今回のLondonの宿泊先を決めるのには相当苦労した。子供連れでホテルの一室だと狭いし、毎回食べるものの心配もせねばならずかなり大変。洗濯だってしたい。よって、キチネット付きのサービストアパートメントにするつもりだったが、いつものBayswaterの常宿がかなりのボッタクリの値段になっていた。ピークシーズンだから仕方ないものの、一泊4万円越えはあり得ない.....。あーでもない、こーでもないと探していると、家内が面白いサイトを見つけてきた。Airbnbだ。これは、主に個人が空きのあるときに別荘や、自宅を貸す仲介をするアメリカのネットベンチャーだ。これは、面白い!ネット検索してみると、まだIPO前だが、現在の推定企業価値が既に1000億円を超えている。
借りる場合は、直接アカウントを作ることもできるが、FACEBOOKとリンクさせることで、貸し手がある程度独自に信用調査ができる仕組みになっている。お金のやり取りと、トラブルの対応がAirbnbの仕事の領域。先日のFTでも、自宅をならず者に貸してしまいひどい目にあった人の話が出ていたが、きちんと対応、保障している様だった。 アセットライトがネットビジネスの基本であるが、他人のアセットをフルに活用してマネタイズするAirbnb。面白い!ぜひ、成功してほしいものだ。
リビングルーム。とってもコンフィ。
ルクルーゼの調理具でまとめられたキッチン。オーナーも、お料理好きなのかな?
キッチンから中庭を望む。
因みに、ここは一泊2万円ちょっとだった。ウェストエンドの高級ホテルより全然安い!しかも、2ベットルームとそこそこサイズのレセプションルームにダイニング。ロケーションも最高で、大満足だった。Airbnbは、借りる前に何度か直接やり取りをせねばならず、鍵の受け渡しをどうするかなども交渉する必要があるため、ある程度の語学力は必要。しかし、ホテルに泊まる旅行と比べると、全く違う旅行体験ができる。まさに、「暮らすように旅する」の世界だ。特に、子育て世代の家族旅行にはぜひお勧めしたい。我が家の海外旅行は、Airbnb抜きには成り立たなそうだ。
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