あるレポートで名前を見つけ読んでみた。
中国の工場見学に行くと、活気がある、みんなまじめそう、頑張ってるなぁなんていう印象は受けるのだが、この人たちがどんな日常生活を送っているのか皆目見当がつかない。恐らく、現地の工場でのマネジャークラスの人々も同様ではないだろうか?
この本は、元WSJの記者がであり、Chinese Americanである著者が実際に現地に暮らしてみて何人もの工場労働者をインタビューして書いたルポタージュだ。彼ら、彼女らの日常生活、価値観、職業観、人生観、恋愛観などが丸で友達にでもなったかのように伝わってくる。これを読んだ後にちょうど、ホンダでのストや、ホンハイでの自殺者多発などの事件が報じられた。メディアの報道以上に感じる事が出来たのは言うまでもない。
特に仕事で中国と関わることのある人にはお勧めしたい一冊。
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