London滞在だけでもよかったのだが、長らくご無沙汰のコッツウォルズにも足を伸ばしたく、一泊することにした。イギリスのレンタカーは全くいい目にあわない。売れない大衆車をかなり高い値段(今回は、1泊2日で約4万円......)で借りることになるからだ。大概が、FordかVauxhall(欧州GM=日本ではOPEL)だ。今回は荷物も多かったので、大き目のワゴン車を予約した。そうしたら、なんとSKODA(シュコダ)のオクタビアであった。いやー、びっくり。というか、残念。ん、しかし、SKODAなんて、めったに乗ることないからいい経験かな?
チェコのメーカーであるSKODAは、91年からVWグループに入っており、イギリスでは「廉価版VWではあるが、信頼性もそこそこ高く、実用的で、悪くない選択」くらいの位置づけになっている。実際、思った以上にブート(イギリス英語では、トランクのことをBootと言います)は広く、後日借りるAudi A6よりも積めてしまった。まさに、Practical!
エンジンは、VWの1.9L TDI。リッター15キロくらいを余裕でたたき出す。
それより何より、このインテリア。そして、乗り心地。まさに、ふた世代前のVW Golfそっくり。恐らく、同じプラットフォームなのであろう。あの、Golfは実はロンドンで2年ほど乗ったことがある。そして、あまりに楽しくなくて、BMW525iに乗り換えたのだった。んー、久しぶりの乗り心地ではあるが、全くうれしくないぜ。失礼。車のことになると、毎回熱くなるわたくしでした。
さて、コッツウォルズのたび。先ずは、思い出の地マーローにでも立ち寄ろうと思い、早々にM40を降りる。イギリスの道は、実にわかりやすく番号を振ってあるため、普通に地図が読める人は迷うのは難しい。難点は、ラウンドアバウトぐらいであろうか。これも、慣れればどーってことないが。Marlowは、駐車場を決めかねているとそのまま通り過ぎてしまった。しかし、コッツウォルズのテムズ川流域には魅力的な街が点在している。気を取り直して、Henley-on-Thaemesへと向かう。レガッタで有名な街だ。
どうでもいいんですが....イタリア車のツーショット@Henley-on-Thaemes。結構、Fiat=アルファロメオを見かけるようになった。
かわいらしい町並み。
実は、Londonのフラットに食べ切れなかった食材が多くあった。僕が車をとりに行っている間に、家内がランチボックスを作って置いてくれた。ポジティブサプライズ!このきれいな風景を見ながら、お弁当を食べました。テムズ川クルーズなんかもやっていて、ぜひ乗ってみたかったのだが、目的地へ向かうこととする。
I Love beautiful English country side.....!
ということでやってきました、BiburyのSwan Hotel。ここは、地球の歩き方などに「英国随一の美しい村」と紹介されているため、日本人御用達の宿だ。それでも、何度も行きたくなってしまうほどのいい村です。前回は、駐在中のわれわれを訪問してきた両親を連れて2005年に訪れた。上の子がおなかにいたかいないかの頃だ。懐かしいなぁ。
ちょっと恥ずかしくなるような、ラブリーなお部屋。カップルには最高です。うちは、このベットに4人で寝ました.....。
Barも、レストランも併設していて、使い勝手が最高。とりあえず乾杯!
夜、8時ごろの風景。んー、きれいだ。
ホテルの様子。実は、この奥に「鱒」養殖場がある。駐在中は、ここに鱒を釣りに来て、持ち帰り、自分でさばいて焼いて食べたのでした。鱒は結構大きく、渡された木の棒で頭をガンガン叩いて弱らせます。あれは、ワイルドだった......。ホテルのレストランでもよかったんだけど、この村随一のパブ、Catherine Wheelでのディナーとする。
調理の趣向が随分違っていた。以前は、ワイルドで量も多い料理だったが、おしゃれなモダンブリティッシュ風に。
イギリスで旅行しても、なかなか地のものには出会わないのだが.....、ここではちゃんとトラウトにありつけました。
22時ごろにホテルに戻る。んー、いい一日。やっぱり、思い切ってコッツウォルズに来てよかった!
イギリスのきちんとした場所に食事に行くと、Bar=>Restaurant=>Drawing Roomと場所を変えつつ楽しみます。まず、Barで軽く一杯やったあと(ここではビールが多い。または、シャンパン)、Restaurantで食事を頂き(主にワイン)、最後はDrawing Roomでデザート、エスプレッソやデザートワイン(ポルトとかソルテーヌ)を楽しみながら、葉巻をやる感じです。この時間の流れが最高で、僕も駐在時代は葉巻くらいはやろうかと努力したのですが......、酔いが1000xくらい早く回ってしまうため断念した次第。写真はSwan HotelのDrawing Roomです。
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