁと改めて感じた。ホテルのあるところは、標高1,000M強でそれなりに紅葉しているが、もっと上に上がって見たい欲求に駆られ、ゴンドラに乗る。
標高1,300m超までゴンドラで上がる。途中は素晴らしい紅葉、そして着いたらもう晩秋の雰囲気。向こうには、磐梯山も望める。
デコ平湿原を巡るトレッキングコースが整備されており、1時間強の散策を楽しんだ。夏に来ても楽しそうな場所だ。平日にも関わらず、多くの人でにぎわっている。特にシニア層が多い。息子は「偉いねー」と何度もほめられた。娘を抱っこして歩いた僕も同様。
こちらは、猪苗代湖から望む磐梯山。いやー、上がどーーーんと吹っ飛んだこの風景。どのアングルからみてもワイルドで素晴らしい!
さて、今日は近くに外食出来る場所もないために、ホテル内の和食レストラン「吾妻」を予約した。ハーヴェストのレストランは、結構微妙なところが多いと思っていたが、ここは違った。こんな山奥で、かなりレベルの高い和食を楽しむことができ、非常に満足!「松茸」など、季節の食材がふんだんに使われていて、嬉しい。他にも、お造りや鱧など、珍しい食材をふんだんに使ってあった。繊細な味付けは家庭では再現できず、それだけで有難い。
お酒も、猪苗代湖地ビール(生)や地酒が揃えてあり土地の物を楽しめ大満足。
子供には贅沢させない主義ではあるが、運動会も頑張ったしご褒美ということで「お子様コース」を頼む。子供のメニューは一気に運ばれるのだが、「うわーー、おいしそう!!」と大興奮だ。

部屋やプールなどのハード面は難点が多いも、食事は最高で良い思い出になった。

2010年10月18日月曜日

みちのく 四人旅 Day 3 那須から裏磐梯へ

那須のパン屋さん
ハーヴェスト那須は、周りにおいしいパン屋さんが点在しているのも有難い。しかも、比較的早い時間からオープンしている。
二日目朝は パン香房 ベル・フルール お上品でおいしいパンを売ってます。でも、我が家にとってはちょっとお上品すぎるかなぁ。お値段もリゾート価格で、ちょっと高い。
三日目朝は、一番近いパン屋さん ベーカリー鈴比呂 のつもりだったのだが.....、おばちゃんが作ってる素朴でおいしいパン屋さんだったのだが、事情により閉店とのこと。これは痛い。残念無念。長い間、お世話になりました。
気を取り直して新規開拓!と思い向かったのがパン工房 ドリーム かなり分かりにくいところにありますが、ここもかなりおいしいし、お値段もリーズナブル。一度行くと、次回以降がリーズナブルになるリピーターカードを貰える。これは、素晴らしいアイディアだと思った。観光地ではなんでも割高にせざるを得ないが、リピーターは大事にしたいという気持ちが伝わってくる。また、訪れたいと思うパン屋さんだった。
今回は行けなかったが、毎回東京に戻る帰途に訪れるパン屋がある。NAOZOだ。石窯で焼いたここのカンパーニュは素晴らしい!毎回、那須から戻った夜には、ここのパンが食卓に上がります。

さて、名残惜しいが那須を出発する。昨年ドライブした甲子道路を抜けて、北上し、まずは大内宿に向かう。ここは、ハーヴェストにあった案内で目にしたのだが、果たして素晴らしい場所だった。昔の宿場町がそのまま残されている。藁ぶき屋根の街並みが両側に広がり、タイムスリップしたようだ。白川郷みたい。平日にもかかわらず、沢山の観光客でにぎわっていた。


多くの飲食店があるが、僕の嗅覚が探り当てたのはこのお店。山形屋。軒先でおばちゃんがそばを打っている。はたして、大正解!こんなに新鮮で、蕎麦蕎麦した蕎麦にはめったにお目にかかれない。大盛りを頼むと、ご覧のようにこんもりと盛ってくれ嬉しかった。お店の中も、囲炉裏があって昔風で、子供を連れていくにも非常に良い。
かなり満喫をして、会津若松へ北上。もう十数年前に一度来たことがあるが、なぜかこの街の記憶はほとんどない。駅に降りたりしたが、暗くなり始めの中途半端な時間だったため、特にどこかに立ち寄ることもなく更に北上し、喜多方へ。
目的は、勿論ラーメン。駅で、ラーメンマップを手に入れる。なんと、人口3.7万人の街に、120件のラーメン屋があるそうだ。これを目指して、年間百万人が訪れるという。すなわち、一店当たり一日22名の観光客。これは、なかなかの数字だ。

駅に近く、喜多方ラーメン発祥の店と言われる源来軒へ。子供とシェアすべく、大盛りを頼んだら、笑っちゃうくらい大盛りのラーメンが出てきた。あっさりしているも、色々な出汁の繊細な味が感じられるスープは◎。縮れ面もGood!おいしかったです。

2010年10月17日日曜日

みちのく 四人旅 Day 1 & 2

東北方面、秋の旅。初日二日目は、東急ハーヴェスト那須宿泊。
本当は、運動会が終わった後に速攻那須に向かうつもりだった。しかし、先述の通りくたくたに疲れて昼寝をしたため、20時出発となってしまった。今日はチェックインして、温泉に入って、ハイお休み!


朝起きてカーテンを開けるとこの景色!感動!人造物がほとんどない。パーンと開けた緑、緑、緑。
家内曰く、アフリカの国立公園にでも来たみたい。 確かに! これまでは中庭向きの部屋ばかりだったため、外向きの部屋がこんなに素晴らしいとは知らなかった。


お部屋はこんな感じ。典型的な和洋室。ハーヴェストの和洋室は子連れには本当に居心地がよい。
カーペットの上でゴロゴロされるのは困るが、和室ならOK!

旅の第一の目的地は、子供に幅広い経験をさせる事だ。今回は、釣り。といっても、釣り堀ではありますが、手軽に行けて釣って食べられるって良い経験になるはず。向かったのは「清流の里 那須高原」。 携帯クーポンを見せると、竿代、えさ代は無料。初めて20分くらいは悪戦苦闘だった。餌を食いつきに来るのだが、ハリには引っかからず食い逃げされてしまう。色々と工夫した結果、餌を小さめにつけるとすぐに引っかかった。んー、これって常識なのか?


その後は瞬く間に釣れて、こんな感じ。魚代と焼き代で一匹600円ほど。ま、安いとは言えないけど、最高のエンターテイメントでした。ここは、お蕎麦も後ろの方で打っていてなかなか美味。息子も大喜びで、来てよかった。


その後、宿に帰ってプールで泳ぐ。ハーヴェストは大半の施設に温水プールが付いているのが非常に嬉しい。僕は、海外出張にも必ず水着を持っていく水泳好き。子供と遊べるのも楽しい。息子は、あれだけ怖がっていたのに、今回はきちんと顔を水につけられるようになった。

夜は、すぐ近くの 炭火焼肉 アン・ユー・ルーへ。酒が飲めないのは仕方ないか......と車で到着するとなんと、5Km以内は送迎してくれることが判明。残念無念。HPに書いておいてくれればいいのにー。しかも、土日は食べ放題3,500円ですと。んー、食べ放題は食いすぎるから避けたいのだが、明らかにアラカルトで頼むよりValueだ。食いすぎないぞと肝に銘じて食べ放題にするも......やはり食いすぎた。ま、いいかな。お肉は美味しかったです。だったら、文句言うな...って感じですが。ハイ。

2010年10月16日土曜日

初体験 子供の運動会

本日は、子供の運動会だった。初めての経験。どうも、かけっこが遅いとのことで、先週末から訓練をした。と言っても、「よーいドン」で走るということと、「目標は一番」ということを教えただけだが、総時間2時間ほど。

かけっこは僕の方が緊張してしまった。息子の出番が来ると、かなりドキドキした。なんと、教えてあげた「よーい、ドン」のスタートではなく、「よーい ピー(笛の音)」になっている。げげげ、あいつ「ドン」じゃないと走らなかったりして.......。名前が呼ばれると、かなり元気よく手を挙げて返事をしていた。これは、◎。そして、「よーい、ピー―」。 むむ!、やはり出遅れておる。思わず、撮影中のビデオがぶれてしまい、被写体を一瞬見失う。しかし、その後ぐんぐん追い着いて、6人中2番だった。心底、ホッとした。いやー、本当に親ばかだ。

しかし、ホッとしたのもつかの間。なんか親が出る競技にあれこれエントリーされている。玉入れ、カメさんリレー、スプーンリレー。上にも子供がいる方々に、「本気で練習しないと負けますよ!!」と脅される。のーんびり園児の演技を見る間もなく練習に励んだ。もう、みなさん、マジ。「どうせ幼稚園のお遊びさ~」なんて気を抜けるような状況にない。いや、ここでヘマやると来年までずっと言われそう。息子がこれが原因で苛められたりして!

ということで、なんかアンカーやら先頭走者やらに成り行き上ならされ、思いっきりマジにスポーツした。こんなに本気に体動かしたのは久し振りだ。

息子も、5月の父親参観の時は全く落ち着かず、どうなる事かと思ったが、今回こっそり観察していると、きちんと出番以外では椅子に座って観戦している。なかなか社会性も出てきている模様。「半年も幼稚園に通うと、こんな風になるんだー。」と、嬉しい様なちょっとさびしい様な気持になった。

天候も良く、楽しい一日だった。親同士の交流も色々な年代の人がいてなかなか楽しかった。下の子も含めて、あと5回はこれをやるんだなぁ。ここから暫くが、家族にとって最も楽しい時期だなぁ。楽しまないと!

家に帰ると、全身がだるく、2時間ほど昼寝をせずには動けなかった。

来年もがんばるぞ!

2010年10月12日火曜日

デフレの正体 藻谷浩介著

本というのは、期待に反してホームランどころではない良書に出会うことがあり、それが読書の醍醐味だと思っている。特に、実用書は意外とヒットレシオが低く悩ましいが、それでも場外大ホームランに時々出くわすので辞められない。

松谷明彦著の「人口減少経済の新しい公式」と「2020年の日本人」はそういう意味で私の中から根拠のない楽観を排除して、未来への確信というか覚悟を与えてくれた格別のヒット策だったと思う。

  

以後、人口問題というのは日本経済を見通す上で最も重要なものだと考えており、これを無視したロジックは元々から破綻していると考えている。現実を直視しない「屁理屈」に付き合う必要がなくなっただけでも上記の2冊のメリットは大きかった。

そして、今週、久しぶりにこのテーマでの場外ホームランに出会った。
藻谷浩介著「デフレの正体」だ。

人口減が避けがたきマイナスプレッシャーとはわかっていたが、
その悪影響は死亡者数が出生者数を劇的に上回る10年から15年ごではなく、未曾有の就業者数減をみるこれから5年であるという事実は衝撃的だ。



一番重要なポイントは、内需は就業者数に左右されてきたし、これからもそうなる。
その就業者数は失業率が安定している日本では、生産年齢人口の波が決定要因。
就業者数予想は、以下の通り。

85年=>90年 +332万人
90年=>95年 +246万人
95年=>00年 -115万人
00年=>05年 -147万人
05年=>10年 -250万人
10年=>15年 -447万人 <=今からの5年が、まさに人口オーナス最悪フェイズ

小売り、住宅、運輸などなど、様々な内需産業がこれまで以上の売上減に見舞われる可能性が高い。生半可なリストラ策では乗り切れそうにない。デフレプレッシャーは弱まるどころか加速するのだ。

こんななか、CPIの安定をターゲットに金融緩和を行うと、何が起きるのか?
「それでもここだけは大丈夫」という所に、資金が集中するのであろう。

2010年10月10日日曜日

現代中国女工哀史 レスリー・チャン著



あるレポートで名前を見つけ読んでみた。
中国の工場見学に行くと、活気がある、みんなまじめそう、頑張ってるなぁなんていう印象は受けるのだが、この人たちがどんな日常生活を送っているのか皆目見当がつかない。恐らく、現地の工場でのマネジャークラスの人々も同様ではないだろうか?
この本は、元WSJの記者がであり、Chinese Americanである著者が実際に現地に暮らしてみて何人もの工場労働者をインタビューして書いたルポタージュだ。彼ら、彼女らの日常生活、価値観、職業観、人生観、恋愛観などが丸で友達にでもなったかのように伝わってくる。これを読んだ後にちょうど、ホンダでのストや、ホンハイでの自殺者多発などの事件が報じられた。メディアの報道以上に感じる事が出来たのは言うまでもない。

特に仕事で中国と関わることのある人にはお勧めしたい一冊。

2010年10月9日土曜日

日本の観光産業は時代遅れ!

雑誌「選択」の巻頭記事は、僕の常日頃感じていることを活字にしてくれていて嬉しかった。日本の観光産業に携わっている人が読むと、どう思うのだろうか?

先ず、旅館の煩さはあり得ないと思う。仮に早く到着してしまうと、15時前はまるで「招かざる客」だ。それが、15時を過ぎると一転、「お客様」になる。そして、余りに早すぎる10時のチェックアウトに10分でも遅れようものなら部屋の電話がガンガンなり、追い出される。食事もそうだ。17時半から19時までの間のお好きな時間と言われる。いやー、お好きな時間は20時なんですが.....。フレキシビリティ全くなし。朝食なんか、最悪。ぬるい味噌汁と魚の日干しくらいしか出さないのに、朝早くから起きなければならない。貸切風呂なんてのも、分単位で予約なんて全く落ち着かないよ。そもそも連泊なんて想定すらされてないし、フル(押しつけ)サービスで割高で、アホらしくて連泊なんてできない。

特に大規模温泉ホテルがすべて内側に取り込んでしまった著名な温泉街なんて最悪。10時に追い出された人が、仕方なく入るような「ガラス博物館」だの「ぬいぐるみ博物館」だの「○○園」だのしかない。食事するにしても、昼食需要に絞った割高なお店ばかり。一日過ごせる公園があれば有難いのだが、そんなのありゃしない。

中国からの訪問客1万人キャンセルというニュースをみて驚愕した。まだ、こんなことやってるんだぁ。なぜ、「社員旅行」に来てた人が、個人旅行で来ないのか?何をやったらいいのか?そんなことも考えずに「社員旅行」の代わりが「中国人旅行客」らしい。観光庁が音頭をとってこんなことやってるんだから、泣けてくる。日本の観光サービスは決定的にイノベーションが欠けている。同僚の外人連中も、日本はきれいなところが多いのに、コンクリばっかりにしてしまってといつも嘆いている。彼らは長期に1カ所滞在というのが基本的な旅行のスタイルだが、そのニーズを満たす施設は極めて少ない。


以下、雑誌の記事です。
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・宿泊施設は地域の文化とはかけ離れた、観光スタイルといえば一昔前の大型バス観光の発想にとどまっている。
・ホスピタリティという観念の洗い直しも必要。例えば日本の旅館では出入りの時間や食事、風呂の時間まで細かく決められ  それに客側が合わせるスタイルだ。今は提供者が客に合わせる時代である。意識の高い日本人の中には国内の観光地を見放している人も多い。
まずは自らの「遅れ」を認識し、世界の観光産業の進んだノウハウを吸収することだ。そして景観を洗い直し、作り直しを急ぐことだ。バブル期の悪趣味な観光ブームで、日本は歴史的な景観を粗末にし続けてきた。
国の政策も旧態依然の大型バス観光的感覚が根強く、どうしても数字に走り、中国人招致一辺倒だ。
 ショッピングにしか興味がない今の中国人の観光スタイルに流されれば、日本の観光文化が破壊される懸念もある。
 観光立国という方向性自体は正しいが、必要な知識やノウハウを身につけないまま、やみくもに進むようでは、実現は不 可能だ。
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しかし、子供が小さく、国内観光地を見捨てるわけにも行かず........。僕の解は東急ハーヴェストの会員権。ここは、エクシブなんかと違い、豪華さは全くないんだけど、どういう滞在にするか自分で決められるのが良い。食事は中のレストランで取ってもよいし、外に出てもよい。僕のホームグラウンドの蓼科は部屋で調理も可能。チェックアウトは12時だし、風呂はいつでも入られるし。プールまで付いている。部屋は最低40㎡からでゆったり出来る。チェックインは流石に15時からだが、その後であれば夜中到着でもOKだ。金曜日に帰宅後出発し、23時チェックイン。ひと風呂浴びて寝て、土曜日は行き成りリゾート地。フルに遊んで2連泊というのが我が家の基本パターン。那須、軽井沢、蓼科などなど、あちこち24カ所も施設があり飽きない。

成熟化した個人旅行の受け皿として求められているのは、自然をうまく取り込んだ敷地の中にうまくヴィラを配置した様な形態だと思う。広々とした空間、日常では味わえない自然、他人が気にならない環境。これが、30戸から50戸くらいのスケールがちょうどよいと思う。センター施設にBarやプール、レストランをおいても成り立つ規模だ。それから、価格は人単位ではなく、部屋単位が基本ですね。
数週間前のFT Weekendにこの様な記事が出ていた。こういった施設が日本にも沢山出来ると嬉しいなぁ。 一泊1,350ドルはちょっと高いけど。どなたか、作ってください!





2010年10月1日金曜日

VIALA 箱根翡翠

週末は軽井沢に連泊の予定だったが、あちこち飛び回っていて何だか疲れた。よって、急遽キャンセル。まあ、気兼ねなくキャンセルできることもリゾート会員権の魅力かな。しかし、一端キャンセルすると、再び緑の多いところに行きたい欲望に駆られ、急遽1時間半弱で行ける箱根翡翠を当日予約した。空いてれば即行動!というのもまた、リゾート会員権の魅力だ。

箱根翡翠の魅力は、このお風呂に集約されていると思う。いやー、本当に心底リラックスできるモダンジャパニーズな空間です。お風呂だけでなく、入浴後のパブリックスペースが充実しているのもポイント。マッサージチェアでゴリゴリとやって、ライブラリーで新聞を読み画集を眺め、お庭を散策し、また入浴。あーhow relaxing! 夕食は、外へ。レストランが割高で、味もそこそこなのは東急ハーヴェストの難点。しかし、キャパシティをミニマムにして固定費負担を避けるという戦略は理にかなっている。おかげで、ハーヴェストクラブの周辺にはどこも結構いい外食処がある。日本の温泉街が廃れていった最大の理由は、巨大なハコモノ温泉ホテルが、食事もお土産もカラオケも何もかも取り込んでしまったことにあると思う。東急が意図したことかはわからないが、敢えて全て取り込まないことによりリゾート地、温泉地全体の魅力度が上がるということを事業者には認識してほしいものだ。今回は、近所の「花菜」へ歩いて出かけた。お刺身が前日予約になってたのはちょっと残念だったけど、なかなかおいしいお料理でした!

箱根翡翠は10ヶ月ぶりだったけど、もっと頻繁に来たいなぁ。ほんの一週間前にはインドに居たのがうその様。のんびりできました。

Sony ハンディカム HDR-CX550V レビュー


家電ヲタです。ガジェットヲタです。基本的には2年サイクルで買い替え、古いものは賞味期限が切れる前にヤフオクが鉄則、なるべく小さな負担で最新機種を使い続けることにしています。しかし、上の子供が産まれたときに勝ったDCR-SR100はなかなかの名機で思わず4年近く使ってしまいました。まあ、まだブラウン管TVなので、HDのカムコーダーにする必要がなかったのも理由かな。

しかし、最近「アナログテレビは2011年7月に終了云々」のテロップが常に出ていて正直目障り。そろそろ、安くなってきたし液晶に切り替えようかなぁと思ってます。そうすると、記録機器もアップグレードだな。んー、夏休みは旅の予定も一杯だし、いっそのことこっちから先に買い換えちゃえー!とやってしまいました。
価格は94,000円の21%ポイント@新宿ヨドバシ。SR100がヤフオクで12,000円で売れたので7万円を切る価格で乗り換えられました。高いのか安いのか?カムコーダーは恐らく最も粗利が高いデジタル機器だと思う。似た性能が3万円を切っているデジカメについている。これにちょっと大き目の液晶つけて、それっぽい筐体に入れただけで、売値が3倍近く!!いくいくは、静止画+動画は完全に統合されてしまうんだろう。とはいっても、一度カムコーダーを使い出すと、まあ使いやすい。ズームの速さや、ピントあわせの速さみたいなのはコンマ数秒の世界ではあるが、やはり快適だ。そして、今回一番の進化は広角撮影。今までと記録できる「視野」が全く違う。これは、ビデオ撮影の楽しみを大きく広げてくれた。記録メディアがHDDからフラッシュメモリーになっており、軽く動作も快適なのも◎。画像もきれいだし、ピントも瞬時に合う。静止画はキヤノンだが、動画はソニーだね!

かなり満足。お勧めします!